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翻訳はプロに任せたらどうだ!

学校で英語を勉強したくらいで、英語ができると思うなよ!日本人。

翻訳はプロに任せろ!

強い口調で言ったが、これは、しかるべき企業や組織、団体が外国語話者に向けて情報を提供するときの話である。

読売新聞オンラインの記事を読んだ。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240515-OYT1T50136/

京都市内の外国語案内表示の1割強でミスが発覚したらしい。京都市観光協会調べ。

見つかったミスは、約500か所という。

日英翻訳における誤訳は、ネットでも度々話題にされていると思うが、実際、誤訳は多い。

「誤訳」で検索してヒットしたWebページをいくつか貼り付けておこう。

翻訳者でも誤訳する話

https://www.kenkyusha.co.jp/purec/images/mihon%20hoka/327-45302-honyaku%20exercise-mihon.pdf

素人の場合、もっと低次元の誤訳をするものと思う。

当たり前に使われている「誤訳」に気をつけよう、とのこと。

https://www.idanet.co.jp/blog/mistranslation/

日本人なら誤訳する英文!あなたは大丈夫?

https://kimini.online/blog/archives/7240

例が少なかったな。

誤訳に関する書籍も多く出版されている。

次の書籍は買って読んだ気がする。

翻訳は翻訳会社に依頼しろと、翻訳業者が言っている。

上の会社が翻訳品質がどうであるかは知らない。

プロだからと信じて任せたのに誤訳だらけなんてことがないとは限らない。
翻訳会社の選定も重要。

個人的には、低価格イコール低品質の傾向があると思っている。

Google翻訳を使ったエピソード(マレー語>中国語?)

2015年の記事。
Google翻訳って、酷かったからなあ。
もう使っていないので、今、どんなレベルか知らない。

自動翻訳ツールやプロの翻訳者ではない人に翻訳を頼む際のリスクを考慮すべき

https://www.ptsgi.com/ja/news/translation-error/

統一翻訳株式会社。台湾の会社か。

2024年7月よりTOKYO MXほかにて放送決定!

現代誤訳。
面白いのか?ま、翻訳における誤訳の話ではなかった。

検索ワードを追加して検索したところ次の論文がヒットした。

「日本の言語表現における英語の誤用傾向」

http://www.decode.waseda.ac.jp/jeles/archive/llel06-2021/llel06-2021-077-082.pdf

2021年度版、論文なのかな?
路上の案内表示、店舗内表示、メニューなどにおける不適切な英語
例を挙げているので参考になる。

論文「観光資料の韓国語訳における誤訳分析」

https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/research/journal/bk2019/pdf/no01_23.pdf


冒頭の記事に戻る。

読売新聞オンラインの記事によると、中国語がわかるスタッフがいないのに、AIで翻訳した結果を信じて使ったらしいが、どうかしている。

この手の問題の場合、前後の脈絡がない日本語を外国語に訳すことが多いだろうから、AI翻訳とはそういうものと考えて利用すべきだろう。生成AIの場合だと、背景を説明することができるので、うまくプロンプトを書けば翻訳精度を向上させられるかもしれない。やってみていないので、なんとも言えないが。英和翻訳は試したことがあるか、使えないと思った。
DeepL翻訳などのAI翻訳を使うことはある。勝手に足された記憶はないが、一部を訳さないというのは何度か経験した。

DeepL翻訳を使い始めた頃は感動したものだったが、次第に精度が低下してきている気がする。学習しすぎてAIが低脳になってしまったのではないだろうか。

関係各所において、日本におけるインバウンド向けの外国語表記の改善を進められているようなので、良くなっていくのだろう。

t.koba

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