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日銀はマイナス金利解除へ。これからの戦略

■日銀はマイナス金利解除へ

 3月19日、日銀は2%の物価目標の持続的・安定的な達成の見通しが視野に入ったとして、マイナス金利の解除や長短金利操作(YCC)の撤廃、ETF/REITの新規買入れの終了を発表しました。2007年以来の利上げとなります。

 市場はこの発表を受けて乱高下したものの、日経平均は40000円越えの前日比+0.66%、TOPIXは2750ポイント越えの前日比+1.06%と最高値更新しました。また、為替は150円を超えて円安方向に一気に振れました。タカ派発言も無かったことから引き続き低金利水準が続きそうだという反応と見ています。
 業種別に見ると、不動産が前日比+4.48%で最も上昇、次いで、鉱業、輸送用機器となっています。不動産セクターの上げは上記でも書いた通り、マイナス金利解除したものの引き続き低金利水準が続く見通しから買われたと思われます。また、円安進行によるインフレも後押ししています。
 反対に、最も下落したのは海運で、次いで医薬品、銀行となっています。銀行の下げはマイナス金利解除を受け、目先の材料出尽くしで売られたと判断してます。

■今後の戦略

 緩和的な金融環境が継続されることから、今後も更なる賃金上昇を見込めると判断しました。そのため投資や消費活動も活発になることから国内の景気も好調になるとみてます。よって、内需株に投資妙味があると思います。
 また、この円安140~150円はしばらく続く可能性が高いことから、輸出の多い製造業にも追い風です。半導体は直近上昇していて、しばらくは調整が続きそうですが、その他の製造業はまだ出遅れているとみてます。

 上記踏まえ、今後の戦略として以下のセクターの保有割合を増やします。
 ・内需株(不動産、建設業、素材、商社、食料品、小売、サービス、陸運)
 ・製造業(自動車、機械)
 また、私は株をフルポジで持っているため、以下セクターの株の売却を検討してます。
 ・情報通信業
 ・電気機器
 ・銀行、金融業

 ではでは〜。
 追伸:お気持ちをいただけたら、次回更新の励みになります。
(*- -)(*_ _)ペコリ

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