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♪今日の一曲♪ドン・マクリーン❝アメリカン・パイ❞
American Pie(1971)~Don Mclean
ドン・マクリーン(1945~アメリカ・音楽家)
1971年に「アメリカン・パイ」を発表、8分を超えるシングルにもかかわらず、14週連続全米第1位を獲得しました。
軽快でありながら深い喪失感を湛えたこの曲は、アメリカンポップ史に残る名作となりました。昨今ではマドンナが短縮版でカバーしています。
曲中に何度も出てくる「The day the music died~音楽が死んだ日」とは、1959年の2月にミュージシャンのバディ・ホリーらが乗った飛行機が墜落した事故を指しています。
この曲では同様に「今日は僕が死ぬ日だ」というフレーズが繰り返されます。これは、バディ・ホリーのヒット曲“That will be the Day ”(~when I die)を想起させます。バディ・ホリーは、マクリーンが少年時代から熱狂的に愛した歌手だったのです。
曲中では、プレスリーやビートルズからストーンズ、ディラン、そしてウッドストック・フェスティバルなど、当時のロック・ポップスに関するエピソードが、信仰や死にまつわる隠喩をまじえながら8分30秒に及ぶ楽曲にて綴られています。
詩の終盤では、ジャニス・ジョプリンも登場します。
I met a girl who sang the blues
And I asked her for some happy news
But she just smiled and turned away
ブルースを歌う女の子に会った
何かいい話はないかい?と僕は尋ねた
でも彼女はただ笑みを浮かべて、去って行った
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