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筋肉チューニングで効果が出やすい体を目指す=健康で病気にならず若々しい体になる


筋肉チューニングセラピストは一人一人のお客様の筋肉を90分〜120分触ります。
1回の施術の時間が長いと思われると思いますが、これは必要な時間です。
なぜならば、筋肉が緩むのに時間がかかるからです。
マッサージではないので、セラピストが手で「モミモミ」と忙しくやれば成果が出る、というわけではないのです。

全身に力が入っている人ほど緩ませるべき筋肉が多く、また緩むのにも時間がかかります。じっくりと待ってあげる必要があります。

そうなんです、筋肉が緩む時間にも個人差があります。

なぜかというと、筋肉は収縮する時だけではなく、元の状態に戻る=緩む時にもエネルギー(ATP)を消費するのです。

食べ物がそのままATPになるわけではないので、いくら高カロリーのものを食べていても実際使えるエネルギーが多いわけではありません。

食べたもの(糖質、タンパク質、脂質)からビタミンB群、鉄、マグネシウムを使って変換し、最終的にATPにするのです。

ATPとは、筋肉の伸び縮みだけではなく、生命活動全てにおいて必要です。ですので、不足すると疲れやすく感じますし、エネルギー不足で緩ませても緩むエネルギーがないので「緩みにくい」筋肉になります。

同じ施術時間90分でも、施術を受ける方の状態によって緩む速さは変わります。
なので、私たちセラピストはお客様のお身体の状態と生活習慣によってより緩みやすい体になるようご提案させていただくことが多いです。
それが効率が良いと思うからです。1回の施術で「自分自身も最善のことをしよう」と思っていただけるといいなと思います。(もちろん、リラクゼーション目的で来店される方もいます。)

・タンパク質をしっかり摂る
体の元になる。全身で見ると約3週間で半分のタンパク質が入れ替わっている

→足りると髪の毛や皮膚、爪が綺麗になる


・ビタミンB群、マグネシウムを特に意識し、ビタミン・ミネラルをバランスよく摂る

ビタミンB群はATP生成に必須 約300種類の酵素の働きを助けるマグネシウムは消耗が多いが不足しやすい 筋肉が緩む際にも使われるミネラルであり、全身のスイッチをOFFにするリラックスミネラル
(マグネシウムが多く含まれる食品:大豆、大豆製品、あずき、海藻類、アーモンド、玄米)


・糖質は少なめにする

エネルギーにしかならない糖質は少なめにする 特に白砂糖と人工甘味料は避ける

→疲れやすさにもつながるが、余った糖質からできるAGEsが皮膚に蓄積するとシミやシワに、目に蓄積すると白内障に、脳に蓄積するとアルツハイマーに


・有酸素運動を行い、ミトコンドリアを活性化させる

脂質をATPの材料にしやすい体にする、最高脈拍の60%以下での運動(180の公式)


・食べ過ぎずに空腹時間を設ける
空腹は体の代謝や免疫機能が活性化する


・添加物、農薬、小麦を避けれるものは避ける
吸収の要である腸の負担を減らす 小麦に含まれるグルテンは日本人は70%が分解できない 腸の隙間に入り込み慢性炎症をもたらす 不要なものは解毒にエネルギーが使われる



わたしは、筋肉チューニングを受けることで自然と背筋が伸びたり、足を伸ばして座ると上半身が後ろに倒れていたのが楽に座れるようになりました。

歳を重ねると、だんだんと足が上がりにくくなったり、足腰に痛みが出たりします。また、猫背がひどくなったり、肩が丸まったりしてきますね。小さな歪みだったものが、年数が経つに連れて頭の重みを耐えきれずに大きい歪みになってしまうのです。

これは、そもそも筋肉が硬くなることで骨が引っ張られて起こる変化ですが、見た目上の問題だけではなく、自然な骨の積み重ね方ができていないことになり、その状態がさらに筋肉に余計な力を使わせてしまいます。

筋肉を緩めて痛みのない体、健康な体、若々しい体を作っていきましょう。






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