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「頭が良い」とはどういうことなのか

どうもこんにちは、ぴんくです。
最近フリーランスを辞めて新しい会社に正社員で就職しました。フリーランス専用シェアハウス「ノマド家」に住んでいた私がですよ。相変わらず私の人生は予測がつかない毎日です。

あれだけノマド家に現を抜かし、朝は11時に起きて、仲間たちとタイやグアムなどに旅行三昧だった私が、どうして収入を大きく減らしてまで正社員になったかと言うと、、、良い出会いがあったから、成長の機会が与えられる環境を見つけたから、タイミングが良かったから、など、色々あるんですが。

とある企業で一緒に業務委託として働いていた先輩というか、殆どコンサルのような立場の方との出会いがあったのですが、実は彼との出会いのおかげで今の自分があります。

その頃私は10社近くの企業の広告運用をしながらその企業さんとは別の業務で携わっており、かなり煩雑な毎日を過ごしていました。

私は元々飲食から教育からITへの異業種転職を繰り返した人間ですし、経営者や起業家と話す機会も多く、フリーランスの仲間と住む環境でかなり多くの人と関わっていたこともあって、仕事で出会った人は特に思い入れがわかないのが大概だったんですけど、その企業で出会ったお兄さんは、珍しく初対面からすごく印象に残っていました。


キックオフMTGでは自己紹介をしあって今後の流れを決めるというものだったのですが、絶対的に私より優れているのに、初対面で私がフィリピンでYouTuberをやっていた頃の話をしたら「そんな経歴があるんですね!すごいです!もっと色々あなたのことを教えてくださいね😊」とニコニコ顔で言われたんですよね。ビジネスの初対面の場で。ニッコニコの笑顔で。太陽かと見間違うたわ。

職務経歴書とかも見せてもらっていたので、彼が京大の院出身であることも、時給が数千円以上で雇われていることも(私、1800円wwwww)わかっており、「絶対怖い人出てくるんだろうな、、やだな、、、」と思っていた自分にとってはかなり拍子抜けで。

働きはじめてからもポンコツな私に嫌な顔ひとつせず、商談の場ではシャキリと合意形成を取り、自分より遥かに著名で立場の上である方に向けて対等に話をしている姿を見て、「人生で会った中で一番仕事ができる人はこの人に違いない」とピーンときちゃったんですよね。

まじで。ちょっと引いちゃったもん。シゴデキすぎて。

こんなん見たことない速度でゼロイチ立ち上げるやん。何なんこの人。どないなっとるん。と、1800円女はずっとニコニコ顔のお兄さんの背中を見つめて、一言もミーティングで声を発せない日々が続きました。
広告運用では1時間話しっきりの私が、まじで借りてきた猫なんよ。だんまり。何も言えない。だってビジネスのことなんて私、何も知らないんだもの。


そこで初めて私は、「頭のいい人って、どういう人なんだろう?」「私も頭のいい人って思われたいな」と思うようになりました。もうそこに行き着くのが浅はかすぎるのだけど。「頭が良くなりたい」じゃなくて、「頭が良い人って思われたい」だからね。バカの発想なんよ。

そんな私が、ニコニコお兄さんの誘いで新しく入った会社で共に働いてる中で気づいた「頭のよい人の特徴」についてまとめられたらいいなと思って、今回はnoteを開きました。

参考になれば幸いです。

社会的知性が高い

社会的知性(SQ)とは、Social Intelligence Quotientの略で、社会生活に焦点を当てた心の知能指数を示す指標です。アメリカの心理学者・ダニエル・ゴールマン氏が「EQ」に続いて提唱したもので、「EQ」をさらに発展させた概念として注目されています。
SQは、複雑な人間関係を生き抜く社会性や社交性、自分と他者を効果的につなぐコミュニケーション能力、他者の感情を共感的に読み取って行動を起こす能力など、人間関係をうまく遂行するために欠かせない能力を総称して指します。
SQが高いリーダーや管理職のもとでは組織力が高まり、結果として目標達成につながりやすいとされています。また、組織においてSQの高い上司に育てられた方というのは、ビジネスパーソンとして恵まれた環境にあるといえます。逆に、部下のほうがSQが高く、上司のSQが低いとその関係は長続きしないケースが多いです。
SQの能力には、次のようなものがあります。原始的共感、チューニング、共感的正確性、社会的認知力、 同調能力。

