金額に見合った価値を提供できているかを考える

こんにちは、オロロンです。

Twitterでしか活動していませんので、他のアプリ等の様子は知らないのですが、少なくともTwitterで活動募集をかけているPJさんは"条件"を明記されている方が大半です。

ところで"条件"の設定はどこまでも個人の自由でだと思いますが"相場"だけを考えると危険かもしれません、という話です。

※"条件"について、活動を始めて間も無い頃は誤解していたのですがメッセージでいただく「条件教えてください」というのは「どんな方を希望しているか」ではなくて、要するに「お手当いくらで考えてますか?」の意味で使われることが多いようですね。

はじめに

タイトルを見て、内心で私の価値を分かってくれる人しか相手にするつもりは無いから貧乏Pは黙ってろ!と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、「金額に見合った価値を提供できているかを考える」とは身の程を弁えなさいよ、という意図ではありません。この部分を誤解されてしまうと、当記事に込めた想いが、壊れるほど愛しても1/3も伝わらないのではじめに断っておきます。

資本主義社会の原則について

資本主義社会で人が(単に物体という意味ではなく、人や時間、空間など人間が認知する概念としての)モノに支払うことができる金額は、そのモノの価値に強い関係があります。

※高い金額のモノには高い価値が必要ですが、低い金額のモノの価値が低いとは限りません。また、もちろん何に価値を感じるかは各個人の境遇や思想に依ります。だから大前提として価値が高いとか低いとかは0か1ではなくて、確率分布の話です。

相場が高くても、その相場に見合った価値がなければ人々の関心(あるいは財布)は別のモノに向かうだけです。残念ながら、全ての面から見て「割の良い稼ぎ方」は資本主義の性質上あり得ません。要するに、ある"仕事"(パパ活等を含めた自分の何らかのアクションとお金を交換する広義の意味での仕事)があなたにとって「割が良い」となる材料は「あなたがその仕事に対する適性が高いこと」しかあり得ません。

「適性が高い」とは

ここで「適性が高い」とはどういうことかを考えてみます。ある"仕事"は肉体的な疲労が少ないとか、拘束時間が短いとか、特定の観点で比較した時に条件が良いけれども、高度なスキルが必要であったり、ホスピタリティを求められる等、他の観点とのトレードオフの関係があります。その特定の条件があなたのパーソナリティにフィットすれば「割が良い」となります。もちろんパーソナリティには先天的なものも後天的なものもあります。

例えばパパ活で言うところの適性が高いとは、安直には「容姿が良い」とか「育ちが良い」とか「マナーが身に付いている」とか「年上の男性に対する抵抗がない」等があるのだと思います。実際にはもう少し複雑な要因が絡みますが。

金額に見合った価値を提供できているか考えることの意味

端的に言えば、自分の身を守るために価値の交換が釣り合っているかを考えた方が良いと思います。男性側にとってもそれは同様で、例えばあまりにも男性側に有利な条件が提示されていた場合、美人局や何らかの詐欺のリスクについて検討するのです。好条件に飛びついて詐欺に遭う男性もいます。

もし割りに合わない交換が成立しようとしているならば、背景に大きなリスクがある可能性が高くなります。例えば詐欺や冷やかし行為や、身に危険が及ぶようなことなど。少なくともお金を稼ぐって身を危険に曝してまですることではないと思います。

結局のところ、"条件"を設定する際にはどこにコストをかけるのかをイメージしておいた方が良いと思うのです。事前のメッセージでのやり取りにコストをかけるのか、自分磨きにコストをかけるのか、実際に対面した時間の振る舞いにコストをかけるのか。世間的に”普通"にあるような(例えば飲食店などの)アルバイトであれば自分がかけるコストは労働時間(拘束時間)の一択になってしまうけれど、パパ活の場合はもう少し自由が効きます。また、コストのかけ方として「リスクを許容する」という選択肢もあります。

まとめ

パパ活はコストパフォーマンスの良いバイトや裏技などでは決してありません。時給1000円で10時間働いて10000円稼ぐことができる(気力的に、意欲的に)人がパパ活なら実働だけで換算した時にもっと短い時間で10000円稼げる、というだけです。でも実働が短いとはいえ、実働時間以外にもコストがかかっています。どちらが楽なのかは適性に依ります。

"条件"を決めるにあたり、どの程度のコストを見込むのか、どんな形のコストに比重を置くのか想定したうえで活動する方が安全に思えます。そしてもし、お手当に対するコストが割りに合わないと思ったらパパ活に拘る必要はないと思います。あくまでも稼ぎ方の一つでしかないですから。

最後にもう一度念押しですが、パパ活で稼げる金額と貴方自身の価値の関係を誤解しないで欲しいです。パパ活で稼げないことと貴方の価値が低いことは全く別の問題です。




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