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#2 Tier 4 VISA取得への道 -英語編-

留学に必須条件であるTier 4 Student VISA。
これは学校が指定したIELTSスコアを取得することで発給される。
学校が課したスコアはOA5.5(each 5.0)。

私は英国の大学・大学院留学ではなく、
University College内のCollegeコース(1年)に留学した。
日本での専門学校に近いコースかな。

下記に分けて簡単に私の場合を説明する。


  1. 学校が要求したIELTSスコア

  2. 大人のやり直し英語

  3. IELTS受験


1. 学校が要求したIELTSスコア

私が志望したCollegeコースは専門学校に類似した内容。

日本人の英国留学が盛んだった2000年代、語学留学にTier 4 Student VISA(IELTSスコア取得必須)は要求されていなかった。
つまり出願して学費を納めれば簡単に留学できたのだ。

前述した2000年代のブログを読む限り、
私が志望したWrittle University Collegeでも当時は語学留学の側面が強く、
ついでに花の勉強(その逆も)という感じの人が多かったと伺える。
(※2年のCollegeコースを終えた後、さらに語学学校に入学し数年過ごして永住権を取得する外国人留学生が一般的に多かったと推測。)

しかし、十数年ほど前から英国国内で噴出していた移民への不満(自国民の失業率増加、若年層の就職機会損失等)を解消するため、英国政府は様々な分野で外国人の数を削減し始めた。IELTSスコアをCollegeコースに課し、学生VISA取得(Tier 4 Student VISA)を必須としたのは、一定レベル以上の人材でなければ不要と言っているも同然だ。英語が全く理解できない外国人は簡単には入れないぞ、と。

前置きが長くなったが、とはいえCollegeコース。
必要条件はOA5.5以上(各5.0以上)
身の程しらずなので、簡単に越えられると思っていた。

結局、働きながら0から英語学習をやり直した。
予定の倍以上(約7ヶ月)かかった。
OA5.5 (L6.0, R6.0, W5.0, S5.0)の💩スコアでギリギリすり抜けた😂


2.大人のやり直し英語

ここからは大学・大学院留学を目指す人は飛ばしてください。
💩スコアなので参考にすらならない笑

前述したが私は英語が苦手だ。
嫌いではないけど苦手。全て暗記と雰囲気で乗り切ってきた。酷い。
社会人10年以上、英語とは無縁の生活。
何となくラジオ英会話を聞いても1ヶ月でフェードアウト。
そんなレベルではIELTSでスコアなんて取れるはずもない。

とりあえず、再度受験生になった自分のレベルを知るために未対策で受験。
結果OA4.0だったかな。
Speakingが3.5だったと思う。(結果は破り捨てた😂)
初回受験から1ヶ月後くらいに2回目を受けて同じような結果。

これは0からやり直さないとダメだと気づいた。

そこでまず、NHKラジオの基礎英語レベル2、3の問題集を解いた。
(一応英検3級だけは持ってる。中学校で受けさせられた。)
理解していなかったところをコツコツ埋めて行った。

次に大学受験用の参考書に移った。
薄い文法書の例文を音読しながら何回もノートに書いた。
並行してIELTS公式過去問、IELTS参考書、オンライン英会話&総合的な英語学習も進めていった。
参考書関係はリストにして後述する。

最近では”書く”ことは無駄のように言われている英語学習法。
IELTSにはWritingがある。時間制限もある。スペルミスも避けたい。スマホやPCばかりで鉛筆を握って、長時間文字を書くことから遠ざかっていた。

ならば……書いて書いて書きまくって慣れてみるか。
そのうちスピードも上がるだろう、という昭和の根性論でやり始めた。
とは言え、私は文字を書くのが好きなので、結構楽しかったよ。


使用した参考書
《基礎》
・NHK基礎英語 書いて確認 1週間でマスター 中2の英文法  
・NHK基礎英語 書いて確認 1週間でマスター 中3の英文法
・大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編

《IELTS試験対策》
・文脈で覚える IELTS英単語
・実践IELTS英単語3500
・実践IELTS技能別問題集ライティング
・ELTS 11, 12, 13, 14  Academic Student's Book with Answers with Audio

《英語学習》
・Cambly オンライン英会話
・英語の達人(オンライン英語レッスン、約6ヶ月受講)


3.IELTS受験

もし、この記事を読んでるあなたが30代後半以上の年齢であれば
今すぐこれを念頭に置いてほしい。

IELTSは自分の膀胱との勝負だ。
試験は前日から始まっている。

試験は午前中から始まる。
IELTS UKVIならば試験室へ入室する前から、指紋登録などで長蛇の列ができトイレを我慢しなければならない。
入室後は簡単にトイレへは行けない。
8時過ぎくらい〜12時近くまでトイレには行けない。
(入室後に全員が着席するまでの待ち時間、試験前の説明+L,R,W 合計2h45m ぶっ通し)

朝食と共に緑茶や紅茶を飲んではならない。
入室前にトイレに行っても必ず行きたくなる。

色々試した結果、前日の就寝前から水分は水のみにすることで安心して受験できるようになった。
頻尿な方は信じてほしい。

試験はやるしかない。以上。


いないと思うけど、もし私の受験記について知りたい方がいたら
連絡ください。

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