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トゲオアガマおすすめライト

ライトっていっぱいありすぎてわからん!
一体なにを買えば正解なの?!😱

ほんとたっっっくさんありますよね···😇
私も何年も色々と買い漁り大枚を貢ぎ、
紫外線量も計測しこの辺が安牌だろう!
というものに行き着きました💡笑

ライトはケージ上からドームで照射するか、
ケージの大きさやによって、
ライトのw数の選択もかわってきます。

・エアコン無しで管理したい
・エアコン有りで管理したい


という選択肢にも変わってくるので
基本的なオススメに加えて
技アリ使用法
もお話できればと思います。

皆様のご自宅環境やケージサイズに合わせてよりよいアイテムを見つける手助けになればと思います。

前置きが長くなりましたが、
これからも長いです···!笑

お付き合い下さいませ🌝

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【バスキングライト】
バスキングライトにはザックリ3種類あります。

ノーマルバスキングライト
スポットで温度のみ上げるもの
別途で紫外線ライトが必要です

セルフバラスト水銀灯
紫外線照射と温度を上げるもの
一本で使用可能です。

メタルハライドランプ
紫外線照射
と温度をあげ、
更に太陽光に近い明るい照射力
温度が足りない場合
別途小型の保温球が必要。

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【バスキングライト】

基本的には100-150wが温度が高くおすすめです。
150wは電球が大きいので設置の位置や角度が
少し難しいかもしれません。
冬場エアコン無しの場合は100wでも温度が足りないことが多いので150wを使う必要が出てくる事があります。
ケージが60サイズ等小型の場合は
80-100wが温度勾配がとれるので使いやすいです。


サングロータイトビーム
色温度もやわらかく、明るさもあり熱量もしっかりあるのでオススメです。

■調光器

一年中エアコン無しで管理する場合
冬場は150wで使用できていても、
夏場はスポットが暑すぎてしまう事が多いです。
こちらの調光器を使用しておけば電球を付け替えることなく夏場は節約も兼ねて50-80w程度に出力を落とすことが可能なので急な気温上昇時にも安心です。
因みにこちらの調光器は電圧安定を必要とするセルフバラスト(紫外線バスキングライト)、
メタルハライドランプには使用できません。


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【セルフバラスト水銀灯バスキングライト】

紫外線と温度を照射してくれる
コンセント枠に優しいライト。お値段はそこそこするのでお財布には優しくありませんが管理は楽ちんです。

60-160wまで様々な強度のライトがあります。
UVB,UVA共にトゲオアガマにオススメな種類のみピックアップして紹介します。
その他の商品は紫外線量が足りないものや使用に癖があるものとして、ご紹介は割愛致します。

パワーサン______________________________________

基本的に年がら年中欠品があり
中々手に入らない逸品···笑

紫外線量、光量、温度共に満点で
トゲオアガマも浴びるのが大好きなライト
です。
お値段もそこそこしますが良い品です。
紫外線の持ちもよく、ココだけの話···
2年くらい紫外線量は持ちます···🤫
全ての球がそうとは限らないので
使用開始から1年頃に紫外線測定機の使用をお薦めします。

温度目安(適正距離最低25cm開け位置)
160w 60-70度(特大ライトなのでドーム使用必須)
100w 50-60度
80w   40-50度(100wより紫外線量は落ちます)

ハイパーサン____________________________________

セルフバラストの中ではお値段もお手頃で
パワーサンに劣らぬ紫外線量を発揮します。
紫外線の持ちもよく、電球の耐久度も高いように感じます。但し、温度がぬるく冬場エアコン無しで飼育される方は温度不足でトゲオアガマが不調になるケースが多い為別途バスキングライトを50wでも追加することをお薦めします。
また、セルフバラスト特有の緑がかった光を発するので、生体が綺麗に撮影できないデメリットはありますが問題なく元気に育ちます

