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USCPA受験記 ①FAR

こんばんは。うりぼんです。本日のスコアリリースで無事FARを80点でpassできました。毎度のことながら何かのお役に立てればと受験記を記します。お時間があればお読みください。

⓪ 前提

・前提としてFARを始める前に自分はCFA level1,2である程度FARに馴染みがあり、かつ簿記2級で基本的な仕訳は網羅していたのでアドバンテージはかなりありました。また英語力も相応にあるのでここがネックにならないところも初学者と比べると優位だったと思います。この点だけで100時間ぐらいは削減できている気がします。

① 勉強スケジュール

2021/4月末  アビタス入校
2021/6月初旬 学歴審査申請
2021/7月初旬 学歴審査完了
2021/7月中旬 FAR勉強スタート
2021/8月初旬 トランスクリプト申請
         トランスクリプト完了
2021/8月中旬 NTS発行依頼 
2021/8月下旬 NTS発行
2021/9月上旬 FAR受験

スケジュールは上記のような感じでした。実際に勉強スタートしてから受験までは約1ヶ月半で、総勉強時間は200時間弱と自分で言うのもなんですが、かなり効率的にpassできたと思います。ただ闇雲に勉強していたわけではなく、きちんと計画を練ってそれを遂行した上での結果なのであくまでも確固たる勉強法の上での結果だということをご認識ください。それでは次に勉強法をご紹介します。 

③ 勉強法 

勉強法は大別してinput期間とoutput期間に分けられます。また今からご紹介する勉強法は初学者の方にはハードルが高いかも知れませんので、簿記二級を取得していてかつ英語力に不安がない方は是非ご参考にしてください。

・input期

→講義動画は一切観ずにアビテキストを一度だけ流し読みしていました。このフェーズで丁寧に講義動画を観ても4冊終えた頃には確実に抜け落ちています。なので、ここはトップスピードで4冊を終わらせることを意識していました。具体的な進め方は各chapterを学習してすぐ該当のMC問題を解き、MC問題を通して理解を深めていくスタンスでした。
→その後、一冊終わればそのbookのMC問題を全て解き直します。これは忘却曲線を意識した攻略法(短期決戦に向けて)です。これをbook4まで全てで繰り返しました。ちなみに理想はbook4まで終えた後もう一度1冊目からMC問題を解き直す(3回目)ですが、自分はできておりません、、。

・output期

→inputを終えると次は演習フェーズです。まずアビタスのTBS問題をここで初めて解きます。その後、アビ模試で実力を把握し、AICPAリリ問を解きます。自分は2018年まで解きましたが、リリ問は出来るところまでやった方がいいと思います。最終的にMC問題は2度、アビ模試、TBS、リリ問は1度のみ解きました。ちなみにアビ模試は本番1週間前に解いて結果は63/100でした。ちょうど合格者平均点ぐらいだったと思いますが、合格者はこの模試のあと2週間くらい使ってしっかりと詰めてくるので、この時点では割とギリギリの闘いになると思っていました。MCとTBSの正答率は下の画像を見ていただきたいのですが、自分が合格できたのはこの時点でTBSの正答率がそこまで悪くなかったからだと思います。

画像1

④ 本試験の感想

本試験ではTL1は特に難しく感じなかったです。TL2はTL1に比べて即答できる問題が減った(捻りのある問題が多かった)ので難易度が上がったのだと思います。TL3,4,5と全てのテストレットで部分部分で確信の持てない問題は出ましたが、全て答えられました。体感ではそこまで複雑な問題は無く、丁寧に題意を読み取れれば半分以上は確実に得点できる問題が多かったです。ちなみにリサーチ問題は本番が1番簡単でした笑。どれも解答できたのでダミー問題はどれかわかりませんでしたね。試験時間はほぼぴったりぐらいで終わりました。

以上が私のUSCPA FAR受験記となります。正直このスピード感で挑戦することはオススメしませんが、CFA→USCPA組やスリルを求める受験生の方は一度試してみてもいいかも知れませんね(8万円を失うかも知れないという覚悟があるのなら笑)。次回はAUD受験記の予定なのでお楽しみに〜笑

うりぼん


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