15_気になることを記録に残すと悪化する

気になることを記録に残すと症状が悪化する。

私の場合の話ですが、
強迫観念により気になる事を記録として残すと、
強迫性障害の症状がさらに悪化する事が分かりました。

私は気になった物や言葉など何でも紙にメモしたり、
写真や動画として記録する事が多いです。
何年か前は気になってもメモなど全くしていませんでした。
メモをするようになったのは、
テレビを見ていた時に

つらい事などを文字にして書き出すと気持ちが少し楽になる

という話をしている人がいて私もやってみようと思い始めました。
しばらく続けていると、だんだんとよくない方に向かっていきました。
書かなくていい事まで書いてしまい、気にしなくていい事まで気にし始め、何でもメモしてしまうようになってしまいました。

強迫性障害の確認行為も激しくなり、
どういう事を書けばいいのか判断ができなくなりました。
大変な事になってしまったので、メモをする事をやめました。
ですが写真や動画として記録するのは やめられませんでした。
メモをするのをやめてからは、書かなくてよくなったので
そこまで細かい事を気にしないようになりました。

それから月日は経ち、
捨てられなかった広告類がシュレッダーをする事で
捨てられるようになりました。
いつもなら文字や色など気になるのに、
その時はなぜか気にならなかったです。
とても不思議でした。

しばらくして やめていたメモを始めるようになりました。
なぜ始めたかというと娘が文具にはまっていて、
手帳を書く時にマスキングテープやシールを貼り、
イラストを描いたりカラフルにしたりして
手帳を可愛くしているのを見て私もやってみたくなったからです。

昔はぐちゃぐちゃに書いていましたが、
これからは可愛く書いていこう!と、
次こそは やっていけると思っていました。

… … できませんでした。

メモをやめる前と同じ状態に戻ってしまいました。
手帳の中はぐちゃぐちゃで、
何を書いているのか分からない汚い手帳になっていきました。

メモをやめていた時に捨てる事ができていた広告類は、
また捨てられなくなりました。
やっぱり私はメモをしてはダメだと再認識しました。
なのでやめようとしたのですが、その時ちょうどお腹を壊してしまい何を食べたのか忘れていたのでメモを確認したら書いてありとても助かりました。

こういう時にとても便利だと思いました。
体の不調が多くなってきて いつ具合が悪くなったか、
何時何分に何をしたかなど、
行動と時間を細かくメモするようになりました。

こういう事だけをメモしていくなら
続けていってもいいかなと考えていたのですが、
体の不調により不安が強まり
気づけば強迫性障害の確認メモばかりになっていました。
こんなこと書かなくていいと分かっていても書いてしまいます。

書くことで少し安心しますが、それを見返すことはしません。
見返すと思い出してしまいパニックになってしまうからです。
私の場合は気になる事を何かに記録として残してしまうと
強迫性障害の症状をさらに悪化させてしまうという事が分かりました。

書いていい事と、書いてはいけない事、
写真や動画を撮っていいもの、撮ってはダメなもの

この区別が私にはできなくなりました。
以前のように記録に残す事をすぐにやめられません。
もし今やめてしまうと娘に記録を頼んでしまうと思います。
巻き込みをしてしまいそうで怖いです。

ふと思い出してはメモをする毎日。
夜はメモをしないように早く寝るようにしています。
明日も真っ白なページが真っ黒になってしまうんだろうなぁ。

私に質問などありましたら、
広汎性発達障害や強迫性障害で苦しんでいる人、
支えている人、お気軽にコメントください。
内容によってはお返事できない場合もあります。

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[ 🔖タグ ] #youtube #二次障害 #強迫性障害 #強迫観念  

うろちゃんと娘ちゃんをサポートで応援していただけましたら、いろいろな事にチャレンジするための費用として使わせていただきたいと思っています。