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vol.0 少しの期待と少しの後悔と

後悔は多分付き物なんだろう。
なんでもできる自分になりたい。

人一倍、道を外れることに不安を覚えてしまう。
"これ"は"こう"あるべきという凝り固まった偏見から飛び出すことがなかなかできない24歳になってしまった。

自分の常識から外れてることを他の人がやっているのを見ると、法律を犯しているような、誰かにバレるのではないかというソワソワ感が絶え間なく押し寄せてくる。

この間、友人と海に行った。

その時、突堤を歩くというエモエモ展開が起こった。
砂浜で夕日を見ようと誰かが言い出し、
結局、日の入りに間に合わず、夜に差し掛かろうとする薄暗く、すごく寒い砂浜で走り回り、あの先端まで行こうと、
少し大きめの柵を乗り越えて突堤に入った。

これがきっかけだった。
『ちゃんとした入口があるのにも関わらず、柵を乗り越えて突堤に入る。』

入場料がないのは知ってる。

マナーは悪いがそこはお愛嬌。許して。ほんまに。頼むわ。

悪い事をしているわけではないが、どこか気持ち悪い。
誰かに怒られないだろうか。
誰かが見てて嫌な思いをしないだろうか。

そういった事を考えてしまう。素直にその場を楽しめない。


そういった、ちょっとしたハードルを簡単に超えていける人にとても憧れてしまう。
結局、僕はこういう事をするりとやって退けたいのだ。


少し凝りの固まった考えを。楽しい方に楽しい方に考えていける思考回路素敵人間になりたい。
思考回路素敵人間、憧れる。

自分の心がストップをかけてできなかった、やってこなかった事をやって行きたい。

この前は外食で1人飲みをやってのけた。
自分からしたら凄いことだ。
こんな事でいいのだ。

そんな壮大な話じゃない。

そこでだ。

『日本人は黒髪だろう』
この言葉が自分には重い。
なんだこの魔法の言葉みたいな。
縛られてるわぁ。勝手に遵守させられてる。

憧れはあるのに、肝心な一歩を踏み出せない。

変に見られないだろうか。
なんでこんなやつが?似合うやつがやるんやろそれは。
とか思われないだろうか。
エトセトラエトセトラ…

人から嫌な目で見られたくない。
人の意見が気になって仕方がない24歳からしたら大決断だ。

髪色を変える事に関しては大学生の時から憧れがあった。

似合わなさそうだからなぁ。
髪バシバシになるんじゃないの?
ブリーチが合わなくて、髪の質が悪くなるよ?

と、言い訳に言い訳を重ねて
本当にやりたい事から逃げてきた。

日本人は黒髪が似合う。
そんなことは百も承知。
自分が派手な髪が似合うかなんて、やってみなきゃわかんないじゃない!
人からどうみられるか?知った事か!
やりたいんだよ!めちゃくちゃ髪染めてぇ!!

ウラタニタカミツは臆病な人間だ。
ただ、自分がやりたい事には誠実でありたい。

きっと後悔はするだろう。
それと同時に、少し変われた自分に期待もしている。

僕は今から髪を染める。
素敵な髪色になる事を、願っている。


ちなみに、女性がインナーで緑入れてるのめっちゃ好き。

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