日記?(9/30記)
なんだかんだで食べ物日記になっていることに戸惑いつつ、今日も食べ物のことを書きます。
昨日の夕方の散歩中にむかごを採る。
むかご。
40代になってから知った味。
秋になるとそこら辺の蔓に着く、小さい小さいじゃがいもみたいな形の実。少し光沢のある皮と形がバロックの真珠のようだと思う。
炊飯器で米と一緒にただ炊くだけでほくほく美味しいむかごごはんの出来上がり。最近は毎年の楽しみになり、いつも食べ頃になってから見つけていたけど、今年は初めて緑色の時から見守っていた。
豆系のものが入っているご飯はどちらかというと苦手だけど、むかごご飯は食べてみたら大好きだった。イモ系だからかな?
…調べてみたら植物の茎や葉の根元にできる栄養繁殖器官を「零余子(むかご)」というらしい。
「脇芽が養分を蓄え肥大化した部分のこと、葉腋や花序に形成され、離脱後は新たな植物体となる」とWikipediaの文を読んで若干パニック。私の思ってる実だけがむかごじゃないっていうことと、「肥大化」「栄養繁殖器官」「新たな植物体」あたりのワードに。ヤマユリやこれまた私の大好き野草ノビルにもできると。この夏みたノビルのあれ、あれもむかごなのか?知らなかったー。
ざっくり食材としては山芋類に出来るあの私の知ってるむかご(零余子)を「むかご」と呼ぶそうです。やっぱりイモ系ではあった。ありがとうインターネット。
とにかくそのむかごを入れて炊いたむかごご飯を仕事終わりの24時すぎに、パーTとぱくぱく食べた。そのままも美味しいし、ちょっとだけ塩をかけても。美味しすぎて二杯食べた(今日も炊いてくれたのはパーT)。秋の幸せ。パーTはその後炊飯器からむかごだけ取り出しても食べていた。
その幸せはまだ裏庭にもまだまだ育ち中。楽しみだ。
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