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何もない日々に彩りくれる富士そば

富士そばが好きだ。特に、富士そばのわかめそばのクオリティの高さに、いつも感謝している。あと、大抵の店舗でびっくりするくらいの量をのせてくれるのも嬉しい。

あのわかめは乾燥ではなく、塩蔵を戻したものなのではないかと推測している。もし乾燥わかめであの歯ごたえと瑞々しさであるのならば、その乾燥わかめを売ってほしい。乾燥わかめは戻しすぎるとヘタるし風味が落ちるし、ちゃんと戻さなければ歯ごたえが悪い。わかめそばに紅生姜天を追加すると映えるのもすごい。コロッケそばの「炭水化物にさらに揚げた炭水化物を乗せてる・・・」という、勝手に感じている罪深さも払拭してくれる。

今まで私が行ったことのある富士そばで、芸術点トップは恵比寿店。盛りが美しい。とにかく映え度合いがすごい。そして、量のトップは神谷町店。そばとわかめを1:0.8くらいの割合で口に運んでいたが、わかめが残ったほど。大量のわかめとわかめをオンしてくれた店員の方に心から感謝した。

富士そばの好きなところは多数あるが、わかめの次点くらいに好きなポイントは、メニューの組み合わせが無限なところ。各々好きな具材の乗ったそば、うどん、丼、ミニ丼などを組み合わせて食べている。ほんとうに豊かな気分になる。たまに襲われる、毎日が退屈だ、という気分のときには、隣の席に座った人が食べているメニューを次の日に必ずオーダーする。それを1週間続ける。というスペシャルウィークを実施すると、いつもわかめそばを頼みがちな平凡な私の毎日が、急に刺激的になる。極寒の日に食べるざるそば、まさかのかけうどん×カツ丼の組み合わせなど。富士そばがあってくれるおかげで得られる、日々の活力と彩りよ。

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