釣りアパ #003 コロンビアのジャケット

登山を中心にしたアウトドアブランドであるコロンビア。実はフィッシング専門のラインも存在している。PFG(Performance Fishing Gear)がそれ。
ライン自体は1996年から存在しているんだけど、国内でフィーチャーされ始めたのはここ最近のような気がする。コロナ禍で釣り人口がやたら増えた結果、その周辺でも商売がしやくなり、釣具メーカー各社がアパレル展開に力を入れ始めたのに呼応している感じ。実際のところは知らない。あくまで僕の肌感。

2022年にPFGとファッションを中心にしたライフスタイルWEBマガジンHOUYHNHNM(フイナム)とのコラボで出たディスペアージャケット。それのオレンジを僕は持っている。

出典:HOUYHNHNM

コロンビア自体がフィッシングベストから始まった会社なので、釣りに関する作り込みという点では流石。Dカンは左右に配置されていて、背中側にはなし。これがちょっと惜しい。背中にランディングネットを掛けておきたいのにそれができない。なんで渓流とかよりは、海なんかで使う感じ。そもそも商品名に「ベイ(湾)」って入ってたね。
ただ海で使うに最高なのか、と言われるとねーーー。これさ、化繊なんだけどちょっとコットンみたいにザラついた感じなんだよ。だからカシャつかないし、良いモノって感じがするんだけど、潮風当たり続けてるとベタつきがちょっと気になってくる。こうなってくるとヘリーハンセンとかの、表面がツルッとしているようなジャケットに分がある。

発色の良さはアカハタにも負けてないぞ。

それでも僕はこれをわりかしボートで着ている。まずディテールが素晴らしいし、ポケットが沢山あるというのは、やたらめったら使わなければ船の上では結構便利だ。レインジャケットとかってポケットがめちゃくちゃ少なかったりするしさ、そうなるとラインブレイカーとかハサミとかリーダーとかライターとか、細々としたものも一緒くたにしないといけなくなっちゃう。そこにスマホなんて入れる余地はないし、最悪画面傷つけちゃう。
あとはね、色。見てよこのオレンジ。海に落ちても絶対見つけられる色でしょ。シティーユースでもギリギリ許容範囲。街中なんかで友達と待ち合わせしてても、「あ、俺オレンジの服着てるよ」って言えば一発だ。
僕はヘリーハンセンの昔のコーチジャケットを見て以来、オレンジの服というものに絶大な信頼を置いてしまっている。こっちはセーリングをメインにした服作りをしているブランドなので、表面の質感といい海にぴったりだ。

出典:instant bootleg store

やばい、最後にヘリーハンセンの話になってしまった。
レインジャケットはヘリーのを使ってるので、次回以降で話します。

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