「お母さんはウソつくの?」私が物事を自分で判断するようになった契機
こんにちは!Urakoです!
Fake News、偏向報道やヤラセ、巷ではウソや誤った情報が跋扈している。一方で、インターネットの普及により情報の価値は落ち、誰でもどこでも簡単に手に入れることができるようになった。
国の政策もググれば簡単に賛成意見と反対意見を見つけることができる。
そんな今の時代に「自分で考え判断する能力」が必要となっているのは言うまでもないだろう。
しかし、答えがある問題を解かせ、言われたことを言われた通りにやるのが正しいとする今の教育を受けるだけではその能力を身につけることは到底不可能である。
そんな、教育を受けてきたにもかかわらず、なぜ私は「自分で考え判断する能力」を身につけることができたのか?それをこの記事で紹介していこうと思う。
契機
はじめに答えを言ってしまうと、私が物事を自分で考え判断するキッカケとなったのは、「母が嘘をついたこと」である。
正確に言うと自分と友人、お互いの母親の言っていることが異なっていたのだ。
子供の私にとって学校と家、いつも行くスーパーがこの世のすべてで、その世界の教科書、「正しい」の基準は両親であった。子供にとって親が絶対な存在であることは皆さんも理解できるであろう。
親の言うことは絶対に正しい、親に聞けばなんでも分かる、親が間違えるわけがない。まさに、子供の私にとって親は自分の世界の秩序そのものであったのだ。
しかし、ある時友達との会話でお互いの母から聞いたことに齟齬があった。
私にとってこれは世界を否定されるような驚愕の出来事だった。
母が間違えるわけがない。間違ってはならない。
しかし、現にお互いの母の言ったことが食い違っていたのである。
親は絶対、これは友達の母と言えど、同じ「親」であるがゆえ変わることはない。
まさか、私の母は嘘をついたのか?それとも友人の母が?
その瞬間、私は「親も間違えることがある」のだと気づいた。
親と言えど先生や近所のおばちゃんと同じ人間なのだと。人間誰もが間違えることがあるのだと。
もちろんこんなにハッキリと理解したわけではなかったが、当時の私が漠然とその可能性に気づいた瞬間であった。
この出来事以降、私は先生の意見やテレビで言っていること、教科書の記述と異なることなどと遭遇するたびに、「物事は自分で考え判断しなければならない」のだと強く感じていった。
私がここで強く伝えたいのは、子供達に両親や学校の先生の言っていることが100%正しいとは限らないということをつたえ、また気づかせて”自分で判断する癖を”つけさせることが大切という事。
自分で判断する能力のない人間は、人の意見で自分を固めるスカスカな人間になってしまうし、さらに詐欺などの犯罪にも騙され易くなってしまう。
また、自分で考える力のある人間、自分の意見を持っている人は非常に魅力的だ。ある企業の面接官が言っていたが、「自分の意見のない人間はすぐに分かるし、決して採用しない。仮に採用してもその後結果を残せる人間はまずいない」と。
つまり、その能力のない人は社会に出てからかなり苦しい思いをすることが予想できる。
まとめ
私が自分で判断するようになったキッカケは「親の言うことが100%正しいとは限らない」と悟ったとき。
自分で判断する能力は生きていく上で必要不可欠の能力。無いと人生ハードモード。
ぜひ子供のうちに自分で考える癖をつけさせてあげてほしい。
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