2020年7月24日の日記

明け方ごろに寝て目が覚めて寝てまた目が覚めてを繰り返しているうちに、じゅうぶんな睡眠時間が取れないまま無理やり起きる感じになった。規則正しい生活 is 大事……

今日も今日とて掃除。兄の部屋に置きっぱなしにしていた大量の同人誌をどうにかすることにした。大学生の頃の自分はどうかしていて、バイトで稼いだ金を全部使う勢いでコミケで散財しまくっていた。金使って同人誌即売会という場で本を買うのが楽しくてたまらなかったんだと思う。その結果、集中的にコミケに行っていた2009年~2012年のあいだに買った本の多いこと多いこと。しかもそのうちの殆どが、買ったまま満足して結局読まずじまいという、どうしようもない感じになっている。スケベ同人誌には帰宅後すぐさま目を通しているので、マジでわかりやすいですね……

そんなこんなで改めて掃除をし、全体を見てみると、所有する成人向け同人誌は実は全体の3割ぐらいしかないことがわかって意外だった。それ以外はイラスト本だったり趣味系の本だったり評論本だったり。

アニメ系の評論本はいま目を通すと「あのライターさんor批評家さんこれに寄稿してたんだ~」という驚きがあったり、当時のテンションがうかがえたりして結構興味深い。とは思いつつも、批評系の同人誌は基本的に分厚いので、マジでこれどうしようと途方に暮れています。

分厚いといえばアニメーターさんが個人で出していた原画集や絵コンテ集なんかも結構分厚いので、資料的価値はもちろんあるんだけど、これも電子化とかしたほうが良いのかなとぼんやり思ったりする。

アメコミ系の同人誌は、日本で絶対に邦訳されることのなさそうなキャラクターやシリーズのほぼ全話の概要を載せたものがいくつか出てきた。これは買った当時よりアメコミをある程度読んだ今の方がむしろありがたいなとなっている。それ以外にも、アメコミ系・特撮系の同人誌は詳しい人が事細かにデータや論考を載せたものが多くて、こういう熱量はやっぱり良いなと思った。

いろいろと取捨選択をして最終的に80冊近くを駿河屋に売り、30冊ほど処分することにした。本当は取っておきたいが、部屋のスペースにも読む時間にも限度があるのでやむを得ない。もう10年前の本だし価値がつかないような物も多いだろうけれど、駿河屋すまねぇーッ! 助けてくれぇ―ッ! という気持ちです……

半日かけて掃除等しましたが、なんだかんだクソデカい段ボール箱1箱と、中くらいの段ボール箱2箱ぶん残ってるので、どうしようかなという感じですね……

掃除し終わってみるとタンクトップ(寝間着のままだった)は笑っちゃうぐらいびしょびしょだし、足裏と指先はホコリで真っ黒だしで、わんぱく男児という感じで笑ってしまった。

しかしこう、エアコンが壊れて修理をしなきゃいけない、修理をするためには部屋を片付けなきゃいけない、ということからこの時期に大掃除をしているわけですが、ろくに整理しないまま積んだ本って《地層》なんだなとしみじみ思う。掘り当てた途端にその本を買った時期のことを思い出し、目の前にかなりの物量として存在する本だけでなく、記憶の中にある過去の自分との相対も始まるので、やっていて多重に何かが整理されていくような気持ちになってくる。やり終わるといろんな意味で実際にスッキリした気持ちになるし、たしかにこれは断捨離にドハマリする人も出てくるわけだよなと……(意地悪な言い方だとは思いますが……)

そんな感じでした。しかしどうすればいいんだこの量。

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