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SONY α7ⅢからLUMIX S5Ⅱに乗り換えてみて感じたこと

noteを始めたは良いものの文章を書くのが苦手でなかなか続かず、1年半振り以上の更新です。特に、誰向けでもなく個人的に思ったことを自由に文章化して留めておきたいなぐらいのものなので、必ずしも有益な情報が書いてあるわけではないですが、ぜひ読んでみてください。

メインカメラをソニーからパナソニックのカメラシステムに乗り換えてちょうど1ヶ月経ったので、乗り換えて感じたことを書き留めようと思います。


元々使っていたソニーのカメラとレンズ

ソニーのカメラ遍歴

自分のソニーのフルサイズミラーレス歴は今年で5年目となりました。現在、社会人1年目ですが、ちょうど大学に入学したタイミングでα7 Ⅱを購入しました。ソニーのNEX 6というAPS-Cのミラーレスカメラ自体は持ってはいたのですが、これが初めて自分のお金で買ったカメラで非常に思い出深いです。ちゃんと趣味にしたいと思い、大学生には高価でしたが、頑張って中古のボディに50mm F1.8の単焦点レンズを購入しました。この話だけでも一記事書けそうなので話はここらで留めておきますが、ここが自分のカメラ人生の始まりでした。その後、α7 Ⅱの後継機であるα7 Ⅲを購入し、先月末にLUMIX S5Ⅱを購入し、今に至ります。

使っていたソニーのカメラとEマウントレンズ

カメラ

  • α7 Ⅲ

  • α7 Ⅱ

  • NEX 6

レンズ

  • Tamron 28-200mm

  • FE 50mm F1.8

  • FE 30mm F1.8

  • Tamron 20mm

  • Tamron 70-300mm

今のフルサイズミラーレスが業界水準になったのはα7 Ⅲの存在が大きいと思うぐらいα7 Ⅲは名機です。α7  Ⅳが後継機種として発売されましたが乗り換える必要はないかなと思えるぐらいに必要十分な機種でした。そのα7 Ⅲによくつけていたレンズがタムロンの高倍率ズームレンズです。28mmから200mmまで1本で網羅できるのは非常に便利でした。広角側はF2.8スタートで高倍率ズームなのに明るいレンズでこれに出会ってからは買い替える気が起きませんでした。基本的に旅が好きなので単焦点を付け替えるのが面倒っていう個人的な理由もありますが…
この高倍率ズームを購入する前は、単焦点3本と望遠レンズ1本の運用でしたが、28-200を購入してからはほとんど出番がなくなってしまいました。

正直、α7 Ⅲにタムロン28-200mmのレンズの組み合わせでなんの不満もありませんでした。ですが、とある縁でLUMIXに乗り換えることになりました。ソニー機に不満はないとは言いながら、α7 Ⅲはバリアングル液晶ではなくチルト液晶であったり、純正レンズには高倍率ズームレンズがないといったように小さな不満も乗り換え理由としては一応あります。

LUMIX S5Ⅱに乗り換えてみて

良いところ 

1. バリアングル液晶
最近の機種は大抵がバリアングルなので当たり前の機能ですが、α7 Ⅲにはなかったのでこの変化が個人的に一番大きかったです。しっかり構えてというよりはいろんな構図を探しながらパシャパシャとる撮影スタイルなので、非常に重宝しています。液晶の綺麗さも圧倒的にS5Ⅱです。コストカットで解像度下げがちですが、撮っているときのテンションがすごく変わるので綺麗な方が絶対良いです。ファインダーも同様。タッチパネルの感度も高いのも非常に良いです。

2. 色再現
LUMIXこだわりの絵作り思想である「生命力・生命美」は実際にJPEG撮って出しの画を見ると感じます。実際に視覚で感じた色の表現に非常に近い画が撮れます。ただ、ちょっと青みがかった淡白な写りのソニーの画はレタッチしやすかったので、一概にLUMIXが良いとも言えないところです。LUMIXの絵作り思想のnote記事は面白いのでぜひ読んでみてください。

3. 圧倒的な手ぶれ補正能力
Dual I.S.2に対応するボディ・レンズなので強力な手ブレ補正能力を持ってます。自分は動画をあまり撮らないのでLUMIXの強みである動画性能をなかなか享受できないのですが、手ブレ補正は手持ち夜景で長秒撮影になったときにも能力を発揮してくれるので重宝しています。

