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ドミニオンカード解説:庭師

プレイ時の効果はただのキャントリップ。勝利点を獲得した時に1vpを得ることが出来る。庭師自体はデッキを強くしないカードなので、きちんとデッキの最終型を見据えて構築する必要がある。

庭師でまず目指すべきは庭師を複数枚並べつつ、1ターンに複数の勝利点を獲得するデッキだ。庭師は並べれば並べるほど、勝利点カードをたくさん取るほど勝利点を稼げるので、大量の勝利点を稼げるようなデッキを構築しよう。

例えば10金5購入、庭師5枚を並べて屋敷5枚を購入したときに獲得できる勝利点は30VP(屋敷5VP含む)だ。これを属州購入で考えると40金5購入でようやく取れる点数に等しい。庭師が並んだときの強さがわかってもらえたのではないだろうか。

庭師を並べるには引ききるのが最も早い。村鍛冶や研究所のような手段を用いて引き切ろう。庭師はアクション増加にもドローにも関与しないカードなので庭師以外のカードでデッキを回す必要がある。また出来るだけ多くの勝利点獲得する手段が必要だ。市場のような購入権を生むカードはもちろん、工房のようなカードで獲得しても良い。庭師でもらえる点数は勝利点の種類に関わらないので屋敷を取れるカードで十分だ。金量をのばすのではなく、購入数や獲得数を増やす事を意識しよう。

庭師の欠点は準備に手間がかかる事だ。庭師を並べるためには引き切る必要があるが、引ききる事に庭師は一切関与しない。通常の引ききりデッキの手数に庭師を集める手数が単純にプラスされる。そのため四人戦ではみんなが順当に属州を買っていくと庭師を並べるのが間に合わない可能性がある。そのため綺麗な引ききりを作るのではなく、多少形を崩してでも庭師を並べることを優先する必要があるかもしれない。一方二人戦ではデッキを劣化させずに将来の勝利点を増やす庭師は非常に強力。引ききれるサプライで庭師を買わないことはほとんど無いだろう。

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