見出し画像

YouTube & Twitter Spaces 連動イベントの可能性について

Flutter Osaka を運営している jiyuujin です。

先週土曜日 5 月 22 日 Flutter 日本ユーザーグループ (大阪運営) 主催の下、 Flutter Meetup Osaka #7 を開催しました。

これまでのミートアップでは全ての LT を公募形式として募集をかけて開催。今回も例外なく想定の 6 枠全て埋まる盛況ぶり。しかもページオープン直後から半日経たずと改めて驚かされました。

詳しい登壇の中身については下記ウェブサイトをご覧ください。

今回これまでと違って新たな取り組みに挑戦しました。タイトルの記載通り YouTube と Twitter Spaces を連動している点です。

そもそも、この取り組みをやったきっかけとはオンラインイベントに参加者としての意識を取り戻すことがあります。

今のコロナ禍になって、配信している動画を見ているだけではイベントをリアタイする意味はありません。イベント終了後に拡散されるであろう登壇スライドを見れば、イベントに参加していなくてもイベントに参加しているのと変わりません。ここで改めて、私自身がこれまで参加してきたオフラインイベントの意義について考え直してみる。登壇を通して新たな発見を聞きに行く目的があるのはもちろん、同じ界隈に属する社外の方々とのコミュニケーションを求めている自分がいたことを思い出した。

そこで今春に登場した Twitter Spaces です。

画像1

そもそも Twitter Spaces とは Clubhouse のように音声通信を主戦場としてコミュニケーションを図るツールで AppStore 並びに GooglePlay よりネイティブアプリを各自インストールしていただければ誰でも参加できます。

Zoom と違って顔を出さずに済む手軽さがある反面、まだまだ一部デバイスを使っている者にとってはややアプリの安定性に欠けるデメリットも存在しています。しかしそんなデメリットをも上回る可能性があると考えており、良くも悪くもオンラインイベントを上手く補完してくれる存在になり得るのではと。

実際に当イベントでは、申込者 100 名弱。そのうちリアタイしていただいたのは YouTube 40 名、Twitter Spaces 30 名でした。

Flutter 日本ユーザグループでは、東京運営然り大阪運営然り YouTube チャンネルを作っているので、どうしてもリアタイしていただける方が少ない点については今でも考えさせられる課題のひとつです。

まず今回は各登壇者に事前収録という形式でお願いしておりました。この事前収録という仕組みは円滑な運営を良い意味で後押ししてくれていました。ミートアップ当日は登壇者それぞれの動画を YouTube で配信、各自それを見ながらこの間 Twitter Spaces で「裏チャンネル」として登壇者自ら補足説明を加えていきます。

そして登壇が終わると YouTube では小休止する一方 Twitter Spaces では質疑応答を行いました。

登壇者の方には極力 Twitter Spaces でスピーカーとして喋っていただけるよう心がけたと同時に、登壇者以外の方でも自由に発言できる環境を整えました。もちろん喋れない方々にもツイートしていただくことで、これまでのオフラインイベントを彷彿とする「双方向性」のコミュニケーションをオンラインイベントでも発揮させたかった狙いがここにあると考えています。

実際やってみて課題も浮き彫りになりました。みんな Twitter アカウントを持っている訳ではない、といった不公平感を嘆いた声がひとつ。また YouTube に加え Twitter Spaces も見なければいけず煩わしくなった、という声があるのもひとつ。

これからスタッフ陣と今回の振り返り会を進めていくとともに、次回以降の運営に反映できればと考えています。

最後にこれだけ。それは今後も挑戦することは忘れずに、かつ改善すべき部分は改善して上手くバランスの取れた場となるよう、界隈のデベロッパとのコミュニケーションを図っていく所存です。


投げ銭はいりません。それより無料でできる拡散をしてください。 感想をツイートしていただけることが一番嬉しいです。