好きなもの紹介『TRPG』
TRPGとその魅力
TRPG(テーブルトークRPG)というものをご存じでしょうか?
通常、RPGといえばドラクエやFFなどのゲーム機を使ったゲームジャンルを想像する方が多いかと思います。
TRPGはゲーム機を使いません。かわりに進行者(GM)がシナリオを用意し、(たいていは)複数のプレイヤーがそれぞれのキャラクターを操作して問題を解決していくゲームになります。
もちろん、最近のゲームのような美麗なグラフィックも壮大な音楽もイケボもついてきません。あるのはそれぞれの世界観とシステムが書かれたルールブック、それに紙とペンくらいです。
しかし、人が作る個性的なシナリオに、突拍子もない仲間の行動、予想外の失敗や成功から転がっていく展開など、テレビゲームとは違った楽しみがあります。
また、RPG(ロールプレイングゲーム)の名の通り、プレイヤーはキャラクターになりきり、演技をしなければなりません。
伝説の剣士にも、没落貴族にも、姑息な盗人にも、知的な大学教授にも、闇に生きるニンジャにも、世界観が許すならなんにでもなれます。
つまり、非常に業の深いゲームです。
TRPG最大の欠点
と、TRPGは非常に魅力的なゲームなのですが、いくつか難しいところがあります。
それはなれない内はシステムが理解し辛かったり、ルールブックが高額で手が出せなかったり、集まる場所が確保できなかったりなど、様々です。
しかし、それらを乗り越えた愛好者でも避けて通れない問題点があります。
それは人の集めにくさです。
娯楽としてはマイナージャンルであり、共通の趣味を持つ人を探すのも一苦労。さらに軽いシナリオでなければ1プレイ数時間はざらにかかります。
しかもゲームによりますが四人前後はプレイ人数が必要なこともあり、社会人になれば規定人数を集めるのも困難になります。
最近は地域で集まるイベントがあったり、ネット上でやりとりをしたりと、昔に比べて集まりやすい環境が整ってきていますが、それでも敷居が高いのは間違いないでしょう。
私自身は、そんな面倒なところも含めてTRPGが大好きなわけですが。
次があれば、持っているシステムの紹介したいと思います。
ルールブックの数だけ広がる世界には、いつになってもワクワクさせられますね。
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