嘘とケーキ

嘘をつくのが上手い人は、あまり嘘をつかない人らしい。何言ってんだい。
どうも、上手い人が嘘をつく話の中で嘘が占める割合は、10%とか20%ぐらいのもので、あとはすべて真実を話すのがコツらしい。ただしそのちょっとの嘘が肝心要なのですが。

逆に嘘をつくのが下手な人はよく嘘をつくらしい。何言ってんだい。
まぁさっきの話の逆を考えればいいだけなので、下手な人が嘘をつく話の80%くらいが嘘になるという事かしら。

ただ嘘というのは重ねれば重ねるほど辻褄が合わなくなるし、破綻するのは必然。重ねれば崩れるという事で、真実でしっかりと土台をつくってその上にそっと嘘を乗せるのがやはり良さそうですね。

上手い嘘のこの、土台しっかりで上にチョンと乗る、占める割合が少ないけど重要な感じがショートケーキのイチゴに似ていると思う。
本当の事がケーキ本体で嘘はイチゴ。何言ってんだい。
だってイチゴを重ねると2個も積まない内に崩れるでしょう。重ねると崩れるという事で嘘と一緒。ってそんな事じゃなく。

メインのケーキ部分より、目立つところにある色鮮やかなイチゴに人は惹かれるのかもね。イチゴが乗ってなくてもケーキの味は変わらないけどやっぱり物足りなくなっちゃうのでまぁ大事なのか。

なんて書いてて思ったけど、最近はイチゴがクソほど乗ってるケーキ多い気がする。私の理論でいくと大嘘つきになる。残念でした。しかも大体のショートケーキって本体の中にイチゴめっちゃ潜んでるし。プロ詐欺師め。キウイとか入ってるやつ、お前は帰れ。

今回、とてもロジカルでアカデミックでインテリジェンスに富んだ有意義日記になったのですが、そもそもイチゴに対する不満を書こうとしてたらこんなことになってしまいました。

なんかイチゴって、イラストでキャラクター化すると可愛らしい感じになりがちですけど、可愛いかな？イチゴって。種のブツブツと細毛は目を瞑るとして、私はあのヘタの部分が可愛くないと思う。ざんぎり頭で全然美意識がない。ちゃんとカットとトリートメントしてほしい。


ちなみに私がイチゴ見て思う面構えはこんなん。

まず、画像のサイズの大きさに驚く。はるか昔にダウンロードした絵を描くアプリを起動して描いたけど勝手が分からなすぎる。そんな大々的にバン！と貼るようなモノじゃない。そしてわざわざ描くこともない。
ペンタブとかを利用していないので指で描いたけど、小学生がパソコンの授業時間に落書きした感がすごい。ただ、イチゴが可愛くないのは分かっていただけたかしら。憎たらしい顔だよイチゴはさぁ。

しかし私の名誉のために言わせていただくと、たった2秒で描いたにしては中々よくやってるな。利き手じゃない方で描いたし。手っていうか足で描いたかそういえば。忘れてた。
いやー、アナログで描けばクールベ並みの緻密で繊細な絵が描けるんだけどなー。ご存知ですか、クールベ？私のおじいちゃんの友達なのですが。1回だけ飯行ったかな。手描きの年賀状も毎年来るのでメルカリで売ってます。下手すりゃ億いくので、それで一年過ごすんだ。

う〜ん、どうも私は嘘と絵が下手みたいですね。よいしょ。

それではー。