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【創作Tips】ホロスコープから決めるキャラ誕生日

自分は創作キャラの誕生日を決めるのが苦手です。なかなか思いつかない。
なので、ホロスコープに関する色々なツールや解説サイトに頼ってまとめています。
本記事では、その内容をご紹介したいと思います。

オススメサイト・ツール・書籍

【Webサイト】
「今日の月」
誕生日を決めるだけなら太陽+月だけでもOK
https://moon-cycle.net/moon_sign.html

「リアル西洋占星術」
解説+小惑星のアスペクト網羅
https://horofor.com

「Star Navigator」
一覧性の良さはここ
https://www.arijp.com/horoscope/index.php

【PCアプリ】
「キャラの星座決めアプリ」 
水煮さんがコラボしたPCソフト。自分はここを基準にしてます
https://applechair.sakura.ne.jp/circuit/game/hoshi

「microcosm」(※)
デスクトップアプリなので、作品・キャラホロスコープの調整にオススメ
https://github.com/ogaty 
※アプリケーションファイルでの配布は2022/01/26現在不可の模様

プログラムの公開はされていますが、現時点でPC用実行ファイルについては不明です。プログラミングソフト「Visual Studio Express」等をダウンロードしてビルド(コンパイル)する必要があると考えられます。
ミラーサイト(ファイルを確保してあるサイト)については不明。現状はホロスコープ作成サイトで行うのが無難かもしれません。

【書籍】
「今日の推しの運勢」(著:LUA/出版:ホビージャパン)
「誕生日が分からなければ、推しのイメージカラーで決めよう!」というスタイルの解説本。もちろん性格から太陽星座を決めてもOK。CPであれば相性を元にそれぞれの星座を決めても良いかも。

知っておきたいこと

※素人なりの解釈です。覚えることが多いですが、基本は「太陽星座」「月星座」をベースに決めることだけ覚えて下さい。

ホロスコープでは、太陽以外にも月や火星など、地球を除く太陽系天体やそれらが位置する星座によって、総合的な性質を表現します。

○○星座:「○○」という天体がその時点で位置している星座(サイン)。天体が位置する星座の組合せで総合的に読み解きます。
逆行:ホロスコープの図上では「R」に線が入った記号が用いられます。天体が(見かけ上)前の星座に向かう。「前に進まない」「過去を振り返る」と解説されることがあるようです。

「年」未満の単位で読み解く天体
太陽:「目標」「生きる意義」「行動原理」を表す。「星占い」の分類はここが基準。
:「内面」「感情」「意識」を表す。基本は太陽星座と月星座の性質を合わせて「性格」として読み解くとよいかもしれません。
水星:「知識」「思考」「コミュニケーション」を表す。
金星:多くの解説で「恋愛」の星とされますが、「美意識」「興味を惹かれるもの」という風に捉えても良いかも。
火星:内外面における「エネルギー」の使い方を表す。特に外面においては、置きやすい「争い」「トラブル」の性質について読み解けます。
「年」単位で読み解く天体は、今回の「誕生日」決定よりも「年齢」に関わるので、解説はサイトに委ね、ここでは割愛します。

参考: https://horofor.com

ホロスコープの○重円の用語
ネイタル(出生図):生まれた日時でのホロスコープ
プログレス:現在の内面の変化
トランジット:現在の外部環境の変化

キャラクターのホロスコープの決め方

まずは概要から。

①「キャラの星座を決めるアプリ」、または書籍「今日の推しの運勢」で太陽星座を決定。
②内面の傾向から月星座を決定(参考サイトなどを参照)
③あとはホロスコープアプリやサイトで、水星・金星・火星の星座やアスペクト(※位置関係による吉凶)などで日付を確定。誕生年(年齢)は木星・土星……と外側の天体で決めていきます。

①~②までやっておくと、この時点で日付は(誕生年の年内で)2~3日間に絞れるようになります。
その理由は、12星座(360°)を、太陽は約30日/星座、月は約2~3日/星座で移動するからです。太陽はおおむね「(年月日の)月」に対応します。
あとはそれ以外の天体(水星~冥王星)の位置で「この天体はこの星座」と決めるため、年単位で調整していきます。

>楠陽介・美月(双子)の場合
双子の場合、「根っこの気質が共通している」として考えます。そうでない場合は気にせず決めていきましょう。

①「キャラの星座を決めるアプリ」を使用して、質問に答えていきます。大まかな気質から、火・地・風・水の4属性に絞られ、その属性を持つ3つの星座とヒントから「これ」というものを選びます。

>陽介・美月の場合は「共感」「共同体」を表す「水属性」、そのうちの「うお座」(2/19~3/20)にしました。ここで月単位で確定。

②「月星座を決める」では、「moon-cycle.net」や「horofor.com」で月星座の性質を見ながら決めていきます。

>陽介・美月の場合は「非日常」「クリエイティブな発想」という点で、月星座も「うお座」としました。「microcosm」で検討している状態です。月の位置を四角で囲っておきました。内側の記号が、天体が滞在している星座です。ここから、3/16-17まで絞り、天体間の位置関係を比べて「3/17」に決定しました。

楠陽介・美月

③その他の天体は、未来・過去設定でも「年」までは一応決めておくとよいです。また、時刻は不明であれば正午(12:00)固定で調べてもよいですが、細かく設定したい場合は決めてもよいでしょう。現代ものであれば各種サイトもよいですし、未来・過去設定で対応していない場合は「microcosm」を使って誕生年を探るとよいでしょう。

>陽介・美月の場合は「作品の初投稿日」を現在の年齢としたので、そこから計算して誕生年は決まりました。時刻は正午固定にしています。

あとがき

個人的に、占いを現実に用いるなら「当たるも八卦当たらぬも八卦」の精神が大事だなと思います。所詮は人の予測なので、「天気予報」のようなものであり、その日その日で結果が変わることだってあり得ます。

それに、自分で占おうとしたとき、「バイアス(思い込み)」が強いために結果の解釈を誤ることも十分にあり得ます。これを分かった上で、自らの占いについては客観的に読み解きたいものです。

まあ、創作キャラについては「誕生日を決めたいからこう決めた!」で良いと思っています。現実について占わないなら上の一節は忘れて下さい。現実は複雑ですが、創作は多少デフォルメしたっていいので!(Twitterで話題になっていた件を思い出しながら)

本題でも書いたとおり、基本は「太陽星座と月星座」で十分に決まりますが、誕生年まで決めておくと、ホロスコープによって解釈の幅が広がるのでオススメです。

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