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ARMYをグラミーに連れていってくれて、特別な体験を、ありがとうBTS

グラミー賞発表の当日、日本と韓国の時間で午前5時半頃、「ベストポップ・デュオ/グループパフォーマンス賞」の発表直後、YouTubeの視聴数が1200万viewから一気に80万viewに減ったそう。そりゃそうだ。

世界中のARMYは、もう何日も前からわくわくどきどきしっぱなしだったし、直前にweverse(BTSをはじめとしたkpopアーティストとファンをつなぐコミュニティプラットフォーム)にアップされた、ナムさんの

俺、震えてるのか?

というコメントを見て、一緒にドキドキしていましたしね。

発表の瞬間

世界中のARMYが間違いなくこの瞬間に一緒にいましたよね。がっかりな気持ちを噛みしめる隙さえあたえず「and grammy goes on…」と続いていくグラミーよ。グラミーってやつは、噂通りの大物だし薄情だな…と静かに画面を閉じて寝たんでした。

そして、昼過ぎにグラミー賞テレビ中継のトリの一組としてパフォーマンスを披露したBTSの、Dynamiteのステージは、本当に今までのDynamiteのステージの中でも一番の輝きでShining through the city していて最高でした。本当に、この世は生きるに値するっていうのを具現化して見せてくれましたし、希望しかないステージをありがとう。BTS。

今までのどのステージも全部全力で、毎回過去最高だったけど、メンバーが「グラミーで単独パフォーマンスをしたい」とずっと言っていたとおり、本当にこのステージは特別なんだなというのが全員のパフォーマンスから溢れていました。(個人的にはユンギのダンスと、ジンニムの声の伸びが最高だな!と嬉しかったです)

グラミーでの単独パフォーマンスという夢がかなったけれど、残念ながらLAには行けなかったBTSに、グラミー賞が行われる現地と同じステージを作り、レッドカーペットを用意し、最高の演出と洗練されまくったスタイリングでグラミーのBTSを完璧にしてくれたBigHitも、相変わらずBTSとARMYへの愛に溢れてて素敵すぎました。

今回、BTSを最後まで引っ張ってくれたお陰で、他のアーティストの方々の素敵なステージを沢山見ることができて楽しかったな。

オープニングパフォーマンスのハリー・スタイルズは伝説のロッカーみたいなセクシーさだったし(ARMYになるずっと前、私はダイレクショナーだった。あのかわいいハリーがこれほどまでにイケ散らかした大人になるなんて!)


Lil babyのパフォーマンスもすごかった。こんなにかっこいいラッパーがいたなんて、知れてよかった。たくさんの人が、どれだけ勇気づけられたことだろう。

テイラーのミュージックビデオ雰囲気そのままのドリーミーな演出のライブもすごく良かった。いつも私たちが見たいテイラーのさらに上を行くパフォーマンスを見せてくれてありがとう。テイラーにもいつも慰められて力をもらってる。

そして、大好きなビヨンセはいつもにまして圧倒的で美しくてかっこよくて、もはや女神でした。スピーチも最高だったし、

ビヨンセをずっとロールモデルにしてきたと語っていたミーガン・ジー・スタリオンも素敵だった。

そんな中でも、私たちのBTSはいつも以上に幸せでキラキラした力をパフォーマンスで届けてくれたと思う。

年間最優秀賞レコード賞を受賞したビリー・アイリッシュが「すごく恥ずかしい」「自分じゃなくてミーガンがもらうべき賞なのに」と語っていて、そう言わせてしまうようなグラミー自体やそれを取り巻く事情や、いまの社会的な状況があるのは残念だけれど、いつか、手放しで感謝と喜びを表現しても許されるような、グラミーにしてほしい。

いろいろな理不尽で悲しいことが、特にたくさん起こっている今のこの状況で、BTSがグラミーを獲ったら、特に辛い思をして理不尽な目にあっている人たちの希望になるんじゃないかな。と思っていたけど、とってもとらなくても、BTSはすでに希望になっているな。っていうのを改めて見せてもらえたし、今回のパフォーマンスのポジティブな力は、受賞するとかしないとかは些細なことなのではとさえ思わせるくらい、もはや超越していた。

あんなに見る人を明るい気持ちにさせてくれたステージは、他になかったんじゃないかな。色とりどりの花に彩られたステージ、夜のソウルの街を見下ろす屋上から光に包まれて歌い踊る様子は、歌の歌詞の通りで

'Cause ah, ah, I'm in the stars tonight
So watch me bring the fire and set the night alight
So watch me bring the fire and set the night alight
Shining through the city with a little funk and soul
So I'ma light it up like dynamite

今夜僕は星の中にいるから
僕の火花でこの夜を明るく照らすのを見守って
ファンクとソウルでこの都市を灯す
煌めかせるよ ダイナマイトのように

生きていくことの楽しくて素敵な部分をぎゅっと凝縮して、具現化して見せてくれているようでした。きっと、この瞬間はARMYもそうでない人も、それからマイノリティーもマジョリティも関係なく、あらゆる壁を超えて沢山の人が幸せを感じただろうな。と本当に幸せでした。

Dynamiteがリースされたときのグローバル記者会見でユンギが語っていた

「明るくて軽快なディスコ・ポップの曲。「幸せ」、「自信」というメッセージを込めました。まるで走っていて転んでしまったような気分になるこの頃ですよね。そういう人々に捧げる曲です」

という言葉の、その通りでした。

グラミー賞授賞式が幕を閉じたその直後、去年や一昨年にそうしたのと同じようにVLIVEでの生配信で、メンバー全員がARMYにメッセージを伝えてくれました。
「正直、残念でないと言えば嘘になるけれど」と言いつつも

ファンのみなさんが残念に思っているんじゃないか?
と言うのが一番心配です(J-hope)

心配しないでください!大したことはありません!(RM)

「受賞不発」という記事を見ましたが「不発」なんでしょうか?
初めてノミネートされて、初めて単独パフォーマンスをしたんです。(RM)

僕たちは、ポジティブな面を見ましょうよ!(RM)

大丈夫。ほんとうに大丈夫です。あんなに素敵なパフォーマンスを見せてもらえたので!

そして最後に一人づつARMYへの感謝を話してくれたのですが

ジンニム、こちらこそだよ。ARMYをグラミーにつれてきてくれて、特別な体験をさせてくれて、本当にありがとう!BTS!

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