顔合わせ手当なし、という安全性

18時に家にいる平日に小躍りしながら、顔合わせ手当論争について思っていることを書こうと思い立ったオロロンです、はろー。

顔合わせ手当論争について、とは言うものの金額がどうこうではなくてメッセージの段階での顔合わせ手当明言に関してP側目線で無責任に語ります。

なぜ顔合わせのお手当を約束してくれないのか

最初に、PJさんが時間と手間をかけて会いに行くにも関わらずどうしてP側は事前のやりとりでお手当を約束してくれないのかを考えます。

①活動のポリシーとして顔合わせにお手当を出す気が無いから

顔合わせを面接のようなものと認識している方は、初回はこれから関係を始めるかを見極める場であるからそこに"料金"が発生するのはおかしいという考えなんだと思います。確かに仕事をする上でお客さんが気に入ってくれればお金を出してくれるけれど、質問に回答したり、見積もりしたり、酷い時は試作品を作ったけど結局1円も貰えないことは往々にしてありますから。

②あまりにもお金にガツガツしている女性を避けたいから

PJさん側が初回から"お手当"ありの人に絞ることで男性を振るいにかけるのと同じようにP側も「初回は"お手当"なしで良いです」(少なくとも表面上は言うことができる)という女性に絞りたいと考えています。実際に顔合わせをしたら"お手当"を渡すつもりという人もいます。そもそも必死で女性に会いたいわけでは無いとか、多くの人とメッセージをやり取りする時間が取れないとか、そういった理由で時間的な効率を重視するPさんだとこの方針で活動されている方も多いかと思います。

③顔合わせお手当を「確約できない」と思っているから

顔合わせにも対価が発生すること自体には納得しているけれど、あまりにも容姿や内面が好みから外れていたり、態度や振舞いが失礼だった場合に約束を履行できないことを考慮して言っている人もいます。要するに約束を守ることを大事にしているから事前のやり取りでは"お手当"を確約できない人です。上記②とこの③の間くらいのスタンスの人は結構多いと思います。こういう人を「潜在的顔合わせお手当ありP」と定義することにしましょうか。

④無料で遊べる女の子を探していてとにかく数打てば当たる精神だから

きっとこういう人もいるんだと思います。このタイプの人は多くのPJさんにとって都合の悪い存在だと思うのでなるべく避けないといけません。

「顔合わせお手当なし」と言う人に嘘つきはいない

上記の①~④のいずれのタイプの人も、貴方を騙そうという意思はありません。某トレーディングカードゲームで言うところの"守備表示"ですので、貴方の方から突っつかない限り危害を与えられることはありません。だから安心してじっくりと相手が渋っている理由を分析してから調理をしましょう。

逆に、すぐに顔合わせの"お手当"を確約してくれる理由を考えた時に、もちろん単に良い人だから、既にあなたのどこかを気に入っているから、という可能性もありますが・・・約束を破ることを何とも思っていないから、とか最初から騙す気で払う気がないからという可能性があります。

貴方に危害を与えようとしていないか判断できれば良いのですが、ポジティブな理由で顔合わせの"お手当"を確約してもらえるような方の場合、そもそも「顔合わせお手当問題」に悩んでいないと思うので・・・。確率論で考えると「顔合わせで"お手当"がもらえるか不安だと考える方」が事前に顔合わせの"お手当"を確約してくれる人に狙いを定めることをはリスクが大きいです。

潜在的顔合わせお手当ありPを攻略しましょう

では顔合わせの"お手当"なしの人に絞ることで騙そうとしてくる人を除外してから、じっくりコトコト煮込む方法を考えてみましょう。

これは結局、丁寧なメッセージのやり取りをするしかありません。間違ってもいきなり「お手当はどのようにお考えですか?」等と聞いてはいけません。事前に確認することは大事ですが、最初に確認しようとすると不快に思う人も多いです。これは男性にいきなり「いくらでセックスできますか?」と聞かれたら、と想像すると簡単に理解できると思いますが・・・。ただし「丁寧な」とは長文のやり取り、長い期間やり取りを続けること、要するに時間をかけること、とは限りません。

攻略のポイントは相手の不安を解消することです。お金にガツガツしている女性だったらどうしよう、態度の悪い女性だったらどうしよう、そんな不安に対して少し寄り添ってみるのです。PJさん自身もお手当ちゃんともらえるか、危険な目に遭わないか不安だという気持ちを伝えつつも「私も不安があるのだからPさんも不安ありませんか?」という流れで自己開示と相手の不安を聞き出しましょう。後はその不安を私が解消しましょう、と提案すれば勝利です。

まとめ

まとめというより、この記事に対するメタな想いについて。

相手が見つからない、冷やかしに遭う、詐欺に遭うという方は危険を避けるために、まずマーケティングをした方が良いんじゃないかと思っています。自分のターゲットはどんな人なんだ、を考えてみると少し俯瞰して見えるようになるかもしれません。

それから、まだ学生のPJさん達は自分以外の誰かと(しかも利害が完全には一致しない)交渉して折り合いをつける経験ってほとんどないと思うんです。人に(嫌々ではなく納得して)動いてもらうには自分の都合を押し付けるだけでは足りないのです。人と交渉することができるスキルって高級な食事よりも、人脈よりも、とても価値あるものですよ。

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