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ナワシロイチゴでジャム作り

とうとう「ナワシロイチゴ」のガクが開いて、果実が姿を現しました!

毎度のことですが、ナワシロイチゴって何ぞやという方は、私の記事で恐縮ですが、こちらをご覧ください^^;

果実ができるのは6月頃と知り、何度か彼らの元に通っていたのですが、私が通っている間は恥ずかしかったのか(ん?!)全く開いておらずでした。

いつかな、いつかな?!と心待ちにしていたのですが、先週あたりから果実ができ始めたとの情報を聞き、さっそく様子をみに行くと、ちゃんと開いていましたよ!(ヘッダーの写真です^^)

うーん、きれいな色!赤い宝石のようです✨

とりあえず、いただきます

「ナワシロイチゴ」を調べていた時に気になったのは、「果実はそのままでも食べられるが、酸っぱいので、ジャムにすると最高!」との情報でした。

なんせ、あのWikipediaにもジャムが美味しいと書かれているくらいなので、余程おいしいのだろうな、と。

しかし、まずはそのままのお味を味わわなければもったいない!というわけで頂きました!

ぱくん。

おお、確かに甘酸っぱい!
そしてどこか懐かしい味!!

ー*ー*ー*ー*ー

小学生の頃、その辺に生えていた野イチゴの仲間っぽいものを、友人とよく食べていました。

そのイチゴの味に「ナワシロイチゴ」はとてもよく似ていたのです。

見た目もちょうど「ナワシロイチゴ」のような感じの、つぶつぶが集まって一つの果実の塊になっているものです。

今、それが生えていた場所は整地されアパートになり、植木が植わっているため、もはやイチゴの姿はありません。

何のイチゴであったのか、今となってはわからなくなってしまいました。

当時は「ヘビイチゴ」と呼んでいたのですが、大人になり「ヘビイチゴ」を調べてみたものの、「すかすかで味がない」と書かれていました。そのページに載っていた果実の写真もちょっと違うもののよう。

子どもの頃の記憶ですので、思い出補正がかかっている可能性はありますが、やはり「ヘビイチゴ」ではなかったような気がします。

子どもの頃の私は、さらにそれをジャムにしようと試みました。

ところが当時の私はまだ一人で火を使うこともできません。

でもジャムにしたい、と思っていたところ、電子レンジのレシピに「ジャム」が載っていて「これだ!」とばかりに飛びついたのです。

取ってきたイチゴは6粒ほど。

それでもジャムにできると思っていた私は、耐熱皿にイチゴを入れ、砂糖を入れてレンジへと放り込んだのでした。

途中、レンジからいい匂いがして、ワクワクしながら覗いていたのですが、出来上がったのはイチゴ飴でした。

いわば、べっこう飴イチゴバージョンですね^^;

多分砂糖の分量が間違っていたのだと思いますが、それはそれでおいしかったので記憶に残っています。

そのあと母に怒られないよう、お皿洗いに苦労したのも良い思い出です(笑)

大人になってのジャムづくり

というわけで、子どもの頃から数えて二回目の、野イチゴジャムづくりです。

まずは「ナワシロイチゴ」を取らねばなりませんが、とりあえず棘が痛い!

職場の近くに生えているので素手で取りに行ったのですが、ここまで攻撃されるとは!!

子どもの頃に取っていたのは、どうやら「ナワシロイチゴ」ではなさそうです。こんなに攻撃された記憶はありません。

これ、他の動物も近づけないんじゃないの!?
どうやって種運んでもらう気なの?!

と、内心文句を言っていたら、小指にとげが刺さって抜くのに四苦八苦^^;

文句を言ってごめんなさい。果実いただきますね。

心を改めていくつかの実を頂きました。

とはいえ、仕事帰りに取りに行ったので、日が暮れるしなんやかんやで結局あまり取れませんでした。(21gという少なさ...)

けれど、どうしてもジャムにしたかったので強行します。

ではさっそく、砂糖とレモン汁、イチゴを鍋に投入します。

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はい、少ない!子どもの頃とやること変わってませんね^^;

煮詰めていると、だんだんジャムっぽくなってきました。

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うん、飴にはならなそうだしヨシとしよう。

できたのは、瓶の底ちょっとだけのジャム。
(おぅ…なんと貴重な)

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食べてみるとイチゴのジャムよりも酸っぱいけれど、ソースなどにできそうな酸味があっておいしい!

レンジで作ったイチゴ飴を思い起こす味でした^^

パンにも塗ってみたいですが、それよりもヨーグルトに入れるとすごくおいしそうです!

自然の恵みよ、ありがとう!!
おいしくいただきます!!

おわりに

今回は「ナワシロイチゴ」でジャムを作ってみました。

普通のイチゴとは違う、甘酸っぱさがとてもおいしい!

どちらかというと、パンと合わせるよりお菓子などに合いそうな味でした。
......もっとも、今回の量ではお菓子作りには使えませんが(T=T)

なかなかたくさん取れないので大量のジャムづくりはできなさそうですが、また作りたいな、と思います。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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