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春が待ち遠しい僕ら (春を待つ野草)

こんにちは、うりぼうです。

冬も真っ只中ですね。
花を咲かせている草花もちらほら見かけますが、今回はあえて今花の咲いていない野草、特に春や初夏に花を咲かせる野草の今の姿を紹介したいと思います。

冬だからといってすべてが枯れているわけではなく、「みんな英気を養っているんだ」と感じていただければ、と思います。
(もちろん1年で寿命を迎えるものもあるので、すべてが英気を養っているわけではありません^^;)

なお、葉と実際によく咲いていた場所だけで推測しているので、万が一間違っている場合はご指摘いただけるとありがたいです。(自信薄ですみません...)

タンポポ

春になると黄色い花を咲かせる、有名な野草です。冬の姿をご存じの方も多いのではないでしょうか。

今の姿はこんな感じです。

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春はこんな感じ。(注)同じ場所の花ではありません。

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タンポポには実はいろいろな種類があって、大きくは二ホンタンポポの様な在来タンポポと、セイヨウタンポポのような外来タンポポに分けることができます。私の持っている図鑑では、花の部分による分類が掲載されていますので、冬のこの葉ではタンポポの種類は特定できませんでした。

タンポポの見分け方などは、またタンポポの咲く時期に紹介出来たらな、と思っています。

ホトケノザ

「ホトケノザ」も春の野草としては有名ですよね。日当たりの良いところだと11月頃でも花が咲いていたりします。

まずは今の姿。

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すでに、先端には紫色がぽつぽつ見えています。撮影した場所は、日中よく日が当たる場所なので、もうすぐ咲くかもしれません。

春はこんな感じ。(注)同じ場所の花ではありません

春の野原でよく見かける野草ですよね。

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キュウリグサ

あまりご存じない方が多いかもしれません。これも春にかわいらしい5mm程の水色の花を咲かせる野草です。葉などを揉むと「キュウリ」のような香りがするというのが名前の由来になっています。

まずは今の姿を。

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春はこんな感じ。(注)同じ場所の花ではありません。

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色の組み合わせは「ワスレナグサ」のようで、かわいいです。

スズメノエンドウ

今回の最後は「スズメノエンドウ」です。

おや?「カラスノエンドウ」ではないの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、「スズメノエンドウ」と「カラスノエンドウ」は別の野草です。

「カラスノエンドウ」よりも小さいので「スズメ」の名が付けられたとされているくらいに小さい白い花を咲かせるので、草むらを眺めて歩いていないと気が付かないかもしれません。(ちなみに「カラスノエンドウ」は紫の花を咲かせます。)

そんな小さな「スズメノエンドウ」も春に向かって少し育っていました。

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写真では大きく見えますが、葉は大きいもので1cmくらいです。

春はこんな感じ。(注)同じ場所の花ではありません
携帯で撮影したものですが、小さすぎてなかなかピントが合わず、うまく撮れていません^^;

IMG_9970(スズメノエンドウ)

まとめ

今回は、四種類の野草の冬の姿を紹介しました。

冬は茶色い景色の方がどうしても目立つので、足元を見る機会がどうしても少なくなりがちで気づきにくい野草。しかしながら、この冬の寒さをじっと耐えて、春を迎える準備をする野草には、なにか生き方の様なものを考えさせられます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(追記) ヘッダ画像は「猫じゃらし」こと「エノコログサ」です。1年草なので、すっかり枯れてしまいました。

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