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メモアプリ作ってみた(2年ぶりアプリ

(相変わらず導入から脱線なので、DLは一番下へもしくは太字の所までどうぞ)

買い物行こうと町まで♪ 出~か~けたが~♪メモ帳~忘れて~不愉快な原~口さん♪
 つーことでメモ紙もそこら辺の切れ端使うから毎回定まらないし、ぶっちゃけ毎回忘れるんですよ。子供の頃は持ち物は3つまでに絞って絶対忘れないようにしてたけど、脳内記憶システムが大規模に構築された大人になれば覚えておける項目も増える。…だがしかし! 大人になったらなったで細かい用事で脳内リソース食ってもいられないんですよね。メイン案件以外は頭の片隅においておくのも損失というか、例えばゴミ袋買うことを忘れないようにお出かけするってさ、ゴミ袋と共にお出かけするのと同義なんですよね。(極論)
 んで削ぎ落としを突き詰めるとメモをするのもリソースの一つであるということに気づきまして、今までiPhoneだのAndroidだののメモ帳使ってもいまいち使いにくいというか、メモ帳開いてメモするまでにどれだけステップ踏むねん どこ触ったらええねん どこ見たらええねん このマークなんやねん 広告触っちまったがや 何考えてたっけ お、ねえちゃんいいケツしてるやんけぐへへ つーて結局使わずだったからやっぱ紙に戻る→持ち忘れる以下略。おれアホなん? いや、XXXXXすぎやろ、とまあ年単位でダラダラと考えてたんす。つうことでアプリを作ってみようかと。

つーわけでスマッフォアプリの制作は2年ぶりになります。
 以前焙煎モニターZENのアプリ化を検討して「焙煎中に電話かかってきたらどないすんねん」という根本的な問題から秒で却下した件はともかく、実験的に ”ゆるみくじ” などという気分高揚のためのお遊びアプリを作ってみた。ものの、ちょっと複雑なことをやろうとすると情報安全性の確保がどうにも複雑すぎてこれ焙煎モニターやら人工知能実装やらの難易度を軽くこえるというか、いや、AIの方はモジュール次第で軽くめまいなんだけどそれはそれで置いといて。

 とにかく2年ぶりにスマポン用のエディター触ってみたら まーーーー めんどくさい事。一生に数回しか使わない微細な機能がこれでもかというくらい積み重なって、さらに一文字間違えるだけで動かないなんて当たり前。え、そこにその文字列入れるのってどこで誰が言及してたん? 仕様書原文? はあ確かに動いたけど他で止まるぞ? へ、バージョン違いでバッティング? みたいな。
 しかもGoogleさんてば突き放し具合が半端なくクールで…いやこんだけ多機能で技術の進歩が早いと整備する暇もないんだろうし実装してくれることのありがたさよ。「こんな事もあろうかと」の巨大な塊を1つのパッケージにしてしまうのがすっげえGoogle! の、技術の蓄積! と言語開発系のエンジニア! とそれまであったであろう人類の経験値! けど、要するに使いにくいest。
 まあ やるだけやってみようと格闘ですよ。いや、息抜きで始めたに近いのにこっちの方が難解という…。

脱線終了。

で、

基本構想。

既存のアプリはとにかく使いづらい。見にくい。(個人的感想です)
  メモアプリに必要なことは サッとメモして、パッと見れて、スッと消せる、どの動作でも迷わない。自分が必要な機能だけでいい。余計な手間はかけたくない。使用中も開発にも手を抜きたい。まあ実装技術力が追いつかないというのが本当のところなんですけども、私による私のためのアプリ。実質は私利私欲アプリ。
 私は幸い焙煎モニターZENシリーズのインターフェイスを集中的に作ってきたので、操作がいかに思考を分断するかについて物理フィードバックを重ねてまして、ユーザーインターフェイスという自分の得意ジャンル(それが実在の能力かは疑問)を発揮してみようと、まあいつもの「石橋を叩いて結局泳ぐ」方向で、たかがメモ帳で風邪ひきそうですよ。

そして実装。

 だから全部ボタンにしちまえっ それ以外のこと排除しちまえっ って組んでたら なんか幼稚な色になってしまったけどシンプルで使いやすいかも?って組み上がってきた。
 最初はキーボードを押すのも面倒と思って操作の単純さのみを追求した結果、下のスクショのように50音ボタンでリストが検索されるようにしたんですよ。スーパーで買うものは何があっても候補に出してやるって感じで商品名リストの作成もして。

ひらがなで登録 初期バージョン

 エラーなく動くようになる頃までに充実してきたスーパーの商品リストではあったが漏れるものもあった。なので”ひらがなで登録”まで絞ってみた。"くっきんぐぺーぱー"とか。

テスト。

 でもイマイチだなあ。どこまで商品リストを積み上げれば納得できるか、世界中の商品名を網羅することの難解さを実感しつつ、これって正解のひとつなのか?ってテストリリースしてやさしい有志の方に使い勝手聞いてみた。
 ところが意外と使用ジャンルが晩メシの買い出しではなくてホームセンターだったりするでんがな。そうか、そうきたか。まあ焙煎工作クラスターとかだったんで当然といえば当然なんですけど。あと、買い物のついでにいろんなことやってるの、人間って。 知ってました?

再考。

 で、ああこれは届いてねえな…ってのと同時に、50音の並びって小学校か郵便局のATMくらいしか使わないから意外と迷ってる自分の指を発見。一度はDvorak配列で世界統一規格に靡(なび)こうかと思いもしなかったけど以前キーボードを改造してDvorak配列にしたら打ち込みに時間が100倍くらいかかったことを(略

Dvorak配列 =「負担なく素早く打てる」ことを目的に、アメリカの教育心理学博士に開発されたキーボード配列 ≒ 慣れるまで時間がかかる

出典:URACATA心の辞典

 んで見向くことさえ拒否していた普っ通~のキーボードを実装するという「やっぱ石橋渡るわ俺、最初からそのつもりだったし」っつー暴挙に。結果、リストエリアも拡大。

緑はいつものリスト、右がメインリスト
候補も出るし変換も可能に

リストパネルの操作はスピード感を重視。以前、会話しながらメモできなかったアプリの不自然さを潰せればいいんだけど。
 さらに、繰り返しの作業は減らしたい。まあボタンのスライドというかスワイプ?で項目をリスト間でコピーできるようにしたらこうなりました。

いつものリストからメインに追加したり、↑
いらない項目は削除したり↓

12キーや5段入力、手書き入力も対応しますw
終わったら捨てる

買い物しながら削除するにもサクサク。

とまあ作りました。自分のために作ったけど、意外と使い勝手が良いと好評なので、もしAndroidをお使いでしたらインストールしてみてください。
 個人情報などは一切収集保存していません。”メインリスト” と ”いつものリスト” だけがアプリ内の隔離されたエリアに保存されているのみです。

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あなたがもしコーヒーの焙煎をする人だったら「コーヒー焙煎モニターZEN」を使ってみてください。焙煎エンジョイ勢の必需品、研究系ロースターの再現性上昇にぜひ~ (つうかレビューがほどんど消えちゃったんですけどなんなんですかね…

DL

あと、以前PCがクラッシュしてデータ紛失のためメンテできないので遠くない未来に消える運命の前向きアプリ ”ゆるみくじ” もどうぞ~

今後も開発は続けます。もし早い段階で使ってみたいという不思議な方や、いっちょ乗っかったるかという優しい方はメール認証でアルファ版を使えますのでツイッター(えっくす)のDMでご連絡ください。(エンジニア系の方はご遠慮願います~)
よしなに~

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