Shokz OpenFitと一年を過ごして
私はランニングや通勤、Web会議、オンライン会などで、
Shokzの骨伝導ワイヤレスイヤホンを使っており、
愛用しているOPENMOVEやOpenRun Proの評価を記事にしました。
今度は、一年前に購入したShokz OpenFitを評価します。
*ご注意*
Shokzつながりで来られた方は、OpenRun、OPENMOVE、OpenCommなど
骨伝導イヤホンを使われていると思いますが、このOpenFitは
骨伝導ではありません。
私は通勤時に使っている「カナル型」の代替を探してOpenFitを買ったため
記事の観点としてあらかじめご承知おき下さい。
1.Shokz OpenFitとは
Shokzの発売した「オープンイヤー」をコンセプトとした
ワイヤレスイヤホン。
平たく言うと、耳にイヤホンをねじ込まないでいいやつ。
2.購入したきっかけ
私は通勤時に、耳にイヤホンをねじ込む「カナル型」のイヤホンを
使っていましたが、実はこのタイプのイヤホンが好きではない。
装着しても耳から外れるし、何より耳内の違和感がある。
こういう問題を避けるため、ランニング中に音楽を聴く場合に、
カナル型ではない骨伝導イヤホンを使っていたりする。
通勤時にも耳にねじ込まないものがないか探していた中、
OpenFitの発売を聞きつけて、クラウドファンディングで
お得に調達しました。
3.OpenFitのスペック
細かいことはHP参照。
音質よし、バッテリーよし、ノイキャンありで高性能です。
4.実際使った結果、いいところ
通勤時に使うカナル型イヤホンの代替として、大成功でした。
ランニングなど運動でも難なく使えます。
①(耳かけ式)外れにくい。駅のホームやランニングコースで落ちない。
②(カナル型でない)耳の穴にイヤホンをねじ込まないので、
内耳に違和感がない、外音が入りやすい。
③(バッテリーが持つ)在宅勤務で定時時間程度に持つ。
④(その他)軽い、自動電源オン・オフ、防水。
お陰様で、通勤時の耳元がとても快適になりました。
ありがとうOpenFit!
5.実際使った結果、悪いところ
*僕が買った個体が不良品かも?という疑問を持っています。
*もしくは、今後ファームウェアアップデートで改善されるかも。
①(接続性が悪い)不安定。
(自動接続が不安定)自動接続機能がありますが、なかなか反応しない。
私は普段Apple Watch SEに入れている音楽をOpenFitで聴くのですが、
Apple WatchとOpenFit間で自動接続が効かないことが多く、
効くパターンを覚えて自動接続をしています。
それでも毎回とは言わず、3回に2回はしくじります。
*マニュアルにはこのように書かれている。AirPodsみたいにいかんね…
(手動接続も不安定)自動接続が利かない時に手動接続をするのですが、
プレイヤー側でOpenFitを選択してもすぐ接続できない場合がある。
世間的なイヤホンとプレイヤーのBluetooth接続は、接続中にしばらく
待機時間があるのですが、コイツの場合すぐメッセージが出て、
「登録を削除して下さい」と表示される。
こうなるとイヤホンのペアリングを解除して、再度初回ペアリングを
し直すしかない。
アプリを必ず使わないといけないにしても、Apple Watchではどうする
のかととても気になる。
*ペアリング操作の動画・マニュアル
Apple Watchでは毎回自動接続・手動接続(動画の通り)・ペアリングを
解除して再接続、の三択となる。どうして…
②(タッチコントロールが不安定)
不意に手が当たると反応して、操作しようと触れると反応しない。
もうこれはギャグかコントのようです。
コツを掴めばいいんですが、タッチ操作でこれはなぁ…と諦めました。
③(ヘミシンクの効果が弱い)スピーカーから音が出ているのに、
ヘミシンクに使うと効果が弱い・表れない
6.総評
悪いところを我慢できれば、とても有用なイヤホンです。
接続のクセに慣れて、本体で操作をしないようにして1年使っていますが、
接続できた後は快適に使えているので、もう割り切って使っている。
7.他のイヤホンとの比較
OpenFitは、OpenRunなど骨伝導イヤホンとはコンセプトが違いますが、
快適なイヤホンです(接続操作を除く。おそらく個体の不良でしょう。)