見出し画像

【親権変更】2回目の調停

酷暑まっただ中の8月。
2回目の親権者変更調停のため東京家裁から地元家裁とテレビ会議システムを使ってリモート調停に挑んできました。

午前中の調停。朝からソワソワしながら4日前に引越したばかりの新居から東京家裁へ。盆休みと称して9連休を取ったパートナー・トトさんも運転手兼付き添いで同行。

まだ朝の9時だっつーのに、日比谷公園は蒸し風呂で涼しさ皆無。子供のころ「朝の涼しいうちに夏休みの宿題をしなさい」とか言ってた時間はどこ行った。朝から地獄やぞ。


東京家裁って厳重・・・あと広すぎ

地元の無防備な家裁と違って、東京家裁は入り口で空港なみに手荷物と金属チェックのゲートを通されます。ただそれだけなのに緊張するのは豆腐メンタルだからですか。あんだけ飛行機乗ってても、未だに緊張するのは変ですか。何もやましい物持ってないのにピー!ってなると『すいません!』って思う人間です。

無事、髪飾りのせいでピー!って言われながらも通過した私。

総合案内で調停係の部屋を聞き、十何階かの部署へ。

そこからまた何階か上の階に行かされ、再度受付。なぜ。

そして同行者のトトさんは弁護士と間違われながら待合室で待機させ、私は2階の調停室へ。・・・どんだけ移動すんねん。


だだっ広い調停室にポツンと私ひとり。

そして知った、テレビ会議システムじゃなくて電話会議システムだということ。私のスマホに地元家裁が電話を掛けてきてスピーカーで家裁側の3名が話しかけてきました。・・・家でも良くね?ねぇ?

そんな不精な感情が芽生えつつも始まりました、2回目の調停。

画像1

ッファイ!!!!

まずは、家裁の調査官が1回目の調停後に児相へ聞き取り調査を行った報告書の感想を求められました。

その報告書というのは、1回目の調停時に調査官から『児相への調査許可を出してください』と言われたものです。

内容としては

・息子’sを一時保護で受け入れた際の経緯
・その後、息子’sとの面談で聞いた内容
・息子’sとの数回の面談と、児相が警察から聞いた事情聴取の結果から、親権者である父親から『心理的虐待』を受けていると判断したとこと
・その結果から、父親には息子’sとの距離を保つため厳しい誓約書を書かせているということ
・なぜか元夫と元義母が『児相は申立人(私)に加担している!!』と、あり得ない被害妄想を抱いているということ。
・前回親権者変更をした後に、事情が変わっていると判断したこと
・とりあえず1回、調査官も息子’sと面談したいな

という感じでした。
その感想を述べよ、と言われても『ぁー・・・うん』としか言えない・・・。なんて言えばいいの。全部、私の知ってる通りだし。

ただ、児相が相手方に誓約書を書かせているとか、なんか被害妄想で喚いているとかは知らなかったので、鼻で笑ってしまいましたがね。

児相も家裁も中立ですよ。スイスですよ。

画像2

続いて聞かれたのは、パートナー・トトさんの話でした。

トトさんの、これまでの婚歴とか出身地を聞かれたり、仕事の内容、出勤時間や帰宅時間、それによって夕飯は一緒に食べられるのか...etc

息子’sを引き取ればステップファミリーになるわけで、その辺も詳しく、そしてしっかり家族として機能するように、という意味での質問なのかな、と。

あまりにもトトさんの話が長かったので『本人来てますけど、呼びます?』って思わず言うくらいでした。実際呼びませんでしたが『わざわざ来てくれてるんですか!なるほど、ふんふんふん』って感じで、来てるだけ高感度が上がるトトさん。策略通りだったよ、トトさん。

画像3


そんなこんなで最初の30分が終わり、続いて相手方の調停に。

しかしなぜか、相手方の30分が過ぎても電話が鳴らない・・・。

え、ここ電波悪いって東京家裁の人言ってたけど・・・そのせい?さっき繋がってたのに?え、なんで?45分経ってますけど!私の番は!?

だだっ広い部屋でポツンとソワソワ。だれか状況報告カム。


ソワソワして20分経った頃、ようやく地元家裁から電話が。

何かと思ったら、相手方が資料を読んでなかったらしく、それを読み終わってから質問してて時間掛かったらしい。

調査報告書のことだろうか。だとしたら読むの遅くね?6ページしかなかったぞ。言葉難しすぎて読めなかったか?っていうか、そもそも読んどけよ。

蘇る4年前の調停。

オマエ・・・前もやったよな。嫌がらせか。

そんな過去に思いを馳せながら、急ピッチで進む私の面談。

でもたぶん、大して質問がなかったらしく『相手方はあなた個人の収入がないのを気にしていて・・・』とその話だけでした。

そう。私、事実婚で専業主婦っていう身分なさすぎ人間なの。

調停員①さんからは『パートナーの方と籍を入れたり、・・・あ、派遣社員とかは?』とアドバイスなのか何なのか分からない打診を受けました。

まぁその辺は何とかする手筈がついたので、問題もなくなりましたが、とりあえず3回目の調停前には給与明細か何かを送ればクリアです。

時間がおしているせいもあったのか、2回目の調停は爆弾投下も何もなくサラーッと終わりました。

3回目の調停は10月。これまた遠いな・・・。

その間に調査官は、息子’sと面談するとのこと。

やっとここまで来たかーっという感じです。

息子’sと全く連絡が取れなくなった私としては、当事者の内に入る息子’sが現状をどこまで把握できているのかが分からないので、調査官が面談をすることで息子’sが正確な状況を聞けるまたとない機会となるのです。

どういう結果になろうとも、早く息子’sに状況を知らせてあげて!って気持ちでいっぱいの今日この頃です。

こっちとして、もう学校に近くて広い家に引越したからいつでもカモーーーーン!!!です。

借金地獄に仏!生きる活力になります!