温度目安(適正距離最低25cm開け位置)
100w 35-45℃(冬場は非常にぬるいです)
80w   35-40℃
60w   35-40℃(集光力で80wとあまり変わららない)

ソーラーグロー__________________________________

紫外線量はパワーサン、ハイパーサンには少し劣りますが安定していい数値がでています。
(パワーサンとハイパーサンが強力すぎ?)
温度も十分で色温度も良いので生体の色味もハイパーサンほど緑がかった感じになりません。

温度目安(適正距離最低25cm開け位置)
125w 35-48℃(球が大きいのでドーム推奨)
80w   32-40℃(温度不足のため別途保温球が必要)

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【メタルハライドランプ】

安定機を伴う紫外線+温度+高い照度を発する紫外線ライト。
太陽光に近い色温度と高演色(自然に近い色味に見える)で光量も明るい為、生体本来の発色を観察でき、餌の視認性も上がるため食欲促進になる。
コストは高いが、ベビーをはじめ繁殖期のメス等に
十分に紫外線を与えたい方には特にオススメです。
大体はケージ上部から照射になることが多い為
冬場エアコン無しで飼育する方80w程度の保温球を追加する事をお薦めします。

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パワーサン H.I.D. メタルハライドUVB 70W

zoomedの逸品
照射範囲も広く光量もあり、UVAも豊潤で素晴らしい。並行輸入品も使用は可能だが不安定な場合もある。中古品を購入する際はジャンクの可能性もあるので気をつけよう。
人気商品で欲しいときに入荷がなかなかない!
と言うことが多々ある為、
購入したいときはなるべくお早めに
トゲオアガマがすぐに浴びに行くほど
愛される紫外線ライト。
本体の高さがあるため、使用する際はケージ外置き必須のため要サイズ確認
冬場エアコン無しで飼育する方は80-100w程度の保温球を別途使用することをお薦めします。
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ソラリウム UV 70Wセット

ライトが小さく、安定機が別であるため
ケージの高さがあればケージ内に配置することも可能です。 光量、紫外線、熱量もあり使用しやすいです。パワーサンHIDより照射範囲は狭いです。
紫外線の持ちもよく、比較的ライト自体長持ちに感じます。35w 50w 70w付け替え可能
トゲオアガマに使用する場合は70wが熱量もありおすすめです。
エアコン無しの場合の冬場は別途80-100wの保温球を足す必要があります。
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【その他の紫外線ライト】

直管型紫外線ライト
ケージ内の広範囲を紫外線で照射し、
生体がゆるやかに紫外線を吸収できる

スポットの紫外線程強度はないが、
どこでももれなく浴びれますという感じで
安全に使用できます。
保温する熱量は無いので別途保温球は必要です。

色々なメーカーが出していますが
出力値や紫外線の持ち、本体の安定性等の点から
zoomedのT5HO 10.0がオススメです。
こちらもフード類は特に人気でなかなか手に入りません···。在庫をみつけたら即確保しましょう!

初回本体を購入の際、蛍光管は入っておりませんので、別途10.0を購入することをお勧めします。

購入時、サイズやw数、10.0である事を確認しをお間違えなく。T5と間違えてT8を購入すると入りませんのでその点もしっかり確認しましょう⚠️

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紫外線LEDライト

ここ数年普及し始めた紫外線LEDライト。
使用w数も少なく、エコで長持ち。
主に海外アイテムを主軸に開発してきており、
性能的や耐久度はまちまちです。
数年間何点か試した結果、
現状ANJOJOAというメーカーのライトが
メタハラに近い紫外線量と光量でおすすめです。
熱量はないため別途バスキングライトは必要です。下記20.0に関しては筆者GOROとメーカー担当者と
1年のやりとりを行い
、弱くてアンバランスだったUVAを高出力タイプに変更し、食欲増進のため光量アップのLEDの変えるなど砂漠種、大型ケージに特化した仕様となっております。

