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オーストラリアから日本へ。システムの信頼性を守る若きエンジニアマネージャー

株式会社TableCheck(以下、テーブルチェック)は、飲食店向け予約・顧客管理システム「TableCheck」と、ユーザー向け飲食店検索・予約ポータルサイト「TableCheck(以下、TableCheck)」を提供する日本発のITスタートアップ企業ですが、それらのサービスを日々支えているのは世界各国から集まった個性豊かすぎるメンバー。(2023年4月末時点で22か国籍!)そんな彼らの魅力をみなさんにもお伝えしたくて、noteで【メンバーインタビュー連載】をスタートしました!外国人スタッフ多数の職場ってどんな感じ?スタートアップ企業ってどんな人が集まっているの?魅力は?やりがいは?苦労は?などなど、彼らの多様な視点を通じて、お届けしてまいります!

今回はこの人!テーブルチェックのシニアサイトリライアビリティエンジニアでありながら、システムセキュリティも担当するアレクサンダー・ニコルソンさんです! 若いDevOpsエンジニアとしてジョブマーケットの現状などインタビューしました。

テーブルチェックのサイトリライアビリティ・エンジニアとして、具体的にどのような仕事をしているのか教えてください。
サイトリライアビリティ・エンジニア(SRE)としての仕事は、主にシステム問題への対応やユーザーが快適にシステムを使用できるように常にプロダクトの状態を維持することです。例えば、システムがダウンして予約ができなくなった場合、ユーザーの不満が募ってしまいます。このような問題に直面しないために新しいツールの開発や、インフラを監視できるようにしています。また、問題が発生した場合でも、システム障害の影響を最小限に抑え、なるべく早く解決出来るように取り組んでいます。

ではエンジニアとして、サイトの運営にあたって必要なテクニカルな部分を担当しているんですね?
その通りです。一般的にエンジニアはコードとアプリを作成し、コードされた内容を理解し、それが実践されたときにどのように動作するか設計するのが仕事です。それに加えSREは、アプリの具合をモニタリングするためのツールやシステムも開発する必要があります。アプリのスピードやエラーの数、ユーザー体験などを監視しつつ、カスタマーサクセスとデベロッパーを繋ぐ仕事をしています。

大学では何を勉強していたのですか? 
オーストラリアのウロンゴン大学でサイバーセキュリティを専攻し、コンピュータサイエンス(情報工学)を勉強していました。

ずっとオーストラリアに?
8歳の時にオーストラリアに行き、それから8年間、南オーストラリアで育ちました。そのあと大学生活をウロンゴンとシドニーで過ごし、その後に東京に移りました!

テーブルチェックに入ったきっかけは?
コロナの前、複数の会社からオファーを受けていました。大手のクラウド・インフラストラクチャ企業で働くか、テーブルチェックという比較的新しい日本の会社で働くか、悩みましたね。どうせなら!と思い、テーブルチェックに入社することを決めました。コロナ感染拡大の3週間前に東京に引っ越し、日本での生活とキャリアがスタートしました。

このご時世、エンジニアの需要はやはり高いですか?
そうですね、高いと思います。チームマネージャーとして、1年間で2つのポジションの採用を進めるために150〜200人の候補者と面接をしました。地球上にいるほとんどのエンジニアと面接をしたのではないかと思うくらいでした!特に大変だったのが、多くの候補者がすでに他社からオファーをもらっていることでした。私自身も毎日のようにリクルーターから採用の連絡がきます。優秀な人材を確保することと維持することが課題ですね。マネージャーとしてエンジニアの仕事だけが自分にとって大切な役割だとは考えていませんし、チームを率いることはエンジニアの仕事よりも重要なことだと思っています。

チームマネージャーとして、どんな取り組みをしていますか?
どうしたらいいマネージャーになれるか、まだまだ勉強中です。チーム内での取り組みとしてクリスマスに、プレゼント交換を企画しました。日本のお菓子を各国にいるチームメンバーに送りました。そのお返しとして各国からたくさんのお菓子をもらいました。とても楽しい企画になったと思います。

楽しそうですね!マネージャーポジションをされていますが、まだ若いのでは?
テーブルチェックの中でも若いほうだと思います。エンジニアの世界では年齢は全く関係ありません。いつこの業界に入ったかがとても重要だと思います。私は早くからエンジニアの道に進むことを決め、大学を卒業してすぐに仕事を見つけました。学ぶ意欲と努力さえすれば、年齢関係なく活躍するエンジニアにすぐなれます!

東京での生活はどうですか?
東京は大好きですし、暮らしやすさはこれまで住んだ中で一番かもしれません。オーストラリアとはだいぶ違い、人との交流などはできますが、それ以外のことが難しいと感じます。東京にもプラス面とマイナス面がありますが、私にとってはそのプラス面が自分に合っているので、とても住みやすいです。

最後に、仕事内外で達成したことで一番誇りに思うことは?
たくさんありますが一番は、システムをかなり古いインフラから変えたことですかね。メンテナンスが行き届いておらず、チームには常に連絡が入ってきている状態でした。何日かに一度は、システムの問題で午前3時ごろに通知がきていました。そこでKubernetesという、世界中の企業が使用している、非常に新しくて人気のあるツールを導入しました。それからは、1ヶ月に一回、あるいは2ヶ月に一回ほどに減りました。このプロジェクトは会社に大変貢献出来たと思います。

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【利用満足度No.1】飲食店・レストランの予約顧客管理システムなら「TableCheck / テーブルチェック

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