みじめ

図星を突かれたとき
みじめな気持ちになる

半分は図星で半分は納得がいかないとき
半分みじめで半分怒りの気持ちが出てくる

気持ちはいつも構造が複雑なら
その構造を紐解くキーワードが

じゃあ結局は何を大切にしたいのか
というような

次元が一つ高い
言葉を探さなければならない

そういうことじゃないんだよな
と言うような
より複雑性を高める言葉ではなく

カオスを貫く一直線の言葉が
必要になってくる

そういうことでもあって
そういうことでもある

図星だけど納得がいかない
みじめだけど、怒りたい

そのときは
満たされない自分の気持ちを
全て吐き出す必要がある

分かってもらえないから
満たされなくて
図星になりきれないから

図星になりきれる
自信がないから

みじめになって
乗り越えられるほど

誰かに支えてもらって
いないから

誰かがいないなら
自分がその役目を果たさなければならない

みじめな自分と怒りの自分
その両方の言い分を聞いてくれる

未来の自分や
大人の自分

自分の臆病さを
一番分かっている
自分

自分の魅力を一番分かっている
誰か
そして自分

言葉が見つかってから
複雑な自分をまるっと受け止めてから

自分のために迷え
自分を愛せ

みじめな自分を真摯に受けとめて
次に進む自分の背中を押すのは

本当は
もっと後の話だ







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