4. 操作性
α7 Ⅲに比べてボディサイズが一回り大きい分、ボタンは多く操作はすごくしやすいです。AF/MFの切り替え、WB/ISO/EVボタンなどとにかく操作しやすいです。体はソニー機に慣れているので別にα7 Ⅲを使っているときは不満に思っていませんでしたが、ボタンやダイヤルは多いほうが便利です。あと、ソニー機はシャッターボタンに電源のON/OFFがあり、間違って電源を落とすこともたまにあったのが、S5 Ⅱはシャッターボタンに前面ダイヤルがついており指を動かさず絞り調整できるのも非常に良いです。ただ、良くない点もあるので、これは悪いところで述べます。

5. カスタム性
設定メニューが非常に多く、使いやすいようにカスタムできます(初心者からすると設定が難しく感じるかも…)。まだ使い始めて日が浅いので知らない設定も多くあると思いますが、カスタム性はソニー機よりも良いと感じます。

6. AF性能
これは”思ったより”良いところです。最新のソニー機やキャノン機に比べるとおそらくAF性能は劣るのではないかと思うのですが、像面位相差AFをついに導入したS5 Ⅱは、風景メインの自分には必要十分なAF性能です。ファームウェアアップデートで、動物の瞳AFにも対応し、非常に精度の高い動体追尾ができています。

7. コンパクトな高倍率ズームレンズ
カメラではなくレンズの話になりますが、このサイズでこの性能を持っているレンズが作れることに驚きです。大人気なタムロン28-200mmもかなりコンパクトで軽量なのですが、それ以上にコンパクトです。ただ、少し暗いという欠点があります。このあたりは光学性能の限界でトレードオフになってしまうので仕方ないのでしょう。望遠やハーフマクロのレンズなので寄ればしっかりボケます。ボケ感も非常に綺麗でお気に入りのレンズです。


悪いところ

1. 半押しAF時の露出プレビューブレ
これを問題に挙げているYoutuberなども多くいますが、自分もこれは困ります。AFの合焦に必要な挙動なのかもしれませんが、AF-C使いの自分からすると半押し中のプレビューが撮れる画より暗いor明るいになるのですごく使いづらいです。これを最優先に改善してほしいです。

2. レスポンスが遅い
これも大問題です。起動・再生プレビューなど全挙動のレスポンスがワンテンポ遅いです。体感はα7 Ⅱと同等です。2014年発売の機種と同等のレスポンスはちょっと困ります。スマホを日常的に使っている人からするとこのレスポンスの遅さは結構ストレスです。このレスポンスの遅さのせいでシャッターチャンスを取り逃がすのではないかと懸念しています。

3. 操作性
良いところのほうが多いのですが一つだけ残念なところがあります。再生ボタンは右に欲しいです。撮影時は片手で操作を完結させたいですね。今撮った写真を確認しようと思ったときに左にボタンが有るのは不便です。

4. バッテリー残量表示
ソニーからの移行なのでこれも非常に不便に感じています。目盛りみれば大体の残量は分かりますが、何%なのか分かるほうが良いです。

5. SDカードスロットカバー
非常に細かいですが、SDカードスロットの蓋はプラスチックで、革張りがされていません。手で握る部分なのでここも革張りしておいてほしいなと思います。

6. レンズラインナップの少なさ
Eマウントレンズの世界からLマウントレンズの世界に移る一番のデメリットがこれだと思います。Lマウントレンズは基本的に高くてゴツいです。性能はどれもいいんですけどね。Lマウントアライアンスでシグマレンズも使えるので今後に期待です。(ライカLマウントレンズももちろん使えますが関係ない)

まとめ

使い始めて1ヶ月なのでまだまだ使い切れていないですが、最初に感じた印象が大事かなと思い記事にしてみました。S5 Ⅱが異常に安く、α7 Ⅳが異常に高いのでα7 Ⅲからの乗り換え機としては非常に良いと思います。悪いところがなくなり良いところが増えていってくれるといいなと期待しておこうかなと思います。

久々に文章を書いたので読みにくいところも多かったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。気が向けば、また何か書こうと思います。


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