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Cartridge Reader はどちらのVer.を作るのがオススメ?

Gituhbsanniさんが公開しているCartridge Reader
日本で有名になっているVer.3と最新版のVer.5があります。

フォーラムのようなDisscussionsの中で、ある方がオススメを聞いたら
設計者のsanniさんが以下のように答えていたので、日本語でご紹介です。

https://github.com/sanni/cartreader/discussions/394
(google翻訳で見れば良いだけという話もw)

(ちなみに自分の意見についてもこのように書いておきます。
また順番も変えてます。ご了承下さい)

(最初に)

すべての異なるバージョンが同じことを実行でき、将来のファームウェアリリースで完全にサポートされる予定です。
つまり、個人的な好みが重要です。


(現在スーパーファミコンSA1チップ対応が絶対にスグ必要ならば現在はV3の選択肢しかありません)


結論

大画面とロータリーノブはV3に比べて大きなメリットがあるので、個人的にはV5rev3)を作成(を推奨)します。
(V4Ver UpV5なのでV4は勧めません)

たぶんV5GBAスロットから始めて、
それが機能するかどうかを確認してから、
6スロットアダプターの追加に進みます。

一度に1つのスロット(のみ)をはんだ付けし、次のスロットをはんだ付けする前にテストします。そうすれば、V4と同じくらい簡単に製作できるはずです。

V3

V3PCBリビジョン17であり、最新のV5よりも13回も多く修正されています。
そのためV3は「より」洗練されているといえます。

利点:

* 3年間テストされ、その間、無数のカートリッジがダンプされた実績があります
機能実装が全て完了し正常に機能します
スーファミ用のSA1チップ対応が可能となっています。

欠点:

一部のカートリッジ用にはアダプターが必要です。例えばV3ではファミコンのダンプが難しい場合があります。ファミコンカートリッジをSNESスロットに挿し高さが非常に高くなり(「カートリッジタワー」となる)、それゆえ不安定になります。
ボタンは時間とともに壊れることがあり、それらを交換するのは少し注意が必要です
何かが機能しない場合、どの部分が原因であるかを見つけるのはかなり難しいです。
(各コンポーネントの改造等やチップ部品等のハンダ等で難易度が高いという問題があります)

V5

V5 Rev.3はこれまでで最高のビルドです。基本的にv3v4を組み合わせになってます。

利点:

オールスロットオン・ワンのPCB(基盤)デザインです。つまり、7つのスロットをいつでも使用できます。
* V4シングルスロットアダプタと互換性があります。(6スロットは多過ぎで、1スロット対応のみで良い場合はV4シングルスロットアダプタ使用も可能)
メインPCBは、あまり面倒なことなく新しいバージョンに交換できます
ロータリーエンコーダーにより、メニューナビゲーションがボタンよりもはるかに簡単になります
迅速な製作が可能です。V3のように2時間は掛かりません。
(正直V56スロットで46時間くらいかなと。V3は難しいので812時間くらい初心者は掛かると思って良いかと)

欠点:

スーファミSA1チップ対応のsnesCICサポートなど、現在いくつかの機能が不足しています
パワーバンクまたはその他の外部電源が必要です?(470uFのコンデンサ?)
公式のArduinoハードウェアが利用できず、さまざまなバリアントの正しい回路図を取得するのが難しい、より小さなMega2560Proを使用しています。
(例えば、3.3V動作[N64GBA]での問題が発生しています。ジャンパー配線する事で暫定回避は可能です。V5 Rev.3はジャンパー用配線が基盤に用意されており容易です。)



本件質問者の感謝RES:

V5を段階的に構築するあなたのアドバイスは、私にとって良いアプローチのように思えます。
V5のスーファミSA1チップのsnesCICサポートが不足していることについてあまり心配していません。いつか追加されると期待しています。





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