釣りアパ #004 ヘリーハンセンのレインスーツ

ヘリーハンセン、と聞いて皆さんはどんなイメージを持たれるだろうか。
僕はまだ詳しくない時「ノースフェイスのオマケ」程度の認識だった。

出典:ヘリーハンセン公式

ヘリーハンセンとノースフェイスは、日本の代理店が同じゴールドウィンのため、アウトドアショップなら並列に、ショッピングモールなら片方あればもう片方も必ずある。
しかしその実、前者はノルウェー発祥、後者はアメリカ発祥と全くの別会社。そしてヘリーハンセンは元々ヨットレースやセーリング、つまり海に適したウェアのメーカー。ノースフェイスは登山メイン。
ノースフェイスといえばゴアテックスで防水ガチガチなイメージだけど、正直なところ、ゴアテックスである意味とはブランド価値からくる安心感が最たるものだろう。僕もゴアテックスと聞けば「あーそりゃ安心だね」ってなるし。
ただそれじゃなきゃ、という訳では絶対ない。ヘリーハンセンのレインジャケットに採用されているヘリーテックで十二分に思う。
定番のオーシャンフレイジャケットだってヘリーテックだしね。しかしこのカラーパターンの素晴らしさったら! 海という場所がどれほど危険なのかをわかっているヘリーハンセンだからこその色使いだよね。白とオレンジフードのとかも最高。

出典:ヘリーハンセン公式

さて、僕の持ってるエントリーモデルのレインスーツは上下セット2万。安くはないけど、ハイグレードを上下バラバラで買うよりはお得ではある。
アウターはフードが収納できるタイプで、風が強い時とか、雨が降ってる時以外はスッキリさせられる。首周りも地味にフリース素材使われてるので防寒もしっかり。
ボトムは裾のジップが深いところまで来てるので、靴を履いたはんまで脱ぎ履きできる。HOKAみたいにソールが分厚いスニーカーでもいけるぞ。でもスパイク系は勘弁な。
このセット唯一の不満は、カラーリングが黒々しいものが多いのと、ボトムにポケットが一切ないこと。色に関してはシーズンによって変わるから、気に入ったカラーが出ていれば買ってもいいと思う。ただし、ボトムの仕様はレインウェアとしては正解なんだろうけど、全くないのはそれはそれで不便だぞ。

出典:楽天

僕の持ってるブラウンのやつは、セットで着るとマジで暗めなので、正直合わしたくないなーと思っている。
アウターのほうは春先から初夏、赤も着れるので簡易的なレインウェア、黒のボトムは何にでも合わせられるので、アウターのほうの色味を白に倒せばトータルでかなり良い具合になると思う。
そのうちいいカラーリング見つけたらオーシャンフレイ買ってもいいかもなぁ。

ともあれ、釣りに使うレインウェアとして、ヘリーハンセンのはかなりオススメできる。
下手な釣具メーカーのなんか買うよりよっぽど機能やデザイン性に優れてる。値段と機能のバランスが良いって話。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?