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BOOK📚読書ノート④

「博士の愛した数式」
図書館で借りてきました。
2004年本屋大賞受賞。気になっていた本です(遅)

小川洋子「博士の愛した数式」

[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。
博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。

*感想*

博士、家政婦さん、そしてルート君(家政婦さんの息子)、
三人が本当の家族のようで、心温まる素敵な物語でした。
(認知症の方との付き合い方も、家政婦さんの視点で書いてあり、とても分かりやすかったです。ルート君が良い子で泣けました)

10数年後、ルート君が数学の先生になったのが嬉しかったです。



読書メモ📝私の覚え書
(博士が語る数字の話が面白かったので・・・ここに記録します)

友愛数 220と284
 2つの自然数で自分自身を除いた約数の和が同じになる数
 220:1+2+4+5+10+11+20+22
      +44+55+110 = 284 
 284: 1+2+4+71+142 = 220

完全数 6,28,496
 約数の和が自分自身になる
(これは自然数の和となる)
 6=1+2+3
 28=1+2+4+7+14
   =1+2+3+4+5+6+7
 496=1+2+4+8+16+31+62+124+248
   =1+2+3+ ・・・ +31

双子素数 17と19,41と43
 差が2であるような2つの素数
 3と5、5と7、11と13・・・

素数は4n+1,もしくは4n-1の2種類に分類される(2は除く)


博士の愛した江夏豊の背番号は28(完全数)


やっと重い腰を上げて、図書館に通うことにしました。
本を借りて読んで、次は返しに行く。
義務感から始めようと思います(笑)


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