浦田純

雪国に住んでます。文字に囲まれて暮らしたい。

浦田純

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最近の記事

すみれ色の空を、確かに見たんだ。

保育園時代の私は恐ろしい。 家庭の事情で入園時期が他の子よりも遅れてしまった私は、うまく輪に馴染めず、母と繋いでいた手を切り離されたことでパニックになり、入園初日に保育園の玄関扉を蹴り壊すというレスラーのデビュー戦のような偉業を成し遂げた。 そんな華々しい保育園デビューをした私だが、専らそこでの遊びは絵を描くことだった。誤解のないように補足しておくが、私は元来内向的な性格だ。玄関扉を壊したのだって、暴れて振り回した手が当たって起こった事故だったのだから。 「お空ってね、

    • 自己紹介

      はじめまして、浦田です。 自分の心の整理をつけたいな、と漠然と思ったことをきっかけにnoteを始めました。 昔から自己紹介が苦手なのですが、思いついたことからとりあえず書いてみようと思います。とりあえずって大事なのよね。 基本情報20代です。雪国の奥地で暮らしています。 猫派なのに動物アレルギーだから飼えない。悲しい。 好きなものいっぱいある。 読書、ゲーム、アニメ、映画、音楽鑑賞、そして妄想を文字にすること。 小学生の頃、授業で書いた詩を、大好きだった国語の先

    すみれ色の空を、確かに見たんだ。