自創作キャラ設定まとめ

現在投稿されている小説内に登場する人物の詳細な設定や人物との関係性をまとめています。
※一部キャラクターのみ

カタフニアの設定

登場作品:珍しく素直な話

 カタフニアは陽炎/蜉蝣(かげろう)の魔女。

 蔑称として、宿り木(イクソス)と呼ばれることもある。
 本来、カタフニアは陽炎/蜉蝣の魔女で儚いものの象徴
 象徴されるように、カタフニアの魔女としての性質は、
 陽炎のように捉えづらく蜉蝣のように儚く短い命だが、

その一瞬とも思える一生における美しさ(魔女にとって美しさは力)はとても言葉にはできないほど

というもの。
 そのため、本来は非常に短命であるはずだが、
カタフニアは幼い頃から無意識のうちに虫や植物、小型動物から細々と生気を吸い取っており、陽炎/蜉蝣の魔女としては異例の長生きである。
 本来の寿命であれば、10代後半までぎりぎり生きられるかな、くらい。
 その他の命を奪って生きていたことから、
他の魔女たちによりまるで宿り木のようだ、と忌み嫌らわれ、蔑称が付けられた上呪いを受けた。

 その後、自身にとって大事な存在であり、片想い(無自覚)相手であるボルボレッタと喧嘩別れしたことにより、以降呪いの進行は著しく早まる形となった。
 また、上記のことがあり、生気を奪うこともやめていたが、蓄えていた寿命が尽き始めたことにより、ボルボレッタへの気持ちを自覚。
 「まだ死にたくない」と強く思った瞬間、魔法を無意識に発動させ、暴発。
 自身が研究室を置いていた拠点を中心に、ありとあらゆる生き物が死滅し、それらの生気がカタフニアの寿命の糧として奪われた。
 該当地域は深い森に覆われた山岳地帯であったが、ほぼ壊滅状態になり、現在は魔法により修復されてはいるが、動物などは依然少ない模様。

 現在は、暴発した際に得た寿命を消費する形で生存しており、生気を吸い取るようなことはしていない。
 なお、呪いが溶けた場合、カタフニアが溜め込んだ寿命を使い切った時点で死亡、または、身近な人間の生力を奪って生きることとなる。

 呪いの効果は陽炎/蜉蝣の魔女としての特性を奪うこと
(美しさの剥奪=死)で、
呪いが全身に行き渡った時点でカタフニアは死亡する



蛇傘一族設定集

登場作品:蛇傘一族の話。

【蛇傘一族】(ジャカサ-イチゾク)
ねこっくり全勢力に必ず一人は属し、一族の滅亡を防ぐことに重きを置く家。
元々は狐の世襲制だったが、全勢力に一人ずつ所属することになった時、
当主争いによって滅びぬよう、勝った勢力に属す家が次代当主、宗家となることを定めた。
また、勢力より一族を重んじるため、所属勢力を裏切ることも厭わない

それぞれ、
猫→蛇傘(じゃのかさ)
狛犬→蛇傘(へびがさ)
狐→蛇目傘(じゃのめがさ)
狸→蛇傘(へびのがさ) という苗字。

現宗家、猫

元々本家は、狐の「蛇目傘」である。
初代当主が、大蛇(妖)と混ざり、今の蛇傘の元が生まれ、
複雑な結婚の仕方と子供のうみ方して、最終的に今の蛇傘になった。

また、唯一、本家筋の狐だけが完全なお面であり、
他はどこかが欠けた、完全ではないお面をつけている。
(また、当主は決まった場所に、「蛇」の刺青を入れることになっている。)

「蛇傘 涙」(ジャノカサ-ナミダ)
20歳 大学生 167cm 6月1日生まれ
蛇傘一族現当主

『猫のお面。武器は火縄銃。鳥居をくぐると強くなります。
綺麗な数珠がお守りです。好きな色は橙色。日没とともに戦闘開始です。』

泣き虫でちょっとおどおど系意地っ張り。表情豊かで見た目の印象とは違い、かなり友好的。
青い目に腰辺りまでの茶髪ロングで、ピアスとイヤーカフをつけている。
運動神経は良い方で、幼い頃から訓練を受けているため、戦闘能力も高い。
しかし、基本的に戦闘を避けるため、能力の高さを知るものは少ない上に、これからも知られることはない。

従姉妹三人に甘やかされていて、涙のために三人ともが力を尽くす。
そんな従姉妹三人のことをとても大切に思っている。
一番蛇の血が薄い

一度も人を殺したことがなかったが、五十嵐晴を本人に頼まれて殺す。
それからしばらく悪夢、幻覚を見るようになる。

一人称/私 二人称/貴方、〜さん 年下は〜ちゃん
年上の従姉妹、牡丹と霧姫は名前にお姉ちゃん付けで呼んでいる。
同い年の従姉妹、蛟のことは蛟ちゃん呼び。
今時の女の子らしい普通の話し方。

《五十嵐晴との関係》

晴さんが仕事の休憩中にいる公園にて絡まれているところを助けてもらい、一目惚れ
それ以来、公園と美容室に通いつめている。初恋だからか芽生えた気持ちを少々持て余している。
一途で、晴さんには何をされても何を言われても許すほどに好きでいる。

「蛇目傘 蛟」(ジャノメガサ-ミズチ)
20歳 大学生 170cm 8月1日生まれ
とある決まりにより蛇傘一族影の当主。一族の裏仕事を主にしている。

『狐のお面。武器は千鳥鉄。鳥居をくぐると強くなります。
椿の髪飾りがお守りです。好きな色は紫紺色。夕日が沈むと戦闘開始です。』

無表情でほぼ無感情。見た目はチャラそうに見えるが、クール。
赤い目に左半分目が隠れるほどでぱっつん、右半分目に掛かるくらいに切った前髪に、
全体的に短いがうなじの上付近だけ長く腰程まで伸ばした黒髪で、ピアスとイヤーカフをつけている。

