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生きやすさの秘訣~《大直若詘 大巧若拙 大辯若訥》

普段とはまったく違う雰囲気が漂っていますが、私はなるべくペースを崩さないように心掛けています。
とは言っても、太りそうなくらい食べてますが笑笑

振り回されない状態を維持する事。
変化を受け入れる余裕を持つ事。

という事で、老子シリーズ3回目。

1回目…占いの上手な活用方法《大成若欠 其用不弊》
2回目…全員の今は満ち溢れている~《大盈若沖 其用不窮》

もどうぞ(^▽^)

今日は3回目。

【大直若詘 大功若拙 大辯若訥】
(たいちょくはくっするがごとく たいこうはせつなるがごとく たいべんはとつなるがごとし)

まっすぐなものは柔軟に曲がる事ができ、優れた能力は下手くそに見え、真に雄弁な者は多くを語らない。
表面的な見解では真実を見る事ができない。

スカイツリー

スカイツリーだけではなくて、最近のタワーマンションでは、耐震性のために、柔軟さが施されているそうです。

まっすぐ立っているためには、カチカチに踏ん張っているだけではダメ。
電車でも、人は自然と柔軟にバランスを取っているから倒れずに済んでいるのです。

そういった状態を思い出した、最初の【大直若詘】の句。

まっすぐな心はとても大切なのですが、折れてしまうと元も子もない。
本当にまっすぐに見えるものは、内側で柔軟に対応しているのです。

次の【大巧若拙】では、サザンの桑田さんとか、ピカソを思い出しました。

本当に能力が高い人は、一見下手くそに見える。
いわゆる天才と呼ばれる人は、万人には受け入れられない事が多いみたいですし。

桑田さんなどは本当に歌唱力が高いですが、サザンの曲調のクセが凄くて、うまいとか下手などを超えたところがあります。
ピカソも、一般的に例えに出されますよね~。

能ある鷹は爪を隠す…ではありませんが、能力が高過ぎて一般人がついていけない状態。

最後の【大辯若訥】で思いついたのが高倉健さん。
決して雄弁ではありませんが、言葉の重みが静かに心に響いてきます。

どの句も、一見しただけでは理解できない部分をついています。

まっすぐに自分を貫いているように見える人は、きっと細やかに対応しながら進んでいる。
誰にも折られないように、しなやかに進んでいるのでしょう。

自分の正義だけを相手に押し付けても賛同が得られるとは限りません。
高過ぎる能力を持つ人は一般人と同じ会話はできないでしょう。
大学生が幼稚園児に相対性理論の話をしているような状態なのだと思います。

詐欺師の人たちはきっと雄弁なので、つい信用してしまう。
でも、雄弁だからと言って、真実を語っているかどうかは別の問題。

表面的な物事には振り回されない方が良いのです。

真実などは、なかなかわかりません。

でも、すべてを鵜呑みにしてしまうと、真実かどうかがわからないのに
「真実だ」
と思い込んでしまうから、大切な事が見えなくなる。

上記に上げている素晴らしい人々の共通点は…というと。
「自分自身を生きている」
という部分だと思います。

自分を良く見せようとは思っていないところ。
私は自分に自信がないので、言葉で何とかごまかそうとしています(笑)
自分の拙い知識で丁寧に書こうと、ムチャクチャ努力しています(笑)

桑田さんやピカソのように、自分オリジナルを貫く勇気もまだなくて(;^ω^)

柔軟性は、過去にたくさん折られてきましたので(笑)必須アイテムとして、ゲットしつつあります。
折れては柔らかくなり、柔らかくなりすぎて次は倒れる…の繰り返しですが(笑)

自分を貫きたいのならどうすれば良いか?

を考えると、自然と柔軟性が身につきます。

自分に自信がある人は、ウィットに富んだ状態を楽しめる。
バカにされても気にならないし。
世間が騒いでいてもどうってことない。

自分に自信があれば、何も気にならないですものね。
むしろそれで皆が喜んでくれるなら…という仏のようなイメージです。

どれだけ文章力があっても、自分の言葉が入っていなければ、不思議と伝わってきません。

難しい専門用語ばかり並べられても理解できないし。
伝えたいのなら、伝わらないと意味がない。
伝えるためには、やはり柔軟な考え方や変化も必要です。

バカボン

シリーズの1回目・2回目と続けていると…
本当に大切なものは「自分自身」だという事に繋がります。

自分を知っていると、無理をしないから生きやすい。
自分の思いがハッキリしていると、迷いが無いから生きやすい。
自分の意見を知っていると、他者に振り回されないから生きやすい。

自分自身を全肯定できていれば、他人の意見は気にならないのです。

だからといって、他者とイザコザが絶えない…とかにもなりません。
柔軟ですし、他人の事も否定しないのですから。

まっすぐに成長していこうという気持ちがあればあるほど、思春期の反抗期は大きい。

と、我が息子たちを見て思います。
逆にいうと、伸びしろが大きいという事。

「上手くなりたい!」
という気持ちは、どうしても
「今はまだ下手」
という概念がついて回るのかもしれません。


それも乗り越えないといけない道。
成長への通過点です。

「今はまだ下手」
で終わってしまうと、うまくなるはずがないですしね。

そして、
伝えたいからといって、多すぎる言葉や情報を相手に浴びせても、真意が伝わらない。

だって、多すぎるモノの中から何かを探すのは至難の業ですから。

本当に伝えたい事は何なのか?
をまずは自分の中で導き出さないと。

「汲み取れない相手が悪い」
と言って、きちんと伝える努力をしないのもどうかと思います。

こういった事は学校で教えてくれるわけではありません。
自分が社会でもまれながら気づいていくしかない。
相手があっての事です。

そして、相手もひとりの人間ですので、それぞれの意見や思いがある。
したがって、相手によって対応が変わってきます。

誰とも接していなかったら、おそらく気付かない。
気付かなければ成長がない。

せっかく生まれてきたのに。
せっかくイロイロ乗り越えてきたのに。
成長できていないのも困るなぁ。

と私は思います。

私の我欲はそこにあるのですが(笑)、成長には貪欲に立ち向かいます。
何でもいいのですよね~。

でも、
自分がどう在りたいのか。
自分はどうなっていきたいのか。

という部分は、しっかりと考えていきたい。

誰かと同じでなくてもいい。
でも、自分を確立できるのは自分だけだから。
「自分なりの自分はどんな自分なのか」
を考えていきたい。

その中から、
乗り越えないといけない弱い部分と向き合い、
今まで置き去りにしてきた見たくない部分と向き合い、
感じないようにしてきた痛みを感じ、
できていない部分ができるようになっていく。

その繰り返しで、他者に感謝できるようになる。

この一連の流れは、
一周したら終わり!
という甘いものではなく、
手を変え品を変えやってくる。

螺旋階段のように、
昇っても昇っても、
同じ場所のように感じるかもしれない。

でも、確実に成長できている事を忘れずに。
昨日よりは視野が広がっているはずだから。
自分を見失わずに。
自分を信じて。
一歩一歩進んでいきましょう。

必勝ダルマ

希望を忘れずに。
勇気を忘れずに。
信頼を忘れずに。
自分に自信が持てるよう、自分自身を悔いなく生きる。

自分が正しいと思った事をするだけ。

自分を偽らないように。
しっかりと自分の意見を認識してください。

複雑な感情は、紐解いていけばひとつだけが残ります。

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