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2020年8月13日の日記

午前は法事だった。諸々の都合や先々のことも考え近場にお墓を移したので、さっくりと1時間以内に終わった。今まで「墓参り=車に乗って遠くへ行く」という感じだったから、こうして近くに今までと同じ墓石があるのはすこし不思議な気持ちになる。

昼ごはんは丸亀製麺の持ち帰り。今回はハモの天ぷらと玉子の天ぷらにする。少ししか外出してないのに疲れてしまって、食後はまた部屋でだらだらしていた。

夕方頃に意を決して銭湯に行く。Twitterでフォローしている人々がサウナ通いを再開させていて、口々に「バキバキ」「整い」と言うのでまんまと触発されてしまった。割と近場にデカめの温泉施設があるものの、徒歩30分ほどの銭湯の評判が良かったため、ゲリラ雷雨にビクビクしながら移動した。

体を洗い、そして2種類あるうちのぬるめの湯に浸かる。お風呂は好きだけれど熱い湯が苦手なので、必然的にぬるめの湯に浸かることになる。ちなみに、暑がりであると同時にせっかちでもあるし、家で入浴してるときは本を読んでるせいか、スーパー銭湯や温泉に行った際はどうにも手持ち無沙汰でさまざまな湯を高速で巡回する湯巡りマシーンと化してしまう。もっとゆっくり湯を楽しみたい。

湯からあがる。受付で渡されたサウナ用マットを持ちサウナに入る。むわっとした熱気に呼吸をするのもやっとという感じだった。サウナ慣れしていそうな先客たちの堂々とした佇まいにびびりつつも場所を取って座る。座るけれど、暑く、3分ほどで外に出た。まあいいかと思い、「サウナ 整い方」でググって予習していたように水風呂にえいやと浸かった。休憩スポットが人で埋まっていたため、またぬるま湯に浸かる。

二周目に入る。サウナに入る。今度は4分を目安にする。一周目よりかは体が慣れているけれど、それでも暑い。これ頭の中でアニメのOPやED(だいたい90秒)を脳内再生させたらいつの間にか時間が経っていて良いのでは? と思うもそう上手くはいかない。なぜか坂本真綾の『プラチナ』の「限界のない/可能性がここにあるこの手に」の部分だけがリフレインし始める。サウナから出る。水風呂に入る。全身の血の巡りがいつも以上に敏感に感じられ、心臓だけでなく、腸などの臓器にも血は通っているんだな……いや、この皮膚にも……と何らかの真理に辿り着きそうになる。水を飲む。休憩スポットでぼんやりする。

サウナに行く人々が口にする「整う」と呼ばれる状態に到達したかどうかはともかく、そのとき「成程」となった(もっとわかりやすく表現すると「お〜〜? う〜ん? あっ……あ〜〜」という感じです)。

三周目になるとだいぶ慣れたもので、あとはいい感じにまわれた。計四周したと思う。サウナの楽しみ方がまあまあわかってきました。

これは確かにみんなハマるわけだなと思い風呂からあがって、エネルゲンを飲みました。エネルゲンなんて自販機でなかなか見かけないので。

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以前、フォローしている方が「サウナっぽい音楽」と言っていたのを思い出し、Ogawa & Tokoroを聞きながら帰る。改めて聞くと確かにそんな感じがする。

家に向かっていると和菓子屋さんがあったので水ようかんを買った。そのあともスーパーで割引になっていたおはぎを買うなどしました。水ようかんはややお高いこともあって美味しかったです。

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だいぶ夏っぽい日でした。

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