ホスピスでのある日のケアプラン。
私は週1午前のみのアロママッサージボランティアなので、患者さんにタイミングよくトリートメントを提供するには限界があります。外来も担当しているので、特に入院患者さんは、その合間に訪室してトリートメントをすることになります。
この間の話。
脳腫瘍で入院中の患者さん。意思疎通はまだ可能も、会話の途中で話が分からなくなることがあるようで、本人もストレスを感じている様子。娘さんが付き添い中。
午前に訪室してご本人と娘さんにアロマトリートメントの承諾を取っていたけれど、準備して戻った時には、他のスタッフと面談中のため、他に時間が取れず、私はトリートメントを見送らざるを得なくなりました。
そのことをリーダーさんに相談すると、「午後に私がしとくね。午後に落ち着かないことが多いみたいだから。」と引き継いでくれました。
また、この患者さんは下腿の浮腫が強いので、足ができなければ「ハンドは?」ということで、この日は午後にハンドトリートメントをすることになりました。
午後にせん妄状態になる傾向のある患者さん。確かに午後に施術するのが良いプランかも。でも、もし午前に施術ができたら、午後のせん妄が軽度で済む可能性もあるかもしれない。そして、足ができなければ、ハンドができる。タイミングを合わせられないときは、チームプレー。
アセスメント、(看護診断ならぬ) アロマ診断 (注; 造語)、(看護計画ならぬ) アロマ計画 (注: 造語)、実施、評価、を引き続きしていこうと思います。