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お目覚めと永眠と

ちょうど2週間前に【休眠解除の儀】がしめやかに行われたラナンキュラス・ラックスの球根たち。(球根を吸水させただけの話)

土にねじ込む時がやってきたので取り出してみました。

バケツにやぁ!と。

よしよし、良い感じでぷっくり。完全に目覚めております。

おはようさん。

よく見ると芽が出て根が伸びてますねー。

優秀じゃないか。

こちらのラックスはハリオスです。ラックスの中でも背丈が低めで花付きが良く、レモンイエローが爽やかでござる。

爽やか〜。目がチカチカする。

で、毎年のことなんですが、当然失敗もいたします。

理由はわかってる。
吸水中のデリケートな球根に、「まいっか」と思って水をじゃぶじゃぶぶっかけるから。

この自殺行為、自分でも不思議なのですが、
ラックスに対する謎の絶大なる信頼を置きすぎておりまして。
「これくらいの水は平気じゃろ」と、ついダイナミックな水やりをしてしまうんですね。

で、球根に亀裂が入ったり少々カビたり腐ったりするんですが、それでも芽を出し花を咲かせるポテンシャルの高さがラックスの醍醐味であると。
そう思い込んでおります。
きっととんだ勘違いであります。

そして今年はハデスという種類のラックスの球根を全滅させました。
写真だとわかりにくいですが、カビて完全に腐ってました。
触った瞬間に頭がグニョっとしてて再起不能を悟る…

信頼を置きすぎるとこうなるんだぞ。

ハデスはサビっぽい赤がカッコ良く、私が初めて購入したラックスでもあります。
ごめん…

ハデス開花時。

このあからさまな反省点を来期こそは活かし、
控えめな吸水で球根に優しい人間になろうと10月の秋空に誓いました。

そして、暴力的な吸水に耐えて目覚めることのできた猛者球根たちは、ポットの土の中でまたしばらく過ごしていただきます。

芽と根がしっかり出てきたら、今年はほとんど地植えにしてやろうと思う。
ラックスはとても図体がデカくなるので、もうこの量を鉢管理するのはしんどいのです。
鉢だと1球根あたり7〜10号鉢はほしいですからね。

増えまくって60球くらいになってもうた。

果たして2024春の庭は、無事にラックス畑となるのでしょうか。
ちょっと挑戦してみようと思います。

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