龍神との出来事③
セッションで、龍の存在を知ってから、
夢に龍が出てくる様になった。
前からよく、ホワイトボードの前に、先生みたいな人がいて、学校みたいな机と椅子に座って、勉強する夢を見たりするんだけど、
その時期は、代わって龍がいろんな事を教えてくれた。
『お金がたくさん欲しいなら、エネルギーを大きく回すんだ。』と、宙に浮かんだビリヤードの台のような物の中の球を、グルグルと回して見せてくれた。全ての球が高速で回転し、もう手を加えなくてもそれらは勢いよく回り、止まることはなかった。
次は、私も真似てやってみる。
けれど、球は2個か3個、少し動いただけで全然上手に出来なかった。
(何度か夢で、色々な事を教えてもらったはずはのに、これしか覚えてない…)
夢の中での私は、龍に対し友達のようにとてもフランクに接していた。
ある日の夢。
大きな龍が、2つの手帳を手に、私にどちらにするか選ばせた。
ひとつは、薄い手帳でゆっくり穏やかな日々
もうひとつは、厚い手帳で、超多忙な日々が記されている。
分厚い手帳を前に
「え?今より忙しいの?!
無理‼︎絶対に、ムリムリムリムリムリムリ!」
全力拒否してしまった。
この時、私は出産直後の育児に追われ、眠る時間がないばかりか、上手に眠りにつく事さえ難しい状態だった。
実家に帰る事も拒否していたので、知り合いのいない土地で、初めての1人育児をしている最中だった。今の私は、心も体も…ボロボロだ。
だけど、もしかして、あの分厚い手帳が、「龍の背中に乗る」って事だったのかな…?なんて思ったりもしたけど…
夢から覚めても「どう考えたって無理」と、目の前の現実で手いっぱいな状態だった。
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