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基本的な飼育環境

はじめてトゲオアガマ飼育をはじめる方に
安定してシンプルに飼える飼育環境をご紹介🙂‍↕️
飼育に必要なシェルターや、
皆もを悩ます床材に関しても紹介します。

※繁殖を前提に飼育をする方は環境温度設定等
別途記事を参考下さい
→coming soon

【環境設定】_____________________________________

●規定温度(ケージ内での最低温度)約25-26℃

エアコン管理をしない方は規定温度14℃-42℃
10℃以下になる場合はシェルター下部
パネルヒーターにて26-30℃維持必須
ないと下痢になり体調を崩す場合があります。

バスキングスポット温度 45-55℃

紫外線量はガンガン

●点灯時間おおよそ7-15時
ご自身生活に合わせて夜型にすることも可能です。
餌やりをしたい時間の1-2時間前を点灯時間にしておくと事前に起きて温まって準備をしているのでよく食べます。

●出来れば蛍光管や、LEDを使いケージを明るくすると食欲アップ

温度測定にはこちらがあると大変便利です!
詳しくは下記ライトまとめページに記載しています。 

おすすめのライトガッツリまとめはこちら!


【レイアウト】
_______________________________
ケージサイズ

ベビー(-120g):60ケージ
ヤング(-220g程):90ケージ
アダルト:推奨90ケージ以上

※バスキングスポットが広すぎるとオーバーヒート(熱中症)する事もあるので、ケージサイズの目安は
生体の3倍の大きさであることが基準となります。
スポットはケージに対して1/3以下の範囲になるように設定します。

●おすすめ床材
喘息持ちの筆者でも床材交換時の粉塵にまだ耐えられる厳選素材を紹介します😷
ドームや灯具等への砂埃の蓄積も少ないのでメンテナンスも楽です。

川砂系
ボトムサンド__________________________________


砂が立ちにくく、スクーパーでの掃除もしやすい。
ややピンク系の色でオルナータの現地の砂色に近い
60ケージで1-2袋使用。

国産川砂_________________________________________ 

砂が立ちにくく、スクーパーでの掃除もしやすい。ベージュ系の色でどんな種にも馴染む自然な色
60ケージで1袋使用。

コーン系サンド____________________________________

とうもろこしの穂軸100%天然サンド 
粉塵も少なくメンテナンス時にアレルギーが出にくい。粒が軽いので砂に比べるとふるいには時間が少し掛かるが、色味も明るく生体もきれいに見える。
糞尿臭もかなり吸収してくれる。
60ケージで一袋使用。

掃除に便利なスクーパー___________________________

サイズは小さいが
ゴミが取りやすくメンテナンスしやすい。
上記紹介3種の床材に使用可能です。

マグネッシー_____________________________________

基本的には不要なサブ情報🌝
砂がガラスに噛んで鬱陶しい···!
そんな方はいっそ前面固めてみる?!
天然成分の固める土。
トゲオアガマのスーパー掘る力を持ってしても
掘り返すことは出来ない頑丈さ。
商品説明通りしっかり水を染み込ませて押し付けて1-2日乾燥させて固定させてください。

色はアイボリーがおすすめです。
ボトムサンドを使う時はナチュラルオレンジが馴染みます。

↑参考動画の呟きがアホっぽいのは生温かい目でお見守りください···。


ジョイントマット________________________________

ベビー等誤飲が心配な個体には
ジョイントマットがオススメ。
筆者はベビーにはジョイントマットを使用しています。ウェットティッシュでの拭き上げや100均等に売っている小さいホウキセットで簡単お掃除。
水洗いもできて干せばすぐに乾くのもよし。
ガラスケージの底冷え対策にもなります。
糞が大きくなるアダルトや、尿の多いエジプトやサバク等にはあまり向きません。

ジョイントマット使用のCBオルナータベビー


60cmの大判サイズが隙間にゴミが入る率が下がるので使いやすい。表面はゴム質っぽいものより、
ややエンボスっぽい質感の方が汚れは付着しにくい。木目調等の薄いフィルムを貼ってあるものはトゲオアガマの歩行の爪で剥がれてきたりするため誤飲等の注意が必要。


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シェルター
生体が隠れるのに必ず必要。
トゲオアガマは高さが低く背中とお腹がピッタリくっつく低さのシェルターを好み、スカスカだとストレスで痩せたり、落ち着きを無くし拒食を起こすことが多い。

トゲオアガマは市販のシェルターより
2.5mm厚くらいのレンガと100円ショップ等の
スレートプレート、珪藻土マットを重ねたものが使いやすい。

肉肉しいハンバーグの様に挟まるエジプト


見た目的に微妙!という方は
輝岩石を組み合わせてレイアウトを組むのも良い。
その場合奥行きのあるサイズできちんと全身しっかり入って隠れられるように、広めの大判の石でシェルターを組むと良い。輝岩石は蓄熱性もあるのでバスキングスポットとしても使用しやすい。
使用の際はレイアウトが崩れないように安定した配置が必要である。

狭いの暗いの大好きサバクトゲオアガマ

※溶岩石プレート等は蓄熱性は優れているが、
気孔が多くオルナータやクジャク、ベビー等爪の薄い種は引っかかって爪トビを起こすことがある。

バスボンド________________________________________

石を積み上げたレイアウトにする場合、
地震や生体の力によってズレたりすることで
圧死したり、挟まって怪我をすることがある。

その際防水でしっかりシリコン素材で固定できるバスボンドクリアで接着することで
安心して自然なレイアウトを組むことができます。

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以上基本的なケージに必要なアイテムを紹介しました。別途ライト関係ついてはこちらのページにて詳しく紹介しています🙂‍↕️

若かりし日のクジャクさん🦚

↑GORO作ゆるゆるトゲオアガマスタンプ販売↑

応援ありがとうございます。 トゲオアガマの国内CBの益々の発展の支援になります。