記憶力向上に暗譜を習慣化してみて

ピアノレッスンを勉強に役立てる為に、まず何を試してみようかと考えた時に、暗譜を習慣化するという事を試してみる事にしました。

記憶力は学習する上で欠かせない能力です。

私はこの記憶力があまり無く、とても苦労しましたので、訓練出来るものなら、訓練して記憶力の向上を計る方が、学習面で捗るのでは無いかと考えました。

暗譜とは、楽譜を覚えてピアノを演奏する事ですが、まず4〜8小節程度の短い曲を1週間で覚えてもらえる様にしました。

個人差はありますが、1曲から多い子で10曲程、1週間で覚えてくる様になりました。

やはり、記憶力は得て不得手がある様でしたが、ピアノ教本の合格基準を暗譜でノーミスという様に、生徒の皆さんに分かりやすい基準にしたところ、覚えるまで弾くという子も増えてきました。

そして、覚えるという事が普通になってきますと、本人が好きな歌なんかですと、一回で歌詞を覚えてしまうそうです。なんと、3番までとかでもですよ?

滅茶苦茶羨ましい。。

楽譜の覚え方も、個人個人で工夫してみたりしている様で、楽譜をきっちり覚えている子は、間違えた場合も把握していますので、自分で間違いを修正出来ます。

実は、ピアノを弾いていても、自分が間違えているかどうか分からない子って多いんですよ。

間違えている場所も分からなくて、先生に指摘されないと分からないんです。

しかもそこの音は間違えてるよって言っても「私は、間違えてない!」と言ったり。。これは性格もあるかな?とは思いますが、そう言う子は、すごく減りました。

逆に出来なくて悔し泣きの子は増えたかもしれないですね。 でもこう言う負けず嫌いの子って伸びますよね。

次の週には、完璧に覚えてきてますもの。

小学校低学年から中学校まで暗譜仕上げを続けた子は、テストの暗記物は得意だと言っていました。

これからの学習は、暗記では無いと言われていますが、知識を記憶する力があるから、その知識を利用して、考える事が出来ると思うのです。

まずは知識を蓄えられる素地を作るために、暗譜の訓練は有効では無いかと考えます。

お子様の習い事で、ピアノをお考えの保護者の皆様で暗譜訓練に興味のある方は一度、当教室のホームページへお越し下さいね。

urara musica 



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