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(続)ライン絵文字「複製」問題

「ライン絵文字、どこまで似ていたら「複製」になるのか」問題の続きです。

黒猫の絵文字の審査通過

まず良い話から。

無事、黒猫の絵文字が審査を通過して、販売開始になりました!!https://line.me/S/emoji/?id=5fd30b0150fe1f79ba052e13

ぜひご覧ください。気になったら購入して使ってみてください!!笑

「複製」と判断されたスタンプを販売中止したら審査通過

結局のところ、「複製」問題は解決できていません。(失礼しました)それ以前に、このnoteからご覧いただいた読者の方は何のことかわからないと思います。気になったら、下のnoteからご覧ください。

上のnoteに書いた通り、複製と判断された三毛猫の絵文字を販売停止して、再度審査依頼をしたら、無事審査通過しました。三毛猫の絵文字はあまり売れていない絵文字だったので、まあ仕方ないです、と、あきらめました。ちょっと残念です。。。

すでに販売済みの「三毛猫」絵文字は利用可能

さて、販売停止した「三毛猫」絵文字ですが、販売を停止しただけなので、すでに購入済みの絵文字は使えます。つまり、世の中には両方存在するし、両方使える人もいます。まあ、当たり前ですね。

これまで10個くらいしか売れていないような気がするから、むしろプレミアム絵文字!!笑。

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ご購入いただいた方、ぜひ、末永くご利用ください!

そもそもなぜダメなのか?!

というように両方使えるわけですから、ますます、この制約条件が存在する理由がわからなくなりました。たぶん、類似のスタンプが大量に申請されるからですよね。

色違い等の類似のスタンプが大量に販売されることになり、ユーザが欲しいスタンプを探すのに困るというのが理由でしょうか。

でもよく考えると、すでにスタンプの数は飽和状態、もっというと、あふれるくらいあります。もはや一覧から探すのは無理、検索しても大量のスタンプが候補になります。つまり真に欲しいスタンプを見つけること自体が困難になっています。

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販売サイドから考えても、スタンプの種類が少々増えたところでデメリットはなさそうです。スタンプ保存のためのストレージ容量は増えますが、全体量から考えると微々たるものではないでしょうか。

もう少し基準が緩くなると、クリエイター側、ユーザ側ともにメリットがあるのではないでしょうか。

〇〇さん専用スタンプ

名前〇〇の入った「〇〇さん専用スタンプ」なるものが大量に販売されています。最近は専用のカテゴリができたのでスタンプショップが埋め尽くされることはなくなりましたが、一時、同じ絵柄で名前だけ違うスタンプで埋め尽くされました。まさにこれが懸念されていたことのように思います。でも今では改善されました。

さらにスタンプ内にテキストを埋め込めるカスタムスタンプができたり、メッセージを埋め込めるメッセージスタンプもできましたので、名前を入れたいというニーズには応えられる環境になったということでしょうか。

それにしても、名前が入っていたら異なるスタンプ、三毛猫でも黒猫でも同じような輪郭、同じような構図であれば複製とみなす、という使い分けの基準、線引きには謎が残ります。

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大人の事情?!

さらに前回のnoteで書いたとおり、完全に審査通過しないわけではない、という謎。

ただし、以下の項目に該当する場合でも、絵文字の内容や配布地域、クリエイターの属性などの事情により、適切と判断されることがあります。

この「事情」の意図は?!本当は複製に該当するスタンプがある。でも一度審査通過して販売開始したものを今更止められない、という大人の事情があるのでしょうか。いっそのこと、OKにしてしまえばいいのに。。。

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なぜ同じようなスタンプを提供したいのか?!

なぜこの話題にこだわるのか、その理由を書いておきたい。

LINEはカップルで使うこともあるし、夫婦や兄弟で使うこともあるでしょう。同じような好みだったら、ちょっとだけ違うスタンプを使ってみたくないですか。例えば、猫好きのカップルがいたとして、それぞれが三毛猫と黒猫のスタンプを使うのもいいと思いませんか。そんなとき、日々のコミュニケーションで使いたいスタンプ(種類)って、ありますよね。

例えば「おはよう」とか「おやすみ」とか、テッパンのスタンプ。

スタンプの審査基準にあるように、わかりやすい表現を考えると、同じような構図になってしまうんです(画力の問題か??!)。無理に構図を変えようとすると、わかりやすくない表現になるかもしれません。やっぱり、同じような構図の色違い・柄違いのスタンプの需要って、ある程度あるように思います。

絵文字のサイズで同じような構図を回避することが難しい

更に絵文字になると難易度が上がります。絵文字でどこまで構図を変えることができるのか?

スタンプのサイズは、380×320と比較的大きく、画面上でも大きく表示されます。一方、絵文字は、180×180で作成し、さらに画面上ではかなり小さく表示されます。よく使うシーンを想定し、小さなサイズでも視認性の高い構図となると、かなり限定されます。目鼻口耳のあるキャラクタを考えてみてください。目の違いで感情を表現しようとすると、やっぱり適切な表現方法・構図って限られてきませんか?!

やっぱり、いまの基準でよい作品を作り分けるのは無理があるように思います(画力の問題か?!)。

今後は、

いちクリエイターとしての意見は、以上の通りですが、それ以前にスタンプや絵文字が販売できるのはプラットフォームがあるからです。

この点は感謝、感謝です。

文句を言っていても仕方なく、プラットフォーマーの決めたルール上で頑張るしかないわけです。

LINEさんがスタンプの売り上げからクリエイターに払う比率を上げようと思っても、Appleさんのプラットフォーム上で支払わなければならない比率を超えられないのと同じ構図です。

ということで、これからも基準が緩和されることを期待しつつ、ルールの中で頑張ります!!

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