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美猫の下世話ではない方の手相

こんにちは。闇に隠れて生きる、下衆なまとめサイト巡礼者、ポーラです。今日は手相に関心はあるけれど、読み方がわからないというあなたに、ビーにゃんこと美猫先生が公開している、下世話でない方の手相鑑定をご紹介したいと思います。

手相は主線と呼ばれる目立った線と、副線と呼ばれる細かい線の組み合わせで読みます。

占い師によって鑑定結果を線の名前とその形状がどうなっているかを解説しながら教えてくれる場合と、結論だけを教えてくれる場合があり、後者の場合は「よくわからないけど最高(あるいは最低)らしい」という結果だけが記憶に残ります。

以前あるイベントで向学のため知らない方に手相を見てもらったことがあるのですが、「あなた、騙されやすいんじゃなあい?」と苦笑気味にいわれ、「どの線をどう読んだんですか!」と聞きたかったのですが、いかにも同業者っぽいのでやめました。ちなみに占い師はお互い占いしあうことがよくあります。ミイラ取りがミイラというやつですね。

美猫先生は読者の方から送っていただいた手のひら画像をもとに、ひとつひとつの線を解説しながらブログで公開鑑定を連載していらっしゃいます。最新のものはこちら。

【公開鑑定】いま趣味をお持ちですか??

手のひら画像の線にそって色分けされたラインに線の名前も明記されていて、とてもがわかりやすいですね。

美猫先生の公開鑑定をご覧いただくとおわかりいただけると思いますが、手相そのものにはいい手相、悪い手相と断定でできるものはあまりありません。大胆さで大きな仕事をする人が、家族に「暑苦しい」と思われていることもありますし、日本では空気が読めない困った人扱いされる人が、欧米で正直で誠実な友人と評価されることもあります。

我々占い師も人気商売ですので、やはりお客様の心証を害するようなことは、極力いいたくありません。たとえ「性根の腐った不倫相手を地獄に叩き落したい」とお客様がおっしゃっていたとしても、「ああ、確かに救いようのないド腐れ男ですね」なんて迂闊にいってはいけません。だって恋する相手を赤の他人から悪く言われるのは、誰だって嫌なものですからね。

そのようなわけで、私どもは平素お客様とお客様を取り巻くみなさまのよいところに注目し、品位と節度を保ち、ウソにならない程度に明るく希望が持てる鑑定を心がけています。しかしやはり人の子ですから、「この手相じゃよほど性根を入れ替えないと借金癖はおさまらないんじゃないか」「そもそもあなたも二股かけてるでしょう」と内心思ってしまうことも、ときにはあるのでございます。

そんな私どもの王様の耳はロバの耳な穴として、このnoteを活用していきたいと思っています。乞うご期待。

美猫

フォーチュリング・カウンセラー。九州大学心理学科卒。猫と酒とブログ更新とイベント鑑定をこよなく愛し、天神のサロンを中心にぶいぶいいわしてる占い師。主な占術は手相と算命学。サロンのほかにも複数の占い教室を掛け持ち、メールは三週間待ち、地元ラジオやタウン誌から出演依頼がきて大忙しなのに、何が何でもブログを更新し、すきあらばイベント出店する現場主義者。ムーを定期購読している。

深夜に下衆なまとめサイトを徘徊する悪癖と、架空の人物の命式や手相を妄想する職業病をいかして下世話な手相便覧を作ることを思いつく。主な占術は手相・タロット・西洋占星術。間取り本、部屋本、片づけ本好き。

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