初代と大蛇のあいだに生まれた二代目に先祖返りしていて、二代目そっくりである。
また、そのせいか蛇に近く、身体に少し鱗があり、舌も二股に分かれている上に、牙も生えている。
そして、ピット器官とヤコブソン器官を持っている。
運動能力も高いが、元々持っている器官と狐の能力、武器の操作が巧みで、一族1の強さを誇る

一族の人間、特に従姉妹三人に対して甘く、お願いされると断らない。三人のやることすべてを肯定し、奨励する。
一番蛇の血が濃い

当主の身を守るため、従姉妹三人のため、一族のため、手にかけた人間は数しれず。
これからも、それをやめることはない。

一人称/私 二人称/貴方、君、〜さん
年上の従姉妹、牡丹と霧姫はさん付けで呼んでいる。
同い年の従姉妹、涙のことは涙ちゃん呼び。
他人は基本、二人称でしか呼ばない。
堅苦しいほど丁寧な軍人っぽい敬語で話す。

「蛇傘 霧姫」(ヘビノガサ-キリヒメ)
24歳 社会人 162cm 5月7日生まれ
当主の護衛兼監視役。主に涙を担当。

『狸のお面。武器は短刀。人の影を踏むと強くなります。
 綺麗な数珠がお守りです。好きな色は藍色。雨が止んだら戦闘開始です。』

飄々としているようで感情の起伏が激しく、煙に巻くのが好きなようで激情型。
紫色の目に肩甲骨辺りまでの長いベージュに近い髪をハーフアップ風にしており、
一部藍色のメッシュを入れていて、ピアスとイヤーカフをつけている。

代々狸の家は一族の誰かに恋焦がれるため、「自分だけは違う」と思っていたが、
血には逆らえず、蛟を好きになってしまっている。
涙とは恋愛仲間。お互い恋愛相談し合っている。

運動能力は高いが、戦闘には消極的。能力使用、化けることに関してはピカイチ
蛟、牡丹とは違い、一族のことより快楽を優先しがちだが、
それでも蛟のため一族の害になることはせず、排除する側に回る。
二番目に蛇の血が濃い

戦闘時はガスマスクに狸面が合体したようなお面をつける。
涙の護衛を務めることが多いため、あまり人を殺してはいない。

一人称/私 二人称/貴方、あんた、〜さん、〜ちゃん、〜君
年下の従姉妹、涙はちゃん付け、蛟はさん付けで呼んでいる。
同い年の従姉妹、牡丹のことは呼び捨て。
女言葉で話す。

《蛇目傘蛟との関係》
蛟の父の葬儀のときに一目惚れして、それからずっと片想い。
蛟は霧姫が一族の人間なのでどんな願いも叶えてくれるのだが、真の意味で想いに応えられず、
また霧姫も応えてもらえないことを理解しているため、その寂しさから誰とでも寝ている。いわゆるビッチ
しかし、蛟も少し霧姫に対し、執着を抱いている。

「蛇傘 牡丹」(ヘビガサ-ボタン)
24歳 社会人 170cm 11月29日生まれ
当主の護衛兼屋敷の防衛担当

『狛犬のお面。武器は仕込み刀。水溜りを覗くと強くなります。
 小さなビー玉がお守りです。好きな色は浅葱色。雨が止んだら戦闘開始です。 』

明朗快活、にこやかで面倒見がよく優しいが、好き嫌いがはっきり態度に出る。本気で怒ると誰よりも怖い。
緑色の目に長めの前髪と肩甲骨下までのポニーテールで、ピアスとイヤーカフをつけている。

狛犬の家が宗家になったとき、一族を揺るがす大失態を犯した為、代々当主に仕える家となったことを
「逃げた」と蔑んでおり、他の三家の負担を増やしたことを申し訳なく思っている。
運動能力が高く、純粋な戦闘能力は蛟に並ぶ。
三人とは違い、狛犬の能力を屋敷に貼っている結界に割いているため、
能力はあまり使わないが一族で二番目に強い

一族第一でありみんなのことが大好きで、皆が幸せになることを願い、そうなるように行動する。
蛟とはそういう意味では同類。
二番目に蛇の血が薄い

戦闘時はお面と口輪を装着している。
戦闘狂の気があり、一族に仇なす者から関係のない者まで、等しく手にかけている。

一人称/私 二人称/お前、貴様、呼び捨て
年下の従姉妹、涙と蛟、同い年の従姉妹、霧姫、全員呼び捨て。
他人は基本二人称呼び、たまに三人称。
傲慢で不遜な話し方、稀に自尊敬語を使って話す。

《五十嵐千春との関係》
道に迷っているのを助けた結果、のちのち再会し知り合い程度の仲になるが、
小さい子にしては、敏いなと少し気になっている。
また、たまたま猫狐狗狸戦で正体を知らずに戦った千春に重傷に追い込まれた挙句、
見逃されたことに一族の名を汚されたと目をつけている。
そのとき、体に刺さった矢を抜き、自分の左目を抉りとって怒りを体に刻んだのだが、
とあることから千春とよく交流することになり正体を知って、
好敵手を失った残念な気持ちと、幼子に申し訳なさを感じさせるようなことをしてしまった後悔から、
千春が怪我した時は手当くらいさせてもらおうと思っている。
当初恋愛感情等はなく、自分以外に殺されることだけは断じて許さないという気持ちだけがあったが、
のちのち執着心が芽生えうっかり手を出してしまう。
彼女のためなら、神様でさえも殺す覚悟がある


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