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女を磨く✨アーユルヴェーダの奇跡のオイル「GHEE」を作ろう。

こんにちは!
アロマ&アーユルヴェーダアドバイザーの、なべです。

今日は、アーユルヴェーダの奇跡のオイル、
ギー」を作りました🍴

皆さま、ギーって聴いたことありますか?

ギーは、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」で古くから使われてきた物なのですが、今回のpostは、そんな「ギー」についてまとめてみました。

失敗しない作り方や、良くいただくご質問についてまとめておりますので、参考になると嬉しいです✎𓂃


✍️About ghee

ギーというのは、インドを中心に古くから伝わる「バターオイル」の事で、無塩バターをコトコト煮詰めて作っていきます。いわゆる「澄ましバター」ですね🧈

アーユルヴェーダではこれを、

◻︎神聖な儀式に用いる
◻︎治療に活用する
◻︎日々のお料理に活用する
◻︎お肌のケア

などなど様々に活用し、多くの恩恵を受け取ってきました。

現代では無塩バターを煮詰めて作るやり方が一般的ですが、古くは牛や、ヤギのミルクから作られてきたんです🐮

非常に手間暇かかりますが、そんな手間を惜しんででも作りたい、ギー。
そうまでしても、得られる嬉しい変化が無数にあると言われているからなんです。


その証拠に、TIME誌では「最も健康的な食品50」に選出され(2015年)、米国自然療法協会の「体によい油ベスト5」の1位を獲得したこともあるほど。


世界的に活躍するモデルのミランダ・◯ーや、ロー◯さんも愛用していたり、綺麗な人はギーを食べているって事ですね♡


私自身、暮らしに取り入れはじめ、様々な変化を感じています。

□お通じがスムーズに
□体重が増えにくい
□肌に艶がでた etc...

そんな素晴らしいギーですが、お店やネットで買うことも出来ます。けれど、是非「手作り」して欲しいと思うのです♡

✍️gheeを手作りするメリット3選

その理由はいくつかあるのですが、まず第一に、「作った方が安上がりだから」というのが、理由の一つとして挙げられます。

・価格の安さ

使用するバターが何かにもよりますが、一般的にスーパーで良く売られている200gほどの無塩バターは、福岡では¥500未満で購入出来ます。

お店でギーを買おうとすると、小さい100g程度のギーでも¥1,000以上はするので、作っちゃった方が安いのです。

・味の美味しさ

更に、手作りした方が断然美味しいと感じます。
癖の無いお味で、コクが出るので、様々なお料理に使えちゃう。

市販のギーは独特の香りがする物もあり、
「香りが苦手で…」という方も少なく無いのですが、手作りしたギーは甘〜いキャラメルのような香りがするんです。

・瞑想効果

ギー作りの時間は、余白を作る時間でもあります。現代人は毎日、本当に忙しいですよね。やる事に追われ、自分の時間なんてない…

疲れに身を任せ、ついついスマホをだらだら眺めたり、大して好きでもない漫画を読んだり…「なんとなくのダラダラ…」で、せっかくの余白を埋め尽くしていませんか?

それがダメということでは、勿論無いけれど。
けれど、それが元でかえって疲労感が増したり、目が冴えちゃって眠れなくなる事、ありませんか?情報の取り込みすぎです。身体に良い影響を与えるとは思えません。

疲れたなあ、しんどいなあ…そんな時、別の刺激で誤魔化すのではなく、そんな時にこそ、是非ギーを作ってみてはいかがでしょうか。

ギーはとても繊細なので、お鍋を見張っていないと簡単に焦げてしまう…その「一点に集中する」という行動が、リラックス出来る秘訣です♡

音や香りに耳をすませながら作っていると、瞑想に似た効果があります。最初のうちは、ソワソワと落ち着かないかもしれません。

ですが、何回か作っていくうちに、ギー作りの時間が心地良く感じてくるから不思議です。

✍️準備するもの

ギーは何やら凄いらしい!
しかもそれが、お家で作れちゃうらしい!
という事は、伝わったかと思います。

ここで、気になるのは、どうやって作るのか?というところですよね。めちゃくちゃ簡単です!だって、ただコトコト煮詰めていけば良いだけだもの!

⌇📝ギー作りに必要なもの⌇

・無塩バター200g程度
・鍋(ステンレス製推奨)
・保存用のビン(煮沸消毒した口の広いもの)
・不織布のクッキングペーパー

たったこれだけでOK👌

【📝補足①】
IHの方は、火力調整が難しいので、お持ちでしたら卓上コンロで作った方が作りやすいと思います。お持ちでない場合は、バターの量を400g程度で作ってみてください。

【📝補足②】
バターの量は多い方が焦げにくいけれど、コツが掴めるまでは200g程度のバターから作ってみることをおすすめします。沢山作って焦がしてしまったらショックなので😢💔(経験者)

【📝補足③】
エコライフの観点から、不織布のキッチンペーパーを使いたく無い方もいらっしゃると思います。その場合はさらし布で代用してみてください。
それでは次のページから、作り方をご紹介していきます。

✍️失敗しないgheeの作り方

① バターをお鍋に入れ、火をつけます。

火力はとろ火です。じっくりと熱を加えていきます。

② 後はひたすら見守るだけです。

焦がさないコツは、お鍋の側を離れないこと(笑)

