見出し画像

BOOK📚読書ノート⑧

「変な絵」を読みました。

雨穴「変な絵」
娘から借りた本です
(実は私がプレゼントしたもの)

人気急上昇中のホラー作家・雨穴が手がける2作目のテーマは“変な絵”。
不穏なブログ、消えた男児、惨殺死体、補導少女……見れば見るほど“何かがおかしい”9枚の奇妙な図絵がからみあう、スケッチ・ミステリー!


*読書メモ*

ネタバレを含みますので、ご注意下さい。


今野直美
スーパーで働きながら、優太くんを育てている。

(家庭環境)
父は直美が10歳の頃に自殺。
母は その一年後に亡くなる。

夫は すでに死亡。
息子の嫁は出産時に亡くなり(赤ちゃんは無事だった)
息子は その三年後に自殺する。


今野優太
幼稚園に通っている。
とても素直な男の子。


熊井勇
新聞社の社員。捨て身の覚悟で直美と接触する。
その後、優太くんの面倒を見ることになる。


萩尾登美子
子供の頃の直美の絵を診断したカウンセラー。
その時に「更生の余地あり」と判断した。
しかし数十年後、別の解釈をする。(殺意あり)


栗原さん
オカルトサークルに所属している大学生。
今回は端役かも。でも重要な役どころ。



*感想*

プロローグ、第1章から最終章まで、すべて繋がりました。
作者は よくも こんなストーリーも思い付いたものだなぁ~。



最初に読んだ時は 怖かったけれど
数回読み返して(怖さを消して)
さらに何度も読みました(もう怖くない!)



直美は、子供の頃に文鳥を飼っていた。
自分よりも弱いものを守ることで
自分自身を守っていたのかもしれない。
(弱いもの=文鳥、息子、孫)



優太くんが大きくなったら、事件の真相を知るでしょう。
その時は どうなるのでしょうか。
有志の方のサポートを続けて欲しいです。
(身内がいないから・・・心配です)



「変な家2」も読む予定です。(購入済)
「変なAI」も面白いです。

映画「変な家」。
結局、私は見に行かなかったです。
原作本とは違うテイストだったのでパスしました。
(怖いのは苦手です)



この記事が参加している募集

#読書感想文

189,685件