もう本当にこれ。まじでこれ。これに尽きる。
「頭のいい人は〜」の後に続く言葉は「社会的知性が高い」。これが正解です。ニコニコお兄さんは社会的知性が非常に高いんだと最初に思いました。

私は「人前で叱る人間」という生き物がマジで心の底から嫌いなんですけど、「人前で叱る」ってマジで良いこと一個もないのよ。
その上司は部下からの信用を失いますし、叱られてる時間は皆の時間の無駄遣いですし、「これ何の時間?」って思いません?叱ってる暇があるなら、「次はじゃあどうすれば良いか?」「どう改善していくべきか?」を考える方がよっぽと有意義です。

つまり、怒る人間ってバカなんですよ。
マジで思います。バカすぎ。バカすぎて私が今キレちゃうかも。うざすぎ。うわ、キレそう。

コミュニケーションの中で、「叱る」「怒りを露わにする」ことをせず、まずは自分から謝罪、もしくは感謝の言葉を最初に伝えてから具体的に前に話を進めることができる。
ここが私がコミュニケーションを取れる人間としての最低レベルだと思っています。これができていない人とは、そもそも会話にすらならないです。

人の承認欲求を満たすことができる

承認欲求とは、「他者から認められたい」「自分を価値ある存在として認めたい」という願望です。誰もが持ち合わせている感情で、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれます。
承認欲求は、承認する対象によって「他者承認」と「自己承認」の2つに分けることができます。

他者承認:他人から認められたいという欲求
自己承認:自分を自分で認めたいという欲求

承認欲求が強いと、ネガティブなイメージが想起されますが、モチベーションや自己肯定感が高いなど、ポジティブな面も存在します。

承認欲求が強い人の特徴としては、次のようなものがあります。
・他人の評価に敏感
・完璧主義
・他人の意見を優先してしまう
・自分ばかり話し、相手の話が聴けない
・相手の興味があることを話そうというよりは、自分が話したいことを話そうという傾向がある

頭のよい人って、おしゃべりな人、とか博識な人、とかそんなイメージがあると思います。
けれども、私は「相手の承認欲求を常に満たすことができる人」こそ頭がよいと考えています。ニコニコお兄さんはいつも私に「今月はこれができるようになったね!すごい👏」と褒めてくれます。まじで仏様なんか?と思うくらい優しい。

それで承認欲求の話なんですけど、身の回りによくいません?自分はどれだけ優れていて、どれだけ頭が良くて、どれだけ仕事ができるかをやたらと説いてくる人。
気持ちはわかるんですけど、めっちゃアホやな〜と思います。言えばいうほど自身の自信のなさが露呈されていくばかりなのに。その人が優れているかどうかをジャッチするのはいつだって自分自身じゃなくて他人なんよ。

逆に、「常に相手を褒めて、相手が欲しい言葉を与えて、相手のために自分はどうするべきかを考えている」人は、とても頭のよい人なんだなと思います。決して自分の話はせず、相手を気持ちよくさせることに長けている人って、一緒にいるだけでなんだかハッピーな気持ちになりませんか?そういう人と一緒にいたくない?自分の自慢話ばっかりしてる人と一緒にいたいと思いませんよね?

なのでこの話の結論は、「他者の承認欲求を満たせる人ほど、コミュニケーションにおける立ち回りがうまい」ってことです。なんか当たり前の話しちゃいましたね。
でもあまりに出来てない人が多いので、自戒も込めて敢えて言います。自慢話やマウントほどクソつまんねーもんはねーよ!