以前、出来上がりまでに時間がかかるだろうからと、お鍋の側を離れた事があるのですが、その時は、鍋が真っ黒になる位、焦がしました😂

それ以来怖くて、ギー作りの時はお鍋に張り付いて見守ってます。

その日の気温や、お鍋の材質、バターの種類によって進み方が全然違うので、面白いです。

③ バターが完全に溶け、液体状に

ぷつぷつと、活発に動きます。
この時、上に白い泡のようなものが浮いてきますが、これが乳タンパクなどの不純物ですつい混ぜたくなりますが、基本的にこのまま放置でOKです。

④お鍋の中を覗いてみましょう…

浮いてきた不純物は基本的に触らないのですが、中の様子をお見せしたいので、ちょっと泡を避けます。(優しくね)

泡の下に、モヤモヤとした雲のようなものが浮いていて、鍋の底が不透明ですよね。これが煮詰めていくと、鍋底が見えるくらい透けてきて、モヤモヤの雲も無くなっていきます。

焦げそうな気がしたので、網を挟みました。

気温のせいなのか?何だか焦げ付きそうだったので、五徳の上に焼き網を置いて、少し高さを出しました。
焦げそうだな」の目安は、「ぷつぷつと活発な音が出ている最中に、泡に焦げが出てきた時」です。

ぷつぷつ音が落ち着いてきてから、焦げてくるのは問題無いのですが、それよりも前に焦げちゃうのはちょっと避けたい。

なので、そういう時は、途中で焼き網を乗せて、火と鍋の接触面を減らします。もちろん最初から網を置いててもOK。私は慣れるまでしばらくは網を置いて、作ってました。よりゆっくり熱が伝わるので、焦げにくいです。

⑤ お鍋が静かに

ぷつぷつと、水分が蒸発する音が落ち着き、お鍋が静かになってきました。
泡の様子は、蟹が泡を吐き出しているような、細かな泡に変わってきます。ここまでくると完成まで後少し…!

⑥火を止めます

白い泡に焦げが出てきて、鍋底にも不純物が焦げて沈殿しています。
また、泡のぷつぷつ音がなくなり、シーン…と、静かに。

白い泡を避けた時、中にモヤモヤ〜っとした雲も見えなくなり、鍋底が透けるくらい透明になりました。

鍋からほぼ音がしない
・雲のようなモヤが見えなくなり、鍋底が見えるくらい透き通っている
・不純物が焦げて、鍋底に沈殿している


これが、完成のサイン、不純物が完成に取り除かれたサインです。火を止めましょう。

⑦ギーをこしていきます

耐熱容器に不織布のキッチンペーパーをセットして、優しくギーを注ぎ込みます。(※熱いので火傷に注意)

⑧完成✨

はい、これで出来上がりです!蜂蜜のような、綺麗な黄金色のギーが出来ました♡大成功です👏

失敗例💔

ちなみに、この位茶色くなっちゃうと、これはもう焦げてしまってます。でも、焦げたからといって使えない訳ではないので、捨てないでくださいね。「焦がしバター」として、是非お料理に活用してください。

また、不織布のペーパーには、オイルが沢山ついてて、そのまま捨てちゃうと勿体ないですよね。
わたしはフライパンに油を引く時に使って、それから捨てるようにしてます🤗

✍️良くいただくご質問

ここからは、ギーについて良くいただくご質問についてまとめてみました。参考になると嬉しいです✎𓂃

①保管期間はどのくらい?

1年間ほどは保存可能と言われていますが、手作りのギーは、なるべく早めにい使い切る事をおすすめします。あくまでも手作りのものなので…

また、ギーは日々のお料理に活用していただく物なので、そもそもそんなに長期間、残ってた事がありません。我が家では、200gのバターで作った場合、早い時で半月程でなくなってしまいます。ギーを作ったら、ぜひ毎日使ってあげてください♡

②保存方法は?

高温多湿・直射日光を避け、常温保存してください。
冷蔵庫で保管してしまうと、それが傷みの原因になってしまいます。常温保存でOKです。

③1日の摂取目安は?

あくまでも「油」という立ち位置なので、1日に、そんなに沢山摂るものではないです。体質にもよりますが、1日大さじ2位を目安に使ってみてください。カパが強い体質の方は、気持ち少なめで使ってみて下さいね。

④不純物が取り除かれたかどうか見極めるには?

ティッシュでコヨリを作り、その先にギーを付けます。そこに火を付けて、静かに燃えるようであれば、不純物が取り除けています。
※不純物が残っていると、パチパチと音がします

⑤グラスフェッドバターの方が良い?

アーユルヴェーダ的な観点で言うならば、グラスフェッドバターの方が良いです。けれど、冒頭でもお伝えしたように、ギーはとても焦がしやすい為、慣れるまでは普通の無塩バターで作ることを推奨します。

✍️最後に…YouTube chのご案内

ギー作りについては、YouTubeにもアップしておりますので、そちらもぜひ参考にしていただければと思います。
現在限定公開なので、ご希望あれば閲覧ページのURLをお送りします。コメント・メッセージ等で「ギー動画希望」とご連絡くださいませ。

こちらのBlogでは、「素敵をつくる、小さな工夫」を発信していきます。

主にアーユルヴェーダの智慧をヒントにしていますが、無理なく無駄なく、幸せな日々をおくるためのヒントを散りばめていきますので、是非フォローして、待っててください♡

次回…

次回のポストでは、今回作ったギーはどんな方にオススメなのか、どういう使い方をするのか、について、詳しくお伝えしていきます。

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