私は飽き性
「短所は、飽きっぽくてひとつのことが続かないことです。」
大学4年の夏、最終役員面接。
「あなたは弊社が求めている人物にぴったりで、悪いところが見当たらないんですよ。あなたの思う自分の短所ってなんですか。」と聞かれた時の私の答え。
これは私が就活をしているとき、1番気にしていたことだ。
何事も3年続いたことがない。
習い事のテニスだって、いつまで経ってもちっとも上達しないから、2年ほどでやめた。
高校ではラグビー部のマネージャーとして青春を謳歌したが実質の活動は2年程度だ。
大学のサークルも数ヶ月しか続かなかったし、バイトも転々とした。1番長く続いたバイトですら2年半しか続けていない。
就活をしていると「まずは3年我慢して続けなさい」という言葉をよく目にした。
私は社会人としてやっていけるか、ということよりも「3年続けることができるか」が心配だった。
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「それは短所ではないと思います。言い換えれば【好奇心旺盛】ということ。我々の会社は常にアンテナを張り、時代に合わせて変化しなくてはならないので、好奇心のある社員を求めています。」と言って私を社員として迎え入れてくれた。
そして、丸2年半でその会社をやめた。
ちょうど3年前の今頃、転職することを決めた。
突然「私、別の仕事がしたい!」の感情が湧き上がったからだ。その後、転職活動をして2018年の10月に転職をした。
(役員面接でのフラグをしっかり回収した。今となっては、こんな私を採用してくれた会社や面接のときの役員の方には感謝しかない。)
転職して2年半。
職場でいろいろあって今、休職している。
春の心地よい日差しを浴びるたび、3年前に転職を決意したことを思い出す。
仕事を休み暇を持て余した私は、noteを始めたりカメラを買ってみたり。なんとなく3年前に似ている。そろそろ今の仕事や生活に「飽きてきている」のかもしれない。
私の短所は"飽きっぽくてひとつのことが続かないこと"です。
もし今「あなたの長所は?」と聞かれたら
今の私はこのように答えるだろう。
「好奇心旺盛で、2年半〜3年ごとに次のステージへとグレードアップしています。」と。
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特にオチはありません。
私のこれまでを振り返った時に、忘れたくないこととして心に浮かんだので書きました。
次に転職活動する時に、自己紹介として使おうと思っています。(受け入れられるかは分からないですが、、)