常に論点思考で物事を考えている

論点思考とは何かを解説する前に、論点とは何かを確認します。論点とは、解くべき問題のことです。そして論点思考とは、解くべき問題を定義する思考プロセスのことを指します。

仕事をしていると、様々な問題にぶつかることがあります。問題にぶつかったとき、その解決のために思考していきます。しかし、仕事をしていると問題が山ほど起こります。すべての問題に反応していては、時間を浪費してしまいかねません。数ある問題のなかには、貴重なリソースを割いてまで解決するほど重要ではないものもあります。

論点思考を身に付けると、様々な問題があるなかで、「どの問題を論点として設定すれば問題が解決するのか」を導くことができます。論点思考は、限られた時間を最大限有効活用するうえで大切な思考法なのです。

https://www.powerweb.co.jp/knowledge/columnlist/commentary-of-book/ より

これは最近わたしの会社でも強く推奨されている考え方のトレーニング手法みたいなものなのですが、「論点」から逆算して物事を考えて進めていくと、最短距離で解決策を導くことができるというものです。ニコニコお兄さんは、いつもミーティングの初めに「このミーティングの論点なんですが…」と話し始めるくらいです。

仕事中の活用方法としては、最初にまず論点を共有し、それを解決するためにブレイクダウンしながら物事を整理することによって、皆が同じ目線で同時に問題解決に近づくことが可能です。

シンプルにこの考え方は、めっさ良い。なんか頭良くなったような気分になるのでおすすめです。ちなみに私は全然出来てない。めっちゃアホだから論点すら立てられない。論点ってなに?え?みんな持ってるん?と水泳の日に水着忘れた小学生みたいな気分に常に晒されてます。正直、助けてほしい。

話す前に一歩立ち止まる

これはもう大前提なんですけど、話してる時って皆さん、ちゃんと考えてから話してますかね?

例えば、言葉の定義って人それぞれで、間違った単語を使うと齟齬が生まれたまま、会話が突き進んでいくこともあります。言葉の定義が曖昧なまま話すということは、思考の解像度が落ちた状態で物事を説明していることと同じです。
なので、言葉の定義というものは常にそれぞれ同じ意味で話し合いをしないと意味がないんですよ。
なので、話を進めるときは「あなたの言ってる◯◯は、つまりこういうことですよね」と話を要約してくれる人が必要なんですよね。まずは視線合わせ、そこから意見交換。

あと、話す前に一歩立ち止まるで言うと、「これは言っちゃダメかも」を考えられるかどうかはかなり重要なスキルだと思います。「ここだけの話なんですけど」「◯◯さんだから言えるんですけど」などの枕詞は、人たらしがよく使ってるイメージがあるんですけど、わたしはあまり好きじゃ無いです。「え?言っちゃダメくね?」って普通に思う。この人わたしの秘密もこの枕詞で漏らすんやろなと思うし。何度も同じ言葉を使うと、頭弱そうに見えます。

明るい🔆人を元気にさせる力がある

これはもう最後に人間力の話なんですけど、明るくて人を元気にさせる力を持っている人はかなり頭が良いなと思います。元気にさせるとは、相手を笑顔にさせる言葉や引き出しをたくさん持っていると言うことなので、矢印が常に自分でなくて他人を差しているからできることなんですよね。なかなかできなくないですか?

例えばミーティング中での発表の時。正直緊張しすぎて「自分が上手く話せているかな」なんてことばかり考えてしまうことも多いと思います。そんな時に相手を気遣える一言や、笑わせられる人はGiverやなってめっちゃ思います。

わたしの先輩たちはみんな、こうした尊敬できるところが沢山あって、毎日わたしは自分の不甲斐なさを思い知ってばかりです。


この30年生きてきて、わたしは「何事もそつなくこなす」ことがとても得意でした。学生時代の評価はいつもオール5で、先生からの通信簿は「真面目でおとなしい。いつも本ばかり読んでいる」と書かれる始末。

そんなわたしが、教科書や本には書いてないことを沢山教えてくれたこれまでの人生の先輩から学んだ「本当に頭の良い人とは」を今回まとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

30分でバババッとかきあげたので全くMECEな内容では無いんですが、これからも恥ずかしげもなく自分の思ったことをアウトプットし続けられるように今回は軽い内容で締めたいと思います。

ジョインして5ヶ月、これからも大好きな会社を盛り上げていく存在になれるように、まずは頭の良いとはどう言うことなのか?について掘り下げてみました。

わたしも皆んなに尊敬されるような存在になれるように頑張ります。

私ぴんくは、末永く旅行記を書き続けるために、サポートをしてくださる方を募集しております。サポートを頂いた方には、何か形のあるお返しができたらと思っていますので、何卒宜しくお願い致します。