たくさん気付けば改善できる~《燈下不剪爪》
自分の言動に責任を持つ。
当たり前のことなのですが、できていない人も多い(;^ω^)
そういう私も、まだまだです(-_-;)
今日の禅語。
【燈下不剪爪】
(とうかにつめをきらず)
薄暗い中で爪を切ると思わぬ怪我につながる。
自分で自分を傷つけるとわかっている行為はしない方がよい。
昔ながらの言い伝えでも聞きますよね~。
「夜中に爪を切ると親の死に目に会えない」
とか。
昔は今みたいに安全な爪切りという道具がなく、鋭い刃物で切っていたから危険…
という説が有効かと思います。
それを禅的に解釈すると、
「危険とわかっていながら自分を傷つける行為」
という意味合いになるのかな。
それは何も、夜中の爪切りの事を言っているのではなく、もちろん自分に問いかける要因です。
何事も、原因があって結果がある。
〇〇をしたから△△になった。
という事。
良い行いをすると、良い結果がついてくる。
愚かな行いをすると愚かな結果がついてくる。
この流れは決まっています。
誰かの悪口をいうと、自分に返ってきます。
誰かに意地悪をすると、いつか自分も同じ目に合います。
ストレートに返るわけでない事柄も多い。
冬に薄着で外出したら風邪をひくでしょう。
不機嫌をまき散らしていたら皆が離れていくでしょう。
今ある現状は、すべて自分の行いの結果なのです。
だからといって、自分を責める必要はありません。
ただ、自分がまねいた結果だと気づかなければいつまでも同じ事を繰り返してしまいます。
誰かのせいにしてもダメで、自分で省みて改善する。
その為に、たくさん気付いて、たくさん改善していく方が生きやすいのです。
気付きと言っても、知識とかはいりません。
人間は考える力に長けていますが、考えすぎると混乱します。
だから、ただ、気付くだけがおススメ。
昨日の自分と今日の自分。
何がどんな風に違っているのか?
とか。
こうやったらうまく進んだ!
とか。
あ、私ってこんな感じなんだ!
とかの、簡単な気付きでいい。
たくさん気付けば気付くほど、同じことを繰り返さないから。
この人には、こう接するといいかも。
とか。
こうやったら回避できた。
とかもいいですね。
要するに、何でもよいのです。
気付けば流れないけど、気付かなければ流れちゃうから。
また同じ過ちを繰り返してしまう。
少し考えたらわかる事…なら、愚かな結果は避けたいですね(-_-;)
ただ何となく過ごす日常と。
少しだけ意識して過ごす日常。
少しの意識がかなりの向上につながります。
愚かな行動でも構いません。
それを覚悟してやるのか、何も考えずにやるのかでは結果が違ってくる。
やってから考える…
でももちろん良いのです。
ただ、その行動の責任は自分にあるという事をわかっておくと、楽です(^▽^)/
意識を高めたい人は、個人セッションいろいろどうぞ♪
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