見出し画像

自己紹介 ~おかしな世界をお菓子な世界に~

はじめまして!僕は2024年の2月から占い系カウンセラーとして活動している
奏 ―KANADE― と申します!


幼き頃身近にタロットリーダーがいてくれて、悩み事があればタロットを展開してくれました。目の前で繰り広げられるタロットの物語りに吸い込まれる感覚がありました。

タロットの人生劇を観客としてではなく、自分自身がタロットの登場人物として演じている感覚です。するとどうでしょう!タロットの展開通りの結果が日常生活で繰り広げられることが何度もありました!

きっとこの世には学校の勉強では教えてくれない不思議な世界があるんだろうなぁと感覚的に理解していました。

困り事があっても僕にはタロットが味方になってくれました。僕にとってはタロットはドラえもんの四次元ポケットのようなものだったのです。

大学の進路を考えるときに、僕は高校の友達が数多く行く経営学部に行こうと決めていました。まぁ楽しく学校生活を送って流れでどこかに就職できれば良いかなと考えていたのです。

しかし、同時に新しく志望大学に設置された心理学部に若干の興味がありました。進路を決める日が近づけば近づくほどにその若干の興味が大きなものに変化していくのを感じていました。

さて、どうするか?もちろんタロットです。タロットリーダーに占ってもらった結果、僕は心理学部に進路変更することになりましたとさ。

不思議な世界へのあこがれを学べるとしたら心理学部で間違いない!とも思ったので本来進むべき道に進んだと言えるのかもしれません。心理学部の始めの授業を受けるまではそう思いました。

心理学部に入学して始めの授業で、教授はこう叫びました(叫んではない)「心理学を使って、人の心を読むなんて無理。心理学は科学的な学問なのです」というようなことを語られました。どうやら学問としての心理学は科学や統計の世界で、エビデンスを基に成り立っているらしいのです。

これは、心理学部の多くの学生が「心理学部は人の心を読めるテクニックを教えてくれる!」と期待して多くの学生が入学してくる傾向があり、それらの学生に対しての警告の意味合いもあったのです。

大学でも大学院でも、社会に出ても、一部の教授や心理カウンセラーの人が同様のことをおっしゃいました。人やCl(クライアント)の心を読むのは出来ない、科学的な根拠やエビデンスに基づいた上で治療をしなければならないと、強迫的に口ずさむ人もおられました。

それらのセリフを言う1部の人の表情や雰囲気をじっと眺めると、あることに気づきます。それは一見怒りの雰囲気でありながら、その表情の裏に寂しさが隠されているということに。

それは心理の不思議さを否定し科学性を追求するように宣言する彼らも、過去に同じように教授達から「そんな世界はない!」と否定された過去があったのだろうと直感的にわかりました。

自分が過去に抑圧した思いを、目の前の若い経験のない学生たちが刺激してくるのに耐えられず、自分たちを過去に否定してきた教授たちを無意識に模倣しているのだと。

そう思うとどこかこちらも納得の雰囲気が湧いてきました。彼らには彼らの守らなければならない世界があるんだなぁと自分なりに理解しました。

でも、科学性を大事にしながらも不思議な世界を実は大切にしている先生たちとの出逢いも数多くありました。

僕が尊敬している精神科医の先生は、目の前のClのトラウマや発達障害、愛着障害、はたまた体の悪い部分や骨のズレさえも見た瞬間に言い当てていました。シャーマンのような人はやっぱり存在するんだと確信を持ちました。

その精神科医の先生は心理学や精神医学の知識を活かして、目の前のClたちの心を読み治療に活かしていたのです。なので心理学を使って、心を読むことを諦める必要はないのです。なんとかして心理学を使って、目の前の人たちの心が読めないかということを追求することが、少なくとも僕にとっては合っていると思いました。

「治療とは芸術だ」と言っていたのも印象的でした。僕もタロットや占星術は芸術やアートのようなものだと考えていたからです。運良くその先生とお話をさせて貰う機会があり、「あなたは、Clさんと関わるときに、自分の中に沸き起こる面白さや興味深さを大切にして関われば良いよ」と言ってくれたのは今でも大きな支えとなっています。

心理カウンセラーとしては、現在日本で最も権威のある臨床心理士(後に公認心理師という国家資格も誕生する)の資格を取得するためには大学院に進学しないといけません。当時は大学院に進学するほど心理カウンセラーになろうという気持ちはなかったので、なんとなくテキトーに就活を始めました。

だけど、全くと言って良いほど就活に身が入りません。大学院進学についての心残りが日に日に大きくなっていきました。

もちろんこんな時はタロットに聴くしかありません。タロット占いの結果、僕は大学院に進学することになりました。

ちょうど大学院入学と同時期に僕は占いの勉強をご縁のあったスクールで本格的に始めることになりました。

最初に学び始めたのはタロットではなく占星術でした。今まで占星術を使った占いは経験したことがなかったのですが、びっくりするほど面白い世界ですぐにトリコになりました。

しかも、大学院で学ぶ心理学と実は共通するところが数多くありました。 心理学の知識だけでは理解できなかった人の心の悩みも、占星術の視点から考えると腑に落ちるように理解できた体験が今日の占星術リーディングの基礎になっています。(あのユングも占星術を参考にしたんだそう。)

占い師を目指すきっかけになったタロットリーディングですが、僕のことを占ってくれていたタロットリーダーは「カモワンタロット」と呼ばれるデッキを用いていました。

当時は全てのタロットリーダーが同じようにカモワンタロットを用いているのかと思っていたのですが、実際はカモワンタロットを用いている占い師はかなり少ないということを後に知ることになります。

しかも、カモワンタロットは公式のテキストがほとんど公開されておらず、独学で学ぶのは不可能に近いということを知りました。

どうしても他のタロットリーディングを受けても、幼き頃より親しんだカモワンタロットと比べてしまう自分がいました。

心の悩みやモヤモヤを何度も晴らしてくれた、カモワンタロットを使う人が少ない、、もしも今後僕のタロットリーダーがいなくなってしまったら?
今後悩みに直面したとき僕はどうすれば良いのだろう?という不安に駆られました。

もしかすると、僕はカモワンタロットがないと自己選択出来ないようになってしまったのではないか?とふと思うようになりました。
まるでのび太がドラえもんの道具に頼りすぎるあまり、ドラえもんに依存してしまうかのようです。

そこで僕は「自分もカモワンタロットリーダーになりたい」という夢が出来ました。いや、これは夢ではなく、使命のようにも思えました。

その後紆余曲折を経て、公式の認定カモワンタロットコースを修了し、カモワン先生直筆の修了書が手渡されました。臨床心理士も公認心理師の資格認定書もすでに手にしていましたが、正直比べ物にならない程の感動でした。本当に自分が心から望んでいたものを手にした気分でした。

カモワン先生直筆サイン入りの修了書!

ようやくプロとして人を占っても良いよという「占い許可書の免許」を手に入れた気分でした。これで自信を持って、占い師として活動出来る。そんな嬉しさと決意もこみ上げてきました。

まだまだ占い師としてデビューしたばかり。苦戦続きの毎日ですが、素敵なお客様と占い師の仲間の方との交流も徐々に増えてきて、さらに今後楽しいことが増えてきそうな予感です♪

もしよければ、癒しの占いカウンセリング体験しに来てくれたら嬉しいです♪
どうかよろしくお願いいたします♪
(このおかしな世界を、お菓子な世界に変えるのが裏テーマです♪)

占い系カウンセラー 奏 ―KANADE―

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?