60ケージ等高さの低いケージ等には
こちらのコンパクトな15.0タイプがオススメです。

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【その他ライト関連アイテム】

トゲオアガマ飼育において
必ず持っていたほうが良いのが非接触型温度計
(コロナでますます普及しましたね)

思ったよりバスキングスポットが熱すぎたり、
使用している電球によっては中心地が熱すぎて
トゲオアガマの皮膚が火傷を起こして溶けてしまうことがあります。
(ハロゲンタイプ
のライトは中心地が高温のものがあるので適正温度の距離を正しく使いましょう)

冬場思ったよりスポットがぬるく温度が上がりきっていない場合もトゲオアガマは体調を崩してしまうので、季節ごとの温度チェックには必須アイテムと言えるでしょう。

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紫外線測定機

トゲオアガマはご存知紫外線の申し子砂漠の民です。紫外線の不足によって食欲や成長に影響し、
仮に足りてない日々が続くとクル病(骨の歪みや神経症等)になることもあります。
適正距離が非常に重要になるので
測定機を1個もっていると大変便利です。
思ったよりも電球の長持ちさや短命さを知ることが出来ます。

zoomedのものは海外の人も良く使用されていて非常に信頼がおけるアイテムです。なによりもロゴが最高ですね。ただお値段は高価でこちらもなかなか入荷しません···🫠GOROはこちらを使用しています。

こちらは中国の方はほとんどこれを使っているそうでお値段はzoomedのものに比べてお手頃に購入可能で、計測値もほぼ差がないのでおすすめです。

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【光量アップLED】 

繁殖期及び食欲増進や活性
には
ケージの明るさも重要となってきます。
ケージ内に貼り付けたり設置ができる
LEDテープ等を使用すると生体も明るく綺麗に見えますし、食欲や活性もあがるのでオススメです。

LEDテープがあるのと無いのでは明るさが雲泥の差


こちらはメタハラの様に高演色で昼間の太陽光の元で見える色味や明るさで照射します。

使用には別途ACアダプターが必要となります。
必要連結数によって必要なアンペアが変わるので
確認して購入しましょう。

また、こちらの調光器をつかえば
冬場などケージを暗く保ちたいと時等
明るさの調整ができるのであると便利です。

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【点灯時間の自動化】

ケージ数の多い人や勤務時間が変則の方におすすめしたいのが、SwitchBot
こちらはスマホアプリで外出先でも電気のオンオフを管理出来ます。
毎日の点灯・消灯時間のスケジュールや
到達温度で自動オフなどオートメーション機能を自身で設定する事が可能です。
急な気温上昇時のオーバーヒート対策にもなります。
SwitchBotの温度計、ミニハブ、スマートプラグの
3点必要となりますが、本当に便利です。
因みにスマートプラグは左右差のあるコンセントタイプなので差し込み口の大きさに気をつけましょう。※使用にはご自宅にWiFi環境が必要です。

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【その他メモ】


砂漠のUVB量は340uW/cm²
 日本の真夏日は240uW/cm²
 木陰で60uW/cm²
 
夕方のUVB量は非常に少ない。

●ハロゲンタイプ
のバスキングライトは
 中心地が熱く距離を見誤ると
 火傷を起こす場合がある。

爬虫類のカルシウム吸収に必要なビタミンD3は
添加するより紫外線から生産するほうが圧倒的に安全。

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ご一読ありがとうございました。
アイテムまとめめちゃくちゃつかれました笑

特に質問の多い項目だったので
しっかりとまとめました。

あくまでもGOROの主観もあるので
ご自身で色々気になるアイテムを開拓いくのも
飼育の醍醐味でしょう。

ロングセラーからNewアイテム、廃盤など
移りゆくものですから、
現時点(2024.8)でのおすすめとなります。


試作品ANJOJOA20.0を堪能するオルナータくん

↑GORO作ゆるゆるトゲオアガマスタンプ販売↑

応援ありがとうございます。 トゲオアガマの国内CBの益々の発展